シロアリ被害の症状一覧|床が沈む・羽アリ・木材被害など早期発見のポイント
床が沈む、室内に羽アリが出る、基礎に土の筋がある、木材が柔らかいといった異変は、シロアリ被害の可能性があります。ただし、腐朽や漏水、床下地の劣化でも似た症状が出るため、一つの症状だけで決めつけず、床下や木部を確認することが重要です。
- 室内や建物の隙間から羽アリがまとまって出た
- 窓際や床に同じ形の羽が多数落ちている
- 基礎、束石、配管周辺に土でできた筋がある
- 木材の継ぎ目や割れ目に土が詰まっている
- 床が沈む、柔らかい、以前よりきしむ
- 木材を軽くたたくと空洞のような音がする
- 柱、敷居、玄関框などの表面が崩れやすい
- 扉やふすまの動きが以前より悪くなった
これらはシロアリ発見の手がかりですが、症状だけで生息や被害範囲を断定することはできません。
羽アリ、抜けた羽、蟻道、床や木材の状態を撮影してお送りください。
株式会社プログラントでは、熊本・佐賀・福岡でシロアリの現地調査・お見積りに対応しています。調査内容や費用の適用条件は、建物の場所や構造、調査範囲などにより異なる場合があります。調査でどこを確認するかはシロアリ点検|無料床下調査と写真報告にまとめています。
このページで分かること
このページでは、シロアリ被害を疑う代表的な症状と相談優先度、シロアリ以外に考えられる原因、安全にできる確認方法、現地調査で見る箇所を解説します。
シロアリの種類、羽アリとクロアリの詳しい見分け方、駆除の工法、費用の相場、保証条件については、それぞれの専門ページで解説しています。
シロアリ被害を疑う8つの症状
1.室内や建物の隙間から羽アリが出た
室内の床、壁、柱、玄関、浴室、窓枠、照明器具の周辺などから羽アリがまとまって出た場合は、建物内部や床下付近に発生元がないか確認する必要があります。
屋外で数匹を見つけただけで、自宅に被害があるとは断定できません。一方で、室内の特定箇所から繰り返し発生している場合や、同じ場所に大量の羽が残っている場合は、発生元を確認する優先度が高くなります。
ヤマトシロアリの羽アリは一般に4~5月頃の昼間、イエシロアリは6~7月頃の夜に群飛する傾向があります。ただし、地域、気温、天候、建物内の温度などにより前後します。詳しい見分け方は羽アリがシロアリか見分ける方法、群飛しやすい季節はシロアリが発生しやすい時期で解説しています。
確認しておきたいこと:
- 発生した日付
- 昼間か夜間か
- 室内か屋外か
- どの隙間から出たように見えたか
- 一度だけか、複数日続いているか
- 虫体や羽が残っているか
2.窓際や床に同じ形の羽が多数落ちている
羽アリは飛び立った後に羽を落とすことがあります。虫体が見つからなくても、窓際、照明の下、浴室、玄関、床の隅などに同じ形の羽がまとまって残っている場合は、羽アリが発生した可能性があります。
掃除する前に、全体写真と羽の接写を撮影してください。可能であれば数枚を袋や透明な容器に保管しておくと、種類を確認する手がかりになります。
羽だけでは発生元や被害範囲を断定できません。羽が見つかった場所の周辺に、木部の柔らかさ、床の沈み、蟻道などの別の症状がないかも確認します。
3.基礎や束石に土でできた筋がある
シロアリは地中から建物へ移動する際、光や乾燥を避けるために、土などで覆われた通り道を作ることがあります。これが蟻道です。
蟻道は、次のような場所で見つかる場合があります。
- 基礎の立ち上がり
- 束石や床束の周辺
- 土台と基礎の接合部
- 配管や配線の貫通部
- 玄関土間や勝手口付近
- 増築部分の接合部
- 基礎断熱材の周辺
土の筋を見つけても、すべて壊したり削り取ったりしないでください。蟻道の位置や形状は、移動経路や活動状況を確認する手がかりになります。まずは離れた位置からの全体写真と接写を残します。蟻道が見つかりやすい箇所はシロアリが発生しやすい場所10選で確認できます。
4.木材の割れ目や継ぎ目に土が詰まっている
柱、土台、床束、根太などの木材の割れ目や接合部に、土や排出物のようなものが詰まっている場合があります。これは蟻土の可能性があります。
ただし、通常の土汚れ、古い補修材、建築時の付着物などと見分けにくい場合もあります。木材の周辺に蟻道、食痕、空洞音などがないかを合わせて確認します。
見つけた部分を強くこすったり、木材を削ったりせず、場所が分かる写真を残してください。
5.木材が柔らかい・表面が崩れる・空洞音がする
シロアリは木材の内部を食害し、表面部分が残ることがあります。そのため、見た目では異常が分かりにくくても、木材を軽くたたくと空洞のような音がしたり、表面が薄くなっていたりする場合があります。
被害が疑われる木材では、次のような変化が見られることがあります。
- 表面を軽く押すとへこむ
- 木材の一部が薄くはがれる
- 内部が空洞化しているように感じる
- 木目に沿って筋状の食痕がある
- 木材の内部に土が付着している
- 柱や敷居の下部が崩れやすい
確認のためにドライバーなどを強く差し込むと、木材を破損させるおそれがあります。特に土台、柱、床束などは、自己判断で削ったり切ったりしないでください。
6.床が沈む・ふわふわする・以前よりきしむ
廊下、玄関、洗面所、脱衣所、浴室周辺、台所、和室などで、床が沈む、ふわふわする、歩くとミシミシ音がするといった変化が出ることがあります。
シロアリ被害で床下の木材が弱くなっている可能性はありますが、床の症状だけでは断定できません。
床が沈む主な原因候補:
- シロアリによる木材の食害
- 漏水や結露による木材腐朽
- 床材や下地材の経年劣化
- 根太、床束、大引などの不具合
- 接合部や固定部分の緩み
- 地盤や基礎の変化
床が大きく沈む部分を繰り返し踏んだり、その上で重い家具を動かしたりすることは避けてください。沈む位置と範囲を記録し、床下側から原因を確認します。床のフワつきの原因は床がフワフワする・沈む原因でも解説しています。
7.扉・ふすま・雨戸などの動きが悪くなった
シロアリ被害や腐朽によって木部の強度が低下すると、柱や床などに変形が生じ、扉、ふすま、引き戸、雨戸などの動きに影響する場合があります。
ただし、建具の不具合は、湿度変化、金具の緩み、建物の経年変化、地盤や基礎の状態などでも起こります。
次のような症状が複数重なっている場合は、周辺木部も確認します。
- 以前より扉が閉まりにくい
- 引き戸が途中で引っかかる
- 敷居の一部が沈んでいる
- 床と柱の間に隙間がある
- 柱の下部が柔らかい
- 同じ場所の床も沈んでいる
- 近くに蟻道や羽がある
建具だけを調整して終わらせず、その周辺に木材劣化や漏水がないかを確認することが重要です。
8.砂粒のような小さな糞が繰り返し落ちている
木材の近くに乾いた砂粒状のものが繰り返し落ちている場合は、乾材シロアリなどの可能性も確認します。
ただし、木くず、建材の粉、ほかの昆虫の糞、ほこりなどとの判別が必要です。掃除前に落ちている場所、量、形状、周辺の穴や木部を撮影してください。
一般的なヤマトシロアリやイエシロアリとは生態や確認方法が異なるため、種類についてはシロアリの種類一覧で詳しく説明し、このページでは症状の記録と相談優先度に留めます。
症状別の相談優先度
| 症状 | 相談優先度 | 確認したいこと |
|---|---|---|
| 室内の隙間から多数の羽アリが出た | 高い | 発生元、虫の種類、木部被害 |
| 蟻道の中に虫の動きが見える | 高い | 現在の活動状況、侵入経路 |
| 床が大きく沈む・抜けそうに感じる | 高い | 土台、床束、根太、腐朽、漏水 |
| 木材が広い範囲で柔らかい | 高い | 食害範囲、木材の状態 |
| 同じ場所に羽が繰り返し落ちる | 中~高 | 室内発生か、屋外からの飛来か |
| 基礎や束石に蟻道らしき筋がある | 中~高 | 形状、経路、活動状況 |
| 玄関や水回りの床が柔らかい | 中~高 | 漏水、腐朽、シロアリ被害 |
| 屋外で羽アリを数匹見ただけ | 要確認 | 虫の種類、建物との距離、ほかの症状 |
| 過去の蟻道跡だけが残っている | 点検推奨 | 現在の活動状況、過去の施工履歴 |
| 保証期間終了後に点検していない | 点検推奨 | 床下の状態、防除履歴 |
相談優先度は、被害の大きさを断定するものではありません。同じ症状でも、発生場所、建物構造、漏水の有無、過去の施工状況によって判断は変わります。
- 床が抜けそうに感じる場所へ無理に乗らない
- 蟻道や被害木材を壊さない
- 虫体、羽、症状の写真を残す
- 床下へ無理に入らない
- 発見日と発見場所を記録する
全体写真、接写、発見場所が分かる写真をお送りください。
シロアリ被害と似た症状が出る原因
床の沈みや木材の劣化があっても、原因がシロアリとは限りません。
原因を正しく切り分けるためには、症状だけで判断せず、床下、配管、木材、水分状態を合わせて確認します。
| 症状 | シロアリ以外に考えられる原因 | 確認する箇所 |
|---|---|---|
| 床が沈む | 腐朽、床下地の劣化、床束の不具合 | 床材、根太、大引、床束、土台 |
| 床がきしむ | 木材の収縮、固定部分の緩み | 床材、接合部、下地材 |
| 木材が柔らかい | 漏水、結露、腐朽、経年劣化 | 配管、木材、水分状態 |
| 扉が閉まりにくい | 湿度、金具の不具合、基礎や地盤の変化 | 建具、柱、床、基礎 |
| 土の筋がある | 土汚れ、古い補修材 | 基礎、束石、配管周辺 |
| 羽のある虫が出た | クロアリなど、シロアリ以外の昆虫 | 虫体、羽、発生場所、発生時期 |
| 砂粒状のものが落ちる | 木くず、建材の粉、ほかの虫のふん | 木部、穴の有無、落下位置 |
| 床下が湿っている | 漏水、排水不良、結露、通気不良 | 配管、地面、換気口、基礎 |
シロアリ被害が確認されなくても、漏水や木材腐朽への対応が必要になる場合があります。
逆に、表面上は湿気が少なく見えても、床下や壁内部などの見えない場所に蟻道や食害がある場合もあります。
症状だけで原因を断定せず、建物全体の状態を確認することが大切です。
自分でできる確認と避けたい行動
市販薬でどこまで対応できるかはシロアリ駆除は自分でできる?DIYの限界と注意点で整理しています。
安全な範囲で確認してよいこと
- 症状を全体写真と接写で撮影する
- 発見日、時間、天候、場所を記録する
- 虫体や羽を数点だけ保管する
- 床が沈む範囲を紙に記録する
- 過去の保証書や施工報告書を探す
- 安全な場所から水染みや漏水を確認する
- 建物外周から基礎や配管周辺を見る
- 家族が気づいた変化を確認する
避けたい行動
- 蟻道をすべて壊す
- 発生している穴へ大量の殺虫剤を噴射する
- 発生箇所を先にパテやテープで塞ぐ
- 木材を強く突く、削る、切る
- 床板や壁材を自己判断で外す
- 一人で狭い床下へ入る
- 床が大きく沈む場所へ繰り返し乗る
- 虫体や羽をすべて処分する
現地調査で確認する主なポイント
シロアリの現地調査では、見えている症状だけでなく、症状の原因と広がりを確認します。
建物外周・基礎周辺
- 基礎の立ち上がり
- 土台と基礎の接合部
- 配管や配線の貫通部
- 玄関土間、勝手口
- 増築部分や接合部
- 基礎断熱材の周辺
- 換気口や通気状態
- 木材や廃材の保管状況
- 蟻道、蟻土の有無
床下・構造木部
- 土台
- 床束
- 大引
- 根太
- 柱の下部
- 木材の食痕
- 空洞化や強度低下の有無
- 水漏れや水染み
- 木材腐朽
- カビや湿気
- 過去の施工跡
室内・水回り
- 羽アリが発生した場所
- 羽が落ちている範囲
- 床の沈みやきしみ
- 玄関框、敷居、柱の状態
- 浴室、洗面所、台所周辺
- 扉や引き戸の変化
- 水漏れや結露の履歴
過去の履歴
- 新築時の防除履歴
- 過去のシロアリ施工
- 保証期間と保証範囲
- 増築、改修、修繕履歴
- 漏水や浸水履歴
- 以前見つかった羽アリや蟻道
- 他社調査時の写真や報告書
現地調査で行うこと・行わないこと
行うこと
- 症状が出た場所と時期の聞き取り
- 建物外周と確認可能な床下の調査
- 蟻道、蟻土、食痕、木材状態の確認
- 湿気、漏水、腐朽など別原因の確認
- 確認箇所の写真撮影
- 写真を使った状況説明
- 必要な施工範囲の整理
- 施工内容に応じたお見積り
- 調査できなかった箇所の説明
行わないこと
- 一枚の写真だけで被害範囲を断定する
- 床の沈みだけでシロアリと決めつける
- 現地確認前に施工方法を確定する
- 確認していない箇所まで被害があると断定する
- 説明のないまま破壊調査を進める
- 施工前に保証の適用を確約する
- 不要な作業を一式として曖昧に説明する
建物構造や点検口の位置によっては、確認できない箇所が生じる場合があります。その場合は、未確認箇所を明確にし、必要に応じて別の確認方法をご提案します。
症状を放置した場合に考えられること
シロアリが現在も活動している場合は、見えない木材内部で食害範囲が広がる可能性があります。
また、床の沈みや木材の柔らかさが漏水や腐朽によるものであれば、水分が供給され続けることで木部劣化が進む可能性があります。
考えられる変化:
- 木材の空洞化が広がる
- 床の沈む範囲が広がる
- 建具の動きに影響が出る
- 修繕が必要な範囲が広がる
- 蟻道や発生元を特定しにくくなる
- シロアリ以外の原因への対応が遅れる
症状を見つけたからといって、すぐに大規模な被害があるとは限りません。早めに確認する目的は、不安をあおることではなく、原因と必要な対応を整理することです。被害が確認されなかった場合の予防施工についてはシロアリ予防工事の施工範囲をご覧ください。
熊本・佐賀・福岡で確認したいポイント
株式会社プログラントは、熊本・佐賀・福岡でシロアリの調査・防除に対応しています。
3県で調査する際も、シロアリの有無だけを見るのではなく、次の建物条件を合わせて確認します。地域ごとの傾向は熊本県・佐賀県・福岡県南部、建物タイプ別の確認点は建物別シロアリ対策と法人施設のシロアリ対策で解説しています。
- 過去の大雨や浸水後に床下を確認していない
- 浴室、洗面所、台所周辺に水染みがある
- 配管から漏水した履歴がある
- 玄関や勝手口の床が柔らかい
- 増築部分や建物の接合部がある
- 床下換気口が物や植栽でふさがれている
- 建物外周に木材や廃材を置いている
- 過去のシロアリ防除から期間が経過している
- 保証終了後に床下点検をしていない
プログラントのシロアリ調査と対応
完全自社施工
株式会社プログラントでは、現地調査から施工、報告まで自社スタッフが対応します。建物の状態や調査結果を施工担当へ引き継ぎやすくし、調査時の説明と施工内容にずれが生じにくい体制を整えています。
写真を使った調査報告
床下は、お客様が直接確認しにくい場所です。
蟻道、木材被害、水漏れ、腐朽、湿気などを撮影し、どこにどのような異変があるのかを写真で説明します。施工を行った場合は、施工内容に応じて写真付き施工完了報告書を作成します。
シロアリ以外の原因も確認
床が沈む、木材が柔らかいといった症状は、シロアリ以外でも発生します。
プログラントでは、シロアリの生息や食害だけでなく、確認可能な範囲で床下の湿気、腐朽、カビ、排水や漏水の状態なども確認します。
施工内容に応じた保証書
保証の詳細は駆除後の5年保証・無料点検をご確認ください。
5年の再発保証に対応しています。
ただし、保証期間や適用範囲は、施工内容、建物状況、対象生物、被害状況、保証範囲により異なります。すべての施工に同じ期間や条件が適用されるものではないため、現地調査とお見積り時にご確認ください。
建物全体の問題にも対応
シロアリ被害とあわせて、害獣の侵入口や衛生上の問題が確認された場合は、建物状況に応じて対応を検討します。
パーフェクトウォールは独自封鎖技術、エクリプスプロテクターは独自衛生対策です。シロアリ防除へ一律に使用する技術ではなく、対象や建物状況に応じて必要性を判断します。
素材、成分、施工方法、効果、適用条件については、確認できた範囲を超えて断定しません。
ご相談から施工後までの流れ
各ステップの詳細はシロアリ駆除の流れと手順で解説しています。
- 電話・LINE・フォームから相談
床の沈み、羽アリ、蟻道など、分かる範囲で症状をお伝えください。原因が分からない状態でも相談できます。
- 現地調査の日程調整
ご都合を確認し、訪問可能な日時を調整します。
- 現地調査
建物外周、室内、確認可能な床下、木部、水回りなどを確認します。
- 写真を使った調査報告
確認した症状、被害の可能性、シロアリ以外に考えられる原因、未確認箇所などをご説明します。
- お見積り
必要な施工範囲と作業内容を整理してお見積りします。現地調査とお見積りは無料です。ご相談は無料調査・お問い合わせからお進みください。
- ご契約・施工
内容にご納得いただいた場合に施工日を決めます。
- 写真付き施工完了報告書・保証書
施工内容に応じて、施工写真をまとめた完了報告書と保証書を発行します。
- アフターフォロー
施工内容や保証条件に応じて、点検や施工後の確認を行います。
調査前に確認しておくとよいこと
- □ 症状が出ている場所
- □ 初めて気づいた日
- □ 羽アリが出た時間帯
- □ 虫や羽のおおよその数
- □ 同じ症状が繰り返しているか
- □ 床が沈む場所と範囲
- □ 水漏れ、雨漏り、浸水の履歴
- □ 増築やリフォームの履歴
- □ 過去のシロアリ施工時期
- □ 保証書や施工報告書の有無
- □ 羽アリ、羽、蟻道、木材の写真
- □ 建物図面や床下面積が分かる資料
分からない項目があっても問題ありません。床下へ入ったり、床板を外したりして確認する必要はありません。
シロアリ被害の症状に関するよくある質問
ここに載せていないご質問はシロアリQ&A 100問とよくある質問(FAQ)にまとめています。
Q1.床が沈む場合はシロアリ被害ですか?
床の沈みはシロアリ被害で起こる場合がありますが、床下の木材腐朽、配管からの漏水、床材や下地材の劣化、床束や根太の不具合なども考えられます。
症状だけでは原因を特定できないため、沈む場所、範囲、変化の速さ、水回りとの位置関係を確認します。床が大きく沈む場合は、繰り返し踏んだり重い家具を動かしたりせず、床下側から土台、床束、根太、水漏れなどを確認してください。
Q2.羽アリを一匹見ただけでも調査が必要ですか?
屋外で一匹だけ見つけた場合は、周辺から飛来した可能性もあり、それだけで建物内部の被害を断定することはできません。
一方、室内の同じ場所から複数出る、数日続く、窓際に大量の羽が残る、床や壁の隙間から出ている場合は確認優先度が高くなります。虫体と羽を処分せず、発見場所、日付、時間帯を記録してください。種類の詳しい判定はシロアリの種類一覧で確認できます。
Q3.羽アリはいなくなりましたが、もう大丈夫ですか?
羽アリの発生が短時間で終わることはありますが、見えなくなったことだけで発生元や木材被害がなくなったとは判断できません。
室内からまとまって出た場合や、同じ場所で毎年発生している場合は、発生箇所周辺と床下を確認することが重要です。羽が落ちていた位置、発生した隙間、日付、時間帯を記録し、床の沈みや蟻道など、ほかの症状がないかも合わせて確認してください。
Q4.基礎にある蟻道は壊してもよいですか?
蟻道らしき土の筋を見つけても、調査前にすべて壊すことはおすすめしません。
蟻道の位置、形状、木部へのつながり方は、侵入経路や活動状況を確認する手がかりになります。まず建物のどの部分か分かる全体写真と接写を撮影してください。調査時に一部を確認することはありますが、広い範囲を削り取ったり、水で洗い流したりすると、判断材料が失われる場合があります。
Q5.羽アリが出ている穴へ殺虫剤をかけてもよいですか?
室内を飛んでいる虫への応急処置と、発生箇所へ薬剤を大量に噴射する行為は分けて考える必要があります。
発生している穴や隙間へ大量に薬剤を入れると、発生元や移動経路を確認しにくくなる場合があります。先に虫体、羽、発生場所を撮影し、可能であれば数匹を保管してください。羽アリへの詳しい対処方法は羽アリがシロアリか見分ける方法|大量発生時の対処法で解説しています。
Q6.木材をたたくと空洞音がします。被害は進んでいますか?
空洞音は木材内部が失われている可能性を確認する手がかりですが、音だけで被害範囲や木材強度を断定することはできません。
木材の種類、厚さ、接合状態、腐朽、内部の空間などによっても音は変わります。強くたたいたり、ドライバーで突いたりせず、木材の場所と周辺症状を記録してください。土台や柱などの場合は、木材の状態と周辺への広がりを専門調査で確認します。
Q7.シロアリ被害と木材腐朽は見分けられますか?
見た目だけでは判断が難しい場合があります。シロアリ被害では蟻道、蟻土、特徴的な食痕、生息虫などが手がかりになります。一方、腐朽では水漏れ、水染み、カビ、木材の変色や繊維の崩れなどが見られる場合があります。
両方が同じ場所で起きることもあるため、木材だけでなく、床下の湿気、配管、排水、基礎周辺を確認します。どちらか一方と決めつけず、原因ごとに必要な対応を整理することが重要です。
Q8.コンクリート造や鉄骨造ならシロアリ被害はありませんか?
コンクリートや鉄そのものをシロアリが木材と同じように食害するわけではありませんが、建物内に木材、畳、造作材、家具などがあれば被害を受ける可能性があります。
配管貫通部、目地、基礎と仕上げ材の隙間などを通って建物内へ侵入する場合もあります。建物構造だけで判断せず、羽アリ、蟻道、木材の空洞化などが見つかった場合は、侵入経路と木質部分を確認します。
Q9.床下へ入れない住宅でも調査できますか?
点検口がない、床下が低い、基礎で区切られているなどの理由で、すべての床下を直接確認できない住宅もあります。
その場合は、建物外周、室内症状、確認可能な床下、配管周辺などから情報を集めます。確認できなかった箇所は、確認済みのように扱わず明確にご説明します。必要に応じて、点検方法や追加確認について相談しますが、建物状況を見ずに破壊調査の必要性を断定することはありません。
よくある誤解
「羽アリを掃除すれば解決する」
羽アリを掃除しても、発生元や木材内部の状態まで確認できたことにはなりません。掃除前に写真とサンプルを残してください。羽アリがすぐ消えた場合の考え方は羽アリが一日で消えた…安心していい?をご覧ください。
「床がきしむなら必ずシロアリ」
床鳴りは、木材の収縮、固定部分、床下地、漏水、腐朽などでも起こります。床下の確認が必要です。
「蟻道が古そうなら問題ない」
見た目だけで現在の活動状況を判断することは困難です。蟻道の内部や周辺木部を確認します。
「コンクリート住宅なら調査不要」
建物内に木質材料があれば被害を受ける可能性があるため、症状がある場合は構造にかかわらず確認します。
「目に見える木材だけ処理すればよい」
見えている被害箇所と、侵入経路や活動範囲が一致するとは限りません。床下や周辺木部を含めて確認します。
まとめ
- 羽アリ、抜けた羽、蟻道、蟻土、木材の空洞音は代表的な確認サインです
- 床の沈みや建具の不具合だけではシロアリ被害と断定できません
- 漏水、腐朽、床下地の劣化などとの切り分けが必要です
- 蟻道や被害木材を調査前に壊さないでください
- 虫体、羽、症状の場所、発見日を記録してください
- 床下へ無理に入ったり、床板を外したりする必要はありません
- 熊本・佐賀・福岡では、プログラントが現地調査・お見積りに対応しています
シロアリ被害か分からない段階でもご相談ください
「床が少し柔らかいだけ」
「羽アリかクロアリか分からない」
「基礎の土の筋が蟻道か判断できない」
「シロアリなのか腐朽なのか分からない」
このような段階でもご相談いただけます。症状や状況から確認先を探す場合は熊本・佐賀・福岡のシロアリ対策マップ、全体像はシロアリ駆除・予防の総合案内をご覧ください。
株式会社プログラントでは、症状だけで決めつけず、床下、建物外周、木部、水回り、過去の施工履歴などを確認し、写真を使って状況をご説明します。
羽アリ、抜けた羽、蟻道、床、木材などの全体写真と接写をお送りください。
対応エリア:熊本・佐賀・福岡
現地調査・お見積り:建物の場所、構造、調査範囲などにより条件が異なる場合があるため、ご相談時にご確認ください。
保証:5年の再発保証に対応しています。保証期間や適用範囲は、施工内容、建物状況、対象生物、被害状況、保証範囲によって異なります。
運営会社情報

運営会社:株式会社プログラント
代表取締役:藤井靖光
対応エリア:熊本・佐賀・福岡
施工体制:完全自社施工
電話相談:0120-778-114
対応内容:シロアリ防除
床下環境改善
害獣・害虫対策
住宅・施設の衛生対策
現地調査・お見積り
写真付き施工完了報告書




















