畳が沈んだときの判断基準
畳が沈む原因は、大きく次の2つに分かれます。
- 畳そのものの問題
- 畳床の劣化
- 家具による局所的なへこみ
- 畳が湿気を含んだことによる変形
- 畳下・床下の問題
- 床板や下地合板のたわみ
- 根太、大引、床束など床組の異常
- 雨漏りや配管漏水
- 木材腐朽
- シロアリ被害
- 建物側の変形
一枚の畳の中だけが沈み、隣の畳や敷居に異常がなければ、畳店への相談が適している可能性があります。
複数の畳をまたいで沈む、床全体が上下に動く、敷居や柱が柔らかい、羽アリや蟻道がある場合は、畳を交換する前に畳下や床下を確認してください。
畳は、表面の畳表だけでなく、芯材となる畳床、畳縁などで構成されています。畳表だけを交換する「表替え」では畳床は残るため、畳床自体が傷んでいる場合は新畳が必要になることがあります。
畳だけか、床下まで確認すべきか迷っている方へ
株式会社プログラントでは、熊本・佐賀・福岡で、シロアリ、木材腐朽、床下湿気、害獣・害虫に関する現地調査とお見積りを行っています。
電話相談:0120-778-114
部屋全体、沈む畳、敷居、柱、巾木、周辺の変色が分かる写真をお送りください。
※畳の表替え、新畳の製作、畳の寸法調整だけが必要な場合は、畳店への相談が適しています。
このページで分かること
- 畳が沈む主な原因
- 畳自体の劣化と畳下の異常の違い
- 一枚だけ沈む場合と複数枚が沈む場合の判断
- 自分で確認できる範囲
- 畳を交換する前に調査した方がよい症状
- 畳店、工務店、床下調査業者の選び方
- シロアリを疑う追加症状
- プログラントが確認できる範囲
最初に確認するのは「一枚だけ」か「複数枚」か
畳の沈みを切り分けるうえで重要なのは、沈む範囲です。
沈む範囲による判断表
| 沈む範囲 | 考えられる原因 | 確認すること | 相談先 |
|---|---|---|---|
| 一枚の中央だけ | 畳床の劣化 | 隣の畳との感触差 | 畳店 |
| 家具の脚の位置だけ | 局所的なへこみ | 家具跡との一致 | 畳店 |
| 一枚全体が柔らかい | 畳床の劣化・湿気 | 反り・臭い・変色 | 畳店 |
| 畳の縁や継ぎ目 | 下地の段差・床板 | 敷居との高さ | 畳店・工務店 |
| 複数枚をまたいで沈む | 床板・床組のたわみ | 床鳴り・振動 | 工務店・床下調査 |
| 敷居や柱付近も沈む | 漏水・腐朽・蟻害 | 木部の柔らかさ | 建築・床下調査 |
| 部屋全体が傾く | 床組・基礎・建物側 | 他室・建具・ひび | 建築士・工務店 |
全国畳産業振興会は、畳を歩いたときにプカプカする、畳と畳の間に隙間ができる状態を、畳床を含めた交換を検討する目安として案内しています。ただし、複数枚をまたいで床自体が動く場合は、畳だけでなく下地を確認する必要があります。
畳が沈む主な原因
1.畳床が劣化している
畳の芯材となる部分が「畳床」です。
畳床が長期間の使用や繰り返しの荷重などによって変形すると、畳を踏んだときに一部が沈んだり、弾力が弱くなったりすることがあります。
畳床の劣化が考えられる症状は次のとおりです。
- 一枚の畳だけが沈む
- 畳の中央部分が柔らかい
- 沈む範囲が一枚の中で収まっている
- 床全体にはたわみを感じない
- 畳同士の間に隙間がある
- 畳の角が反っている
- 畳表を張り替えても感触が変わらない
畳表だけを交換する表替えでは、畳床はそのまま使用します。畳床に凹凸やふわふわした感触がある場合は、表替えではなく新畳が必要になることがあります。
2.家具の重みで局所的にへこんでいる
たんす、棚、机、ベッドなどを長期間同じ位置に置いていると、家具の脚や底面へ荷重が集中し、畳表や畳床が部分的にへこむことがあります。
- 家具の脚と同じ位置だけ沈んでいる
- 家具を移動した後に気づいた
- 一枚の畳の一部だけがへこんでいる
- 周囲の床や敷居には異常がない
- 沈む範囲が広がっていない
- 隣の畳は通常の感触である
家具跡だけであれば、畳側の問題である可能性があります。
3.畳が湿気を含んでいる
畳が湿気を含むと、畳表や畳床の感触が変わったり、変形、臭い、カビのような汚れが現れたりする場合があります。
確認したい症状は次のとおりです。
- 梅雨や長雨の時期に柔らかく感じる
- 畳の表面が湿っぽい
- 黒ずみやカビのような汚れがある
- 家具の下や部屋の隅で症状が強い
- 押し入れや和室がカビ臭い
- 畳同士の隙間や盛り上がりがある
- 雨の後に臭いや感触が変わる
畳表の湿気だけであれば、換気や除湿によって改善することがあります。
一方、畳下の床板まで湿っている、敷居や柱にも変色がある場合は、床下湿気、結露、雨漏り、漏水なども確認してください。床下の検査では、腐朽、カビ、変色、温湿度、通風状態、木材含水率なども確認対象になります。
4.畳下の床板や下地合板がたわんでいる
畳の下には、畳を支える床板や下地があります。
床板や下地合板が傷んだり、接合部に問題が生じたりすると、畳自体に異常がなくても、踏んだときに床側が沈むことがあります。
- 畳の継ぎ目をまたいで沈む
- 複数の畳で同じ感触がある
- 歩くと床全体が上下に動く
- 沈む場所によって深さが異なる
- 一定の線に沿って沈む
- 床鳴りやきしみを伴う
- 畳を交換しても症状が残っている
床のたわみは、表面の仕上げ材だけでなく、床を支える根太や大引などの水平部材に関係する場合があります。最大のたわみが床組部材の支点間中央付近にある場合、床組側が原因候補になるという調査上の考え方も示されています。
5.根太・大引・床束などに異常がある
床板の下には、根太、大引、床束など、床を支える部材があります。
これらにずれ、緩み、変形、腐朽、蟻害などがあると、床を十分に支えにくくなり、畳の沈みとして感じる可能性があります。
- 複数の畳をまたいで沈む
- 人が歩くと周囲の畳も動く
- 一定の方向へ線状に沈む
- 部屋の中央付近が大きくたわむ
- 敷居と畳の高さに差がある
- 床鳴りや振動を伴う
- 以前より沈み方が大きくなった
- ふすまや建具も閉まりにくい
この場合、畳を交換するだけでは改善しない可能性があります。畳を支える下地や床組の状態を、工務店や床下調査業者へ確認してもらう必要があります。
6.雨漏りや配管漏水が床下へ影響している
和室が外壁、ベランダ、浴室、洗面所、台所などに近い場合は、雨漏りや配管漏水の影響も確認します。
- 雨の後に畳が沈みやすくなる
- 水回りを使用した後に臭いが強くなる
- 畳や敷居に黄色や茶色のシミがある
- 壁際や床下から湿った臭いがする
- 畳の裏側が湿っている
- 柱、敷居、巾木が柔らかい
- 床下に水たまりや漏水跡がある
水分の侵入元を止めずに畳や床材だけを交換しても、変色や沈みが再発する可能性があります。
雨漏りが疑われる場合は屋根・外壁・防水業者、配管漏水が疑われる場合は給排水設備業者へ相談し、床下木部への影響を分けて確認してください。
7.床下木部が腐朽している
床下の木材が長期間水分の影響を受けると、木材腐朽が起こる場合があります。
- 床下や和室がカビ臭い
- 床板や床組に黒ずみや変色がある
- 木材表面が剥がれる
- 木部を軽く触ると柔らかい
- 畳が沈む範囲が徐々に広がっている
- 過去に雨漏りや水漏れがあった
- 床下の湿気が強い
日本しろあり対策協会の蟻害・腐朽検査では、床のたわみなど建物の変状を確認し、床下の土台、床組材、基礎、束石、土壌などを検査対象としています。腐朽、カビ、変色、湿気、通風状態などを合わせて確認することが重要です。
8.シロアリ被害が床組に及んでいる
畳が沈むという症状だけで、シロアリ被害とは判断できません。
ただし、床板、根太、大引、床束、土台などが食害を受けた結果、床を支えにくくなり、畳や床の沈みとして現れる場合があります。
シロアリを含めて確認したい追加症状は次のとおりです。
- 基礎や束石に土でできた筋がある
- 床下木部に土が付着している
- 室内や建物周辺で羽アリを見た
- 床板や敷居に不自然な穴がある
- 柱、敷居、床板が柔らかい
- 木部表面が薄く残り、内部が傷んでいる
- 玄関、浴室、洗面所に近い和室で沈む
- 畳以外の床や建具にも異常がある
蟻害・腐朽検査では、最初に床のたわみなど建物内外の変状を確認し、その結果から詳しい検査箇所を判断します。畳の感触だけではなく、床下木部、基礎、束石、湿気などを合わせて確認してください。
9.床組より下の基礎や建物側に異常がある
和室だけでなく、複数の部屋で床が沈む、傾く、ドアやふすまが閉まりにくい場合は、床組より下の基礎や建物側を確認する必要があります。
- 和室以外の床も沈む
- 複数の部屋で傾きを感じる
- 窓やドアが閉まりにくい
- 壁や基礎に新しいひび割れがある
- 部屋の端と中央で高さが違う
- 地震や浸水後から症状が出た
- 床や畳を交換しても改善しない
床のたわみが大きい場合は、基礎の沈下や躯体の変形に起因する可能性もあるため、工務店、建築士、住宅調査の専門家へ相談してください。
沈み方から原因を絞り込む
沈み方別の確認表
| 沈み方 | 主な原因候補 | 確認する場所 | 相談先 |
|---|---|---|---|
| 押した部分だけへこむ | 畳表・畳床 | 一枚の畳の中 | 畳店 |
| 家具跡だけへこむ | 局所的な荷重 | 家具の脚の位置 | 畳店 |
| 一枚全体が柔らかい | 畳床・湿気 | 反り・臭い・変色 | 畳店 |
| 畳の縁が沈む | 下地・敷居の段差 | 隣の畳・敷居 | 畳店・工務店 |
| 複数枚をまたいで沈む | 床板・床組 | 床鳴り・振動 | 工務店・床下調査 |
| 一定の線に沿って沈む | 根太・大引 | 沈む方向 | 工務店 |
| 柱や敷居付近が沈む | 漏水・腐朽・蟻害 | 木部・湿気 | 床下調査 |
| 部屋全体が傾く | 床組・基礎・建物側 | 他室・建具・ひび | 建築士 |
早めに確認したい危険サイン
次の症状がある場合は、畳を交換する前に畳下や床下を確認してください。
- 複数の畳をまたいで沈む
- 沈む範囲が徐々に広がっている
- 踏むと床全体が上下に動く
- 足を取られるほど深く沈む
- ミシミシ、ギシギシという音を伴う
- 畳、敷居、巾木にシミや変色がある
- カビ臭や湿った臭いがする
- 柱、敷居、床板が柔らかい
- 羽アリや蟻道らしきものがある
- 雨の後や水回りの使用後に悪化する
- 和室以外の床も沈んでいる
- ふすまやドアも閉まりにくい
- 畳を交換した後も沈みが残っている
- 短期間で沈み方が大きくなった
深く沈む場所や床が抜けそうに感じる場所は、繰り返し踏まないでください。
症状別の緊急度
緊急度の目安
| 症状 | 緊急度 | 推奨する対応 |
|---|---|---|
| 家具跡だけがへこんでいる | 低 | 畳店へ相談 |
| 一枚の畳だけが柔らかい | 低~中 | 畳床を確認 |
| 梅雨時期に畳が湿っぽい | 中 | 畳と床下湿気を確認 |
| 複数の畳をまたいで沈む | 高 | 畳下・床組を確認 |
| 歩くと床全体がたわむ | 高 | 工務店・床下調査へ相談 |
| 敷居や柱も柔らかい | 高 | 漏水・腐朽・蟻害を確認 |
| 羽アリや蟻道がある | 高 | シロアリ調査を検討 |
| 雨後に臭いや沈みが悪化する | 高 | 雨漏り・漏水を確認 |
| 急に大きく沈んだ | 高 | 歩行を避け専門業者へ相談 |
| 他室も傾いている | 高 | 建築士・工務店へ相談 |
畳下や床下の異常が疑われる方へ
プログラントの無料調査では、床下のシロアリ、蟻道、湿気、木材腐朽、基礎まわりなどを確認しています。床がフワフワする、沈む感じがある症状も相談対象として案内されています。
電話相談:0120-778-114
自分で確認できる範囲
畳を無理に持ち上げたり、床下へ入ったりする必要はありません。
沈む場所を記録する
部屋の簡単な見取り図を作り、沈む場所へ印を付けてください。
- 一枚の畳の中だけか
- 畳の継ぎ目をまたぐか
- 部屋の中央か壁際か
- 敷居や柱に近いか
- 家具を置いていた場所か
- 沈む範囲が変化しているか
同じ場所を定期的に撮影すると、範囲が広がっているかを比較しやすくなります。
隣の畳と感触を比べる
安全な範囲で、隣の畳と踏み心地を比べます。
一枚だけ感触が違う場合は畳側、複数枚で同じように動く場合は畳下や床組側を確認する手がかりになります。
深く沈む場所や床が抜けそうな場所は踏まないでください。
畳の表面と縁を見る
次の異常がないか確認します。
- 畳表の擦れや破れ
- 畳の反りや浮き
- 畳同士の隙間
- 黒ずみや変色
- 湿り気
- カビのような汚れ
- 家具の脚と一致するへこみ
敷居・柱・巾木を見る
畳だけではなく、周囲の木部も確認してください。
- シミや変色
- 木部の柔らかさ
- 表面の剥がれ
- 土でできた筋
- 羽アリの羽
- 新しい隙間やひび割れ
強く叩く、工具を刺す、表面を削るといった確認は避けてください。
写真と動画を残す
次の写真や動画があると、相談時に状況を伝えやすくなります。
- 部屋全体
- 沈む畳の位置
- 畳の表面
- 敷居、柱、巾木
- 歩いたときの床の動き
- シミ、羽アリ、蟻道らしきもの
畳を自分で外す前に確認したいこと
畳は大きく重量があり、無理に持ち上げるとけがや建物の損傷につながる可能性があります。
- 腰や手を痛める
- 畳の角や縁を傷める
- 畳の配置や向きが分からなくなる
- 傷んだ床板を踏み抜く
- カビ、虫、フンなどへ接触する
- 症状の位置関係が分かりにくくなる
- 賃貸住宅の設備を傷める
畳を外す必要がある場合は、畳店、工務店、床下調査業者などへ相談してください。
賃貸住宅では、畳を外したり交換したりする前に、管理会社や貸主へ連絡します。
畳店への相談と床下調査の違い
相談先の比較表
| 比較項目 | 畳店へ相談 | 畳下・床下を調査 |
|---|---|---|
| 主な目的 | 畳の状態を確認 | 畳を支える床側を確認 |
| 対象 | 畳表・畳床・畳縁 | 床板・根太・大引・床束・基礎 |
| 適する症状 | 一枚の中だけ沈む | 複数枚をまたいで沈む |
| 家具との関係 | 家具跡と一致する | 家具と関係なく沈む |
| 周辺木部 | 異常が見当たらない | 敷居・柱にも異常がある |
| 臭い・湿気 | 特にない | カビ臭・湿気・変色がある |
| 主な対応 | 表替え・新畳・寸法調整 | 原因確認後に補修を検討 |
畳に関する製作、交換、調整は畳店の専門分野です。
床板や床組、基礎、漏水、腐朽、蟻害などは、それぞれの専門業者による確認が必要です。
畳が沈むときはどこへ相談する?
一枚の畳だけがへこんでいる
相談先:
畳店
主な確認内容:
畳表、畳床、畳の反り、家具跡、表替えまたは新畳の要否
畳の下にある床板がたわんでいる
相談先:
工務店、建築会社、リフォーム会社
主な確認内容:
床板、下地合板、根太、大引、床束、接合部分
床下の湿気や木材腐朽が疑われる
相談先:
床下環境や木部劣化を確認できる業者
主な確認内容:
床下温湿度、通風、木部の変色、腐朽、漏水跡
羽アリ・蟻道・食害跡がある
相談先:
シロアリ調査業者
主な確認内容:
床下木部、基礎、束石、土台、根太、大引、蟻道、食害範囲
雨漏りや配管漏水が疑われる
相談先:
屋根・外壁・防水業者、給排水設備業者
主な確認内容:
水の侵入元、配管、周辺木部への影響
部屋全体や他室も傾いている
相談先:
工務店、建築士、住宅調査の専門家
主な確認内容:
床組、基礎、建物全体の傾斜や変形
プログラントの現地調査で確認すること
株式会社プログラントでは、畳の表替えや新畳だけを目的とした工事ではなく、畳の沈みに床下や木部の異常が関係している可能性がある場合に現地調査を行います。
- 沈む場所と範囲
- 敷居、柱、巾木、床板
- 床下の土台、根太、大引、床束
- シロアリの蟻道、食害跡、羽アリの痕跡
- 木材腐朽、カビ、変色
- 床下の湿気と通風状態
- 配管周辺の水漏れ跡
- 基礎、束石、床下地盤
- 害獣や害虫の侵入痕
- 床下通気口や配管貫通部
プログラントが対応できること・対応しないこと
対応できること
- シロアリ、木材腐朽、床下環境の現地調査
- 床下、基礎、床組木部の確認
- シロアリ防除
- 床下環境改善
- 害獣・害虫の侵入状況確認
- 侵入口封鎖、再発防止施工
- 清掃、消毒、消臭
- 写真付き施工完了報告書の発行
- 施工内容に応じた保証書の発行
原則として対応範囲外となること
- 畳の表替え
- 新畳の製作、交換
- 畳の寸法調整
- 畳表や畳縁の交換
- 床板や床組の大規模な交換
- 建物全体の構造診断
- 基礎や地盤の補強
- 雨漏りや配管の修理
調査の結果、畳自体の劣化だけと考えられる場合は、畳店への相談が適しています。
原因を確認せず畳だけ交換した場合に考えられること
沈みの原因が畳床であれば、新畳への交換で改善する可能性があります。
一方、原因が畳下や床下にある場合は、畳だけを交換しても次の問題が残ることがあります。
- 新しい畳も沈む
- 畳と敷居の高さが合わなくなる
- 床鳴りやたわみが残る
- 床下湿気やカビが残る
- 雨漏りや漏水の発見が遅れる
- 木材腐朽の確認が遅れる
- シロアリ被害の範囲が分かりにくくなる
- 畳を再び外して床工事を行う必要が生じる
畳を注文する前に、沈みが一枚の畳の中だけで完結しているかを確認してください。
熊本・佐賀・福岡で確認したい長雨と床下湿気
熊本・佐賀・福岡を含む九州北部地方は、梅雨期に梅雨前線や低気圧の影響を受けやすく、九州北部は梅雨期間の降水量が多い地域の一つです。熊本は特に6月から7月の降水量が多い傾向があります。
地域の気候だけで畳の沈みの原因を判断することはできませんが、次の条件がある場合は、床下の湿気や水分の影響も確認してください。
- 梅雨や長雨の後に沈みが強くなる
- 大雨や台風の後から症状が出た
- 和室が浴室、洗面所、台所に隣接している
- 床下収納を開けると湿った臭いがする
- 床下通気口の前に物が置かれている
- 過去に浸水、雨漏り、配管漏水があった
- 畳や押し入れにカビのような汚れがある
- 玄関や勝手口に近い和室で沈む
雨との関係、発生時期、臭いの変化を記録しておくと、畳側と床下側を切り分けやすくなります。
プログラントが大切にしている調査と施工
株式会社プログラントは、熊本・佐賀・福岡で、害獣駆除、害虫駆除、シロアリ防除、床下環境改善、住宅・施設の衛生対策に対応しています。
現地調査から施工まで完全自社施工で行い、施工内容に応じて写真付き施工完了報告書と保証書を発行します。
畳側と床下側を分けて説明
畳が沈むという症状だけでシロアリと決めつけず、次のように相談先を分けます。
- 畳自体の劣化は畳店
- 床板や床組の補修は工務店
- 建物全体の変形は建築士
- シロアリ、腐朽、床下湿気は床下調査
原因に合わない施工を避けるためにも、最初の切り分けが重要です。
見えない床下を写真で説明
床下、基礎、木部など、お客様が直接確認しにくい場所は、写真を使って状況をご説明します。
施工を行った場合は、施工内容に応じて写真付き施工完了報告書を発行します。
独自封鎖技術「パーフェクトウォール」
畳の沈みとは別に、床下や壁内への害獣侵入が確認された場合は、生息状況や侵入口を確認したうえで封鎖を検討します。
パーフェクトウォールは、害獣の侵入口を封鎖し、再侵入しにくい状態を目指す独自封鎖技術です。
※畳床、床板、根太、大引、基礎などを補修する技術ではありません。
独自衛生対策「エクリプスプロテクター」
床下に害獣のフン尿、巣材、汚れなどが確認された場合は、被害状況に応じて清掃、消毒、消臭を検討します。
エクリプスプロテクターは、現場状況と施工範囲に合わせてご提案する独自衛生対策です。
施工内容に応じた保証書
施工内容に応じて保証書を発行しています。
基本5年、条件により最長10年の再発保証に対応していますが、保証期間や適用範囲は、施工内容、建物状況、対象生物、被害状況、保証範囲により異なります。
畳自体の劣化、畳の変形、床組の建築補修、雨漏り、漏水などは、害獣・害虫・シロアリ施工の保証とは分けて確認する必要があります。
ご相談から施工後までの流れ
- 電話・LINE・お問い合わせフォームから相談
- 畳が沈む位置、範囲、追加症状を確認
- 現地調査の日程を調整
- 室内、床下、木部、基礎など必要な範囲を確認
- 撮影した写真を使って調査結果を説明
- プログラントの対応範囲と別業者の確認範囲を整理
- 必要な場合のみ施工内容とお見積りを提示
- 内容に納得いただいた場合に契約
- シロアリ防除、床下環境改善など必要な施工
- 施工内容を写真で説明
- 写真付き施工完了報告書と保証書を発行
- 施工内容に応じてアフターフォロー
公式ページでも、相談、現地確認、写真説明、必要な対応の案内、見積りという流れが示されています。
相談前チェックリスト
すべて分からなくても問題ありません。安全に確認できる範囲で整理してください。
- いつから沈むようになったか
- 急に発生したか、徐々に進んだか
- 一枚の畳だけか、複数枚か
- 中央、縁、敷居付近のどこか
- 家具を置いていた場所か
- 歩くと周囲の畳も動くか
- 床鳴りや振動を伴うか
- 雨や湿度との関係があるか
- 畳や敷居にシミ・変色があるか
- カビ臭や湿った臭いがあるか
- 柱、敷居、巾木が柔らかくないか
- 羽アリや蟻道がないか
- 過去に雨漏りや漏水がなかったか
- 過去にシロアリ被害がなかったか
- 畳を交換した時期が分かるか
- 畳全体と沈む場所の写真があるか
畳が沈むときのよくある誤解
畳が沈むのは、すべて畳が古いから
畳床の劣化が原因の場合もありますが、畳下の床板、床組、湿気、漏水、木材腐朽などが関係することもあります。
複数の畳をまたいで沈む場合は、畳だけでなく床側も確認してください。
畳が沈めばシロアリ被害である
畳の沈みだけでシロアリ被害とは判断できません。
家具跡、畳床の劣化、湿気、床板のたわみ、床組の不具合、木材腐朽など複数の原因があります。
羽アリ、蟻道、食害跡、木部の柔らかさなどを伴う場合に、シロアリを含めて確認します。
畳を新しくすれば床の沈みも直る
原因が畳床にあれば、新畳への交換で改善する可能性があります。
床板や床組がたわんでいる場合は、新しい畳を敷いても沈みが残る可能性があります。
梅雨時期だけなら放置してもよい
一時的な湿気で畳の感触が変化する場合はあります。
ただし、変色、カビ臭、木部の柔らかさ、雨後の悪化を伴う場合は、漏水や床下環境も確認してください。
シロアリ業者なら畳も交換できる
畳の製作や表替えと、シロアリ・床下調査は異なる業務です。
プログラントは、畳の交換ではなく、シロアリ、木材腐朽、床下湿気、害獣・害虫などが疑われる場合に調査・施工を行います。
畳が沈む原因についてよくある質問
一枚の畳だけが沈む場合は、畳の交換で直りますか?
一枚の畳の中だけが沈み、隣の畳や床には異常がなく、家具跡や畳床の劣化が確認できる場合は、畳店による新畳への交換で改善する可能性があります。ただし、畳の縁や敷居付近まで沈む、隣の畳も動く、床鳴りを伴う場合は、床板や床組の確認が必要です。畳を注文する前に、沈む範囲を畳店へ伝えてください。
畳を踏むとミシミシ音がします。何が原因ですか?
畳と床板の接触、床板の動き、根太や大引など床組部材のずれ、湿度による木材の変化などが考えられます。音だけで原因を確定することはできません。音が主な症状の場合は、床下から音がする原因を扱う専用ページで確認し、本ページでは沈みの範囲を優先して判断してください。
畳が湿っていて沈む感じがします。乾燥させれば直りますか?
表面的な湿気だけであれば、換気や除湿によって感触が改善する場合があります。ただし、畳床が変形している、畳下の床板が湿っている、雨漏りや配管漏水がある場合は、乾燥だけでは再発する可能性があります。カビ臭、変色、木部の柔らかさを伴う場合は、水分の侵入元と床下環境を確認してください。
畳が沈むとシロアリの可能性がありますか?
可能性の一つではありますが、沈みだけでシロアリ被害とは判断できません。シロアリによって床板、根太、大引、土台などが傷むと、二次的に畳や床が沈む場合があります。蟻道、羽アリ、食害跡、木部の柔らかさなどを伴う場合は、熊本・佐賀・福岡で床下の現地調査をご検討ください。
畳を自分で上げて確認してもよいですか?
無理に上げることはおすすめしません。畳は大きく重量があり、腰や手を痛める可能性があります。床板が傷んでいる場合は、畳を外した後に踏み抜く危険もあります。カビ、虫、フンなどへ接触する可能性もあるため、畳店、工務店、床下調査業者へ依頼してください。
畳店と工務店のどちらへ相談すればよいですか?
一枚の畳の中だけがへこみ、床全体に異常がない場合は畳店への相談が適しています。複数の畳をまたいで沈む、床全体がたわむ、敷居や柱にも異常がある場合は、工務店や床下調査業者へ相談してください。判断できない場合は、部屋全体と沈む位置の写真を用意すると相談先を整理しやすくなります。
プログラントでは畳の交換もできますか?
プログラントの主な対応範囲は、シロアリ防除、床下環境改善、害獣・害虫対策、清掃、消毒、消臭などです。畳の表替え、新畳の製作、寸法調整だけを目的とする場合は、畳店への相談が適しています。畳下や床下木部の異常が疑われる場合は、原因を切り分けるための現地調査をご相談ください。
現地調査後は必ず施工を頼む必要がありますか?
現地調査後は、確認した写真と状況をもとに、必要な対応とお見積りをご説明します。内容をご確認いただいたうえで判断できます。調査の結果、畳の劣化、建築部材の交換、雨漏り、配管など、プログラントの対応範囲外と考えられる場合は、それぞれの専門業者による確認が必要です。
まとめ|畳自体か、畳下・床下かを切り分ける
畳が沈む主な原因は次のとおりです。
- 畳床の劣化
- 家具による局所的なへこみ
- 畳の湿気や変形
- 畳下の床板や下地のたわみ
- 根太、大引、床束の異常
- 雨漏りや配管漏水
- 木材腐朽
- シロアリ被害
- 基礎や建物側の変形
一枚の畳の中だけがへこみ、周囲の床に異常がなければ、畳店への相談が適している可能性があります。
次の症状がある場合は、畳を交換する前に畳下や床下を確認してください。
- 複数の畳をまたいで沈む
- 床全体がたわむ
- 敷居や柱が柔らかい
- 雨の後に悪化する
- カビ臭や湿った臭いがする
- 羽アリや蟻道がある
- 畳を交換しても沈みが残る
- 他の部屋や建具にも異常がある
熊本・佐賀・福岡で畳下・床下の異常をご相談ください
株式会社プログラントでは、畳の沈みにシロアリ、木材腐朽、床下湿気、害獣・害虫被害が関係している可能性がある場合に、現地調査とお見積りを行っています。
電話相談:0120-778-114
現地調査・お見積り:無料
施工体制:完全自社施工
施工後:施工内容に応じて写真付き施工完了報告書と保証書を発行
保証:基本5年の再発保証
※保証期間や適用範囲は、施工内容、建物状況、対象生物、被害状況、保証範囲により異なります。
運営会社情報

運営会社:株式会社プログラント
代表取締役:藤井靖光
対応内容:害獣駆除、害虫駆除、シロアリ防除、床下環境改善、住宅・施設の衛生対策、法人施設対応
対応エリア:熊本・佐賀・福岡
電話相談:0120-778-114




















