イエシロアリの巣はどこ?本巣・分巣・蟻道の違いを解説
イエシロアリは、土中や建物内部などに塊状の巣を形成するシロアリです。ただし、住宅で見つかる土の塊、蟻道、食害箇所、羽アリの出口が、そのまま中心となる本巣とは限りません。巣らしいものを見つけたときは、壊す前に位置と周辺状況を記録することが重要です。
- イエシロアリは、建物や土中に加工された塊状の巣を作ります
- 住宅内で見つかるものが、中心となる本巣とは限りません
- 建物内の活動拠点が「分巣」と説明されることがあります
- 蟻道は巣ではなく、巣と活動場所をつなぐ移動経路です
- 食害箇所と中心となる巣が離れている場合があります
- 巣らしい土の塊は、壊す前に全体と周辺を撮影してください
発見部分を壊したり、殺虫剤を大量に注入したりする前に、次の写真を撮影してください。
- 土の塊や巣材らしい部分の拡大
- 床、壁、基礎を含めた周辺全体
- つながっている蟻道
- 虫体が確認できる場合は虫の写真
熊本・佐賀・福岡で、現地調査・お見積りに無料で対応しています。このページで分かること
このページでは、イエシロアリの巣に関する次の内容を解説します。
- イエシロアリの巣の基本的な特徴
- 本巣と分巣の考え方
- 巣、蟻道、蟻土、食害箇所の違い
- 巣が作られる可能性がある場所
- 被害箇所から本巣を特定しにくい理由
- 巣らしいものを見つけた際の対処
- 現地調査で確認する範囲
- 調査前には断定できないこと
羽アリの発生時期、ヤマトシロアリとの詳しい比較、イエシロアリによる建物被害、具体的な防除工法については、それぞれの専門ページで詳しく解説します。
イエシロアリの巣は「塊状」に作られる
イエシロアリは、ヤマトシロアリのように被害材を生活場所として利用するだけでなく、建物や土中に加工された塊状の巣を形成します。
巣材は、土や細かい木材由来の材料などを固めたような状態に見えることがあり、一般に「カートン状」「スポンジ状」「土の塊のようなもの」と表現されます。
ただし、色、硬さ、水分量、形は発見場所によって異なります。外見だけで、次のことを断定することはできません。
- イエシロアリの巣である
- 現在も活動している
- 中心となる本巣である
- 女王や王が内部にいる
- 見えている部分が巣の全体である
イエシロアリ調査で重要なのは、住宅で見つけたものをすべて「巣」と呼ばないことです。
見つかる可能性があるものは、主に次の4種類に分けられます。
本巣とは
本巣は、一般にコロニーの中心となる営巣部を示す言葉です。
土中、建物下部、樹木内部などに存在する可能性がありますが、住宅で被害を確認したからといって、敷地内に本巣があるとは限りません。
また、巣材の一部分を発見しただけでは、巣の全体構造や王・女王などの生殖個体の位置までは確認できません。
分巣とは
住宅調査では、中心となる営巣部とは別に形成された活動拠点を、分巣と説明することがあります。
海外のイエシロアリに関する研究でも、土中の巣から建物内や樹木内の地上部へ活動拠点を移し、蟻道で接続する例が報告されています。地上部の活動拠点が見つかっても、それだけで土中との接続が切れているとは判断できません。 が光や乾燥などを避けながら移動するために作る、土状の通路です。
基礎、束石、配管周辺、木材の表面などに見られることがあります。
蟻道は巣そのものではありません。蟻道の先は、次のいずれかにつながっている可能性があります。
- 食害している木材
- 別の蟻道
- 建物内部の活動場所
- 土中
- 巣材が形成されている場所
食害箇所とは
食害箇所は、シロアリが木材などを加害している場所です。
イエシロアリは巣から離れた場所まで採餌活動を行うことがあるため、最も被害が大きい場所の近くに、本巣があるとは限りません。
野外調査でも、コロニーごとに採餌距離や活動範囲が大きく異なることが報告されています。したがって、「被害箇所から何メートル以内に本巣がある」と一律に判断することはできません。
外見は重要な手がかりですが、写真や見た目だけで確定できない場合があります。
日本しろあり対策協会は、シロアリ発見の手がかりとして、蟻道、蟻土、特徴的な食痕、空洞音、羽アリなどを挙げています。ただし、これらは「シロアリを疑う手がかり」であり、一つの症状だけで巣の種類や位置まで確定するものではありません。
イエシロアリの巣は、住宅の床下だけに作られるものではありません。
巣または活動拠点が確認される可能性がある場所には、次のようなものがあります。
土中やコンクリートの下
イエシロアリは地下性のシロアリであり、土中に塊状の巣を形成することがあります。
建物で被害が見つかっても、中心となる営巣部が次の場所にある可能性があります。
- 建物下部の土中
- 基礎周辺の地中
- コンクリートや土間の下
- 建物周辺の地中
- 埋設された木材や切り株の周辺
日本しろあり対策協会も、コンクリート下に形成されたイエシロアリの巣を代表例として紹介しています。 内部では、壁内、床下、配管周辺などに巣材や活動拠点が形成される場合があります。
ただし、壁の中から羽アリが出たからといって、その場所に中心となる本巣があるとは限りません。
壁内で見つかるものは、次の可能性があります。
- 蟻道
- 食害箇所
- 羽アリの出口
- 活動拠点となっている巣材
- 土中や別の場所とつながる経路
建物の上部
イエシロアリでは、建物内の地上部分に巣材や活動拠点が形成される例があります。
研究では、土中の巣と建物内の地上部の活動拠点が、蟻道でつながっている例が報告されています。また、地中との接続が確認できない地上性の巣は、一般的な地上部の活動拠点より少ないとされています。
樹木や切り株の内部
建物周辺の樹木、切り株、埋設木材などに営巣し、地中の経路を通って建物へ活動範囲を広げる可能性もあります。
住宅内だけでなく、必要に応じて次の場所も確認します。
- 建物に近い樹木
- 古い切り株
- 地面に接した木材
- ウッドデッキ
- 庭に残された廃材
- 建物外周の基礎周辺
ただし、樹木や切り株にシロアリがいることだけで、住宅が加害されているとは断定できません。建物とのつながりを確認します。
被害箇所から本巣を特定しにくい5つの理由
1.巣と餌場が離れていることがある
イエシロアリは、中心となる営巣部から離れた場所まで活動することがあります。
被害を受けている木材は餌場であり、その直下や直後ろに本巣があるとは限りません。
2.複数の経路がつながっている場合がある
蟻道は途中で分岐し、床下、壁内、土中などの複数方向へ延びる場合があります。
目に見える蟻道を一本だけ追っても、コロニー全体の活動範囲を把握できるとは限りません。
3.建物内に活動拠点が作られる場合がある
建物内部で巣材を発見しても、それが中心となる本巣ではなく、活動拠点である可能性があります。
見つけた巣材だけを取り除いても、別の場所に活動が残る場合があります。
4.建物外に中心的な営巣部がある場合がある
住宅内部の被害が大きくても、中心となる営巣部が建物外の土中や樹木内に存在する可能性があります。
建物内部だけを見て、巣全体の位置を断定することはできません。
5.建物構造によって目視できない場所がある
コンクリート下、壁内、床組みの奥などは、通常の目視調査だけでは確認できない場合があります。
調査結果では、次の3つを明確に分けることが重要です。
- 確認して異常がなかった場所
- 異常や活動を確認した場所
- 構造上確認できなかった場所
家の中に巣や活動拠点がある可能性を確認するチェックリスト
次の項目は、巣材や活動拠点の可能性を考える手がかりです。
一つ当てはまるだけで、イエシロアリの巣と断定することはできません。
- 床下や壁内に、土状またはスポンジ状の塊がある
- 土の塊の中から白い虫や頭部の大きな虫が出てきた
- 基礎から太い蟻道が複数方向へ伸びている
- 壁や天井の一部に不自然な膨らみがある
- 同じ場所から羽アリが繰り返し出る
- 羽アリが出た場所の周辺に蟻土や食害がある
- 床下だけでなく壁内や天井裏にも蟻道がある
- 配管周辺や水分の影響がある場所に巣材らしいものがある
- 建物周辺の切り株や木材でもシロアリが確認された
- 過去にイエシロアリの被害や施工歴がある
発見状況別の確認優先度
「巣が大きいから危険」「小さいから問題ない」と、大きさだけで判断することはできません。
位置、虫体、蟻道との接続、被害範囲、現在の活動状況を確認します。
次のいずれかに当てはまる場合は、発見部分を残した状態でご相談ください。
- 巣材の中に生きたシロアリがいる
- 蟻道が複数方向へ伸びている
- 壁内や天井裏まで痕跡がある
- 床や木部にも食害がある
- 同じ場所から羽アリが繰り返し出る
巣らしい土の塊を見つけたときに行うこと
1.壊す前に全体を撮影する
巣材らしいものだけを拡大して撮るのではなく、床、壁、基礎、配管などを含めた位置関係も撮影してください。
残したい写真は次のとおりです。
- 巣材らしい部分の拡大
- 周辺全体
- 蟻道が伸びている方向
- 接触している木材
- 虫体がいる場合は虫の写真
- 水漏れや雨漏りの跡がある場合はその周辺
2.発見場所を記録する
「床下にあった」だけではなく、建物内の位置を具体的に記録します。
記録例:
1階浴室の北側
基礎と配管の間
床下点検口から奥へ約2メートル
土状の塊から白い虫を確認
左右に細い蟻道が伸びている
大きさや距離を正確に測れない場合は、分かる範囲で問題ありません。
3.虫体を数匹だけ保管する
可能であれば、確認できた虫体を数匹だけ透明な袋や容器へ保管します。
イエシロアリかどうかを確認する際は、巣材だけでなく虫体も重要な判断材料になります。
蟻道や巣材は、活動方向や範囲を調べる手がかりになります。
一部を壊してしまった場合も、残っている部分を撤去せず、壊す前後の写真があれば保管してください。
5.殺虫剤を大量に注入しない
見えているシロアリに殺虫剤を使用しても、土中や建物内部の活動範囲まで確認したことにはなりません。
発見部分へ大量に薬剤を注入すると、活動個体が別の経路へ移動し、調査時に経路を確認しにくくなる可能性があります。
6.無理に床下や天井裏へ入らない
床下や天井裏には、配線、配管、釘、劣化した木材、狭い部分などがあります。
安全に入れない場所へ無理に進入せず、点検口や室内から確認できる範囲を撮影してください。
巣らしい部分だけを取り除く場合の注意点
露出している巣材だけを取り除いても、別の巣材、蟻道、食害箇所、土中の活動が残っている可能性があります。
見える部分だけを撤去すると、次の問題が生じることがあります。
- どの方向から活動していたか分からなくなる
- 蟻道と巣材の位置関係を確認できなくなる
- 別の場所に活動経路が変わる可能性がある
- 未確認部分の状況を判断しにくくなる
- 補修後に同じ場所や別の場所で痕跡が見つかる
- 適切な施工範囲を決める手がかりが減る
巣材を見つけたからといって、必ず大規模な施工になるわけではありません。
まずは、種類、活動の有無、被害範囲、建物との接続状況を確認します。
現地調査で確認するポイント
イエシロアリの巣を調査する際は、見つかった土の塊だけではなく、建物全体とのつながりを確認します。
発見状況の聞き取り
- いつ発見したか
- どこで発見したか
- 虫体がいたか
- 羽アリが出たことがあるか
- 過去にシロアリ施工を受けているか
- 水漏れや雨漏りがあるか
- 増改築やリフォームを行っているか
虫体の確認
- 職蟻または兵蟻がいるか
- 頭部や体形の特徴
- ほかのシロアリや昆虫の可能性
- 生きた個体が確認できるか
巣材だけで種類を決めず、虫体、発生状況、食害の特徴を合わせて判断します。
巣材の確認
- 土状、塊状、スポンジ状のどれに近いか
- どの程度の範囲にあるか
- 木材や壁と接しているか
- 蟻道とつながっているか
- 内部に虫体がいるか
- 古い部分と新しい部分があるか
蟻道の確認
- 基礎から上へ伸びているか
- 土中へ続いているか
- 壁内へ入っているか
- 途中で分岐しているか
- 被害木材につながっているか
- 新しい蟻道か、過去の痕跡か
床下と基礎周辺
- 基礎の内側と外側
- 土台、束、大引きなどの木部
- 配管の立ち上がり
- 浴室、洗面所、玄関周辺
- 増築部分や建物の接合部
- 床下の確認可能範囲
- 構造上確認できない部分
建物外周
- 基礎と外壁の境目
- 給排水管の周辺
- 地面に接している木材
- 切り株や廃材
- ウッドデッキ
- 建物に近い樹木
- 水分が継続しやすい場所
壁内や建物上部
床下だけでなく、壁内や天井裏にも痕跡がある場合は、必要に応じて建物上部を確認します。
ただし、壁や天井の開口は、確認できた根拠、開口する目的、復旧方法などを説明したうえで判断する必要があります。
現地調査で行うこと・行わないこと
無料の現地調査と、実際の防除施工は別です。
調査結果、施工の必要性、施工範囲、お見積り、保証条件を確認してから、施工を依頼するか判断できます。
相談前に整理しておくこと
調査を依頼する前に、次の情報を分かる範囲で整理しておくと、現地確認が進めやすくなります。
- 巣材らしいものを見つけた場所
- 発見した日
- 生きた虫がいたか
- 蟻道がつながっているか
- 羽アリが出たことがあるか
- 写真や動画があるか
- 水漏れや雨漏りがあるか
- 過去のシロアリ施工歴
- 保証書や施工完了報告書の有無
- リフォームや増築の履歴
巣材をすでに撤去した場合も、撤去前の写真や発見位置が分かれば、調査時にお伝えください。
熊本・佐賀・福岡でイエシロアリの巣を確認するときの考え方
熊本・佐賀・福岡でイエシロアリが疑われる場合も、地域名だけで巣の位置を推測することはできません。
巣や活動拠点の位置は、次の条件によって異なります。
- 建物構造
- 床下の形状
- 基礎や土間の状態
- 増築部分の有無
- 配管や設備の位置
- 水漏れや雨漏り
- 建物周辺の樹木や木材
- 過去の施工範囲
- 確認できない閉鎖部分
そのため、県や市町村だけで判断せず、建物ごとに発見位置と周辺状況を確認します。
株式会社プログラントは、熊本・佐賀・福岡で、シロアリの現地調査とお見積りに無料で対応しています。
株式会社プログラントのシロアリ調査
株式会社プログラントでは、現地調査、お見積り、施工、施工後の報告まで完全自社施工で対応しています。
発見した一点だけで判断しない
巣材らしい部分だけではなく、蟻道、食害箇所、床下、基礎、建物外周との位置関係を確認します。
確認できなかった場所がある場合は、確認済みの場所と分けてご説明します。
写真を使って調査結果を説明
床下や閉鎖空間など、お客様が直接確認しにくい場所は、写真を使って説明します。
- どこを確認したか
- 巣材や蟻道があったか
- 食害が確認されたか
- 現在の活動が疑われるか
- 確認できなかった場所があるか
- 施工する場合はどの範囲か
これらを分けて確認できるようにします。
写真付き施工完了報告書
施工を実施した場合は、写真付き施工完了報告書に対応しています。
施工前、施工中、施工後の状態を記録し、実施した場所と施工範囲を確認できるようにします。
施工内容に応じた保証書
保証期間は基本5年保証となります。
ただし、建物状況、対象生物、被害状況、施工内容、施工範囲、保証対象箇所によって異なります。
保証期間と適用範囲は、現地調査とお見積りの際にご確認ください。
関連施工が必要な場合の対応
株式会社プログラントでは、独自封鎖技術「パーフェクトウォール」と、独自衛生対策「エクリプスプロテクター」を保有しています。
これらは、建物に関連する別の問題や施工が確認された場合に検討する技術であり、すべてのシロアリ調査や防除施工に含まれるものではありません。
適用の必要性は、建物状況と施工範囲に応じて個別に判断します。
株式会社プログラントの対応エリア、完全自社施工、無料調査、写真付き施工完了報告書、保証書発行などの表記は、提供された共通マスターの確定情報に基づいています。
ご相談から施工後までの流れ
- 電話またはLINEで相談
巣材らしいものを見つけた場所、虫体、蟻道、写真の有無をお伝えください。
- 現地調査
発見場所、床下、基礎、建物外周など、建物状況に応じて必要な範囲を確認します。
- 写真を使った調査報告
確認できた場所、異常箇所、未確認部分を分けて説明します。
- お見積り
種類、被害状況、建物構造、施工範囲に基づいて作成します。
- 施工内容の確認
施工方法、対象範囲、お見積り、保証条件を確認し、ご納得いただいた場合に施工へ進みます。
- シロアリ防除施工
事前に説明した施工内容と範囲に沿って作業します。
- 写真付き施工完了報告書
施工前、施工中、施工後の状態を写真で確認できるようにします。
- 保証書と施工後の確認
施工内容に応じた保証書を発行し、保証期間と適用範囲をご説明します。
イエシロアリの巣に関するよくある質問
Q1.イエシロアリの巣はどのような見た目ですか?
イエシロアリの巣は、土状、塊状、スポンジ状に見えることがあります。公益社団法人日本しろあり対策協会は、イエシロアリが建物や土中に加工された塊状の大きな巣を作ると説明しています。ただし、木くず、腐朽部分、蟻土などと見分けにくい場合があるため、外見だけでは断定せず、虫体や蟻道とのつながりを確認します。
Q2.本巣と分巣は見た目で区別できますか?
見た目だけで本巣と分巣を確実に区別することは困難です。本巣は中心的な営巣部、分巣は別の活動拠点として説明されますが、露出した巣材の一部だけでは全体構造や土中との接続状態まで確認できません。巣材の位置、蟻道、虫体、食害の分布、建物構造を合わせて判断します。
Q3.壁から羽アリが出たら壁の中に本巣がありますか?
壁から羽アリが出た場合、壁内に発生経路、食害箇所、巣材などがある可能性は考えられます。しかし、その壁の内部に中心となる本巣があるとは限りません。羽アリの出口や蟻道の途中である可能性もあるため、穴を塞ぐ前に羽アリ、落ちた羽、発生場所全体を撮影してください。
Q4.蟻道をたどれば本巣を見つけられますか?
蟻道は巣と餌場などをつなぐ移動経路ですが、途中で分岐したり、壁内や土中へ続いたりすることがあります。そのため、目に見える蟻道をたどるだけで本巣へ到達できるとは限りません。無理に壊すと経路を確認しにくくなるため、伸びる方向と分岐を記録して調査します。
Q5.イエシロアリの本巣は必ず敷地内にありますか?
必ず敷地内にあるとは限りません。イエシロアリは巣から離れた場所まで採餌活動を行うことがあり、被害を受けている住宅と中心となる営巣部が離れている可能性があります。巣までの距離はコロニーや周辺環境によって異なるため、被害箇所から一律の距離で判断することはできません。
Q6.巣を直接見つけなければ防除施工はできませんか?
防除方法は、巣を直接掘り出せるかどうかだけで決まるものではありません。シロアリの種類、活動範囲、蟻道、被害箇所、建物構造、確認できない部分などを基に施工計画を検討します。見えている虫や巣材だけを処理して終えるのではなく、建物全体とのつながりを確認することが重要です。
Q7.古く乾いた巣材なら現在は活動していませんか?
乾いている、硬くなっているという理由だけでは、現在の活動の有無を判断できません。古い巣材の近くに新しい蟻道が形成されている場合や、別の経路で活動している可能性もあります。虫体、蟻道の状態、周辺の食害、過去の施工歴などを確認します。
Q8.巣らしい土の塊を自分で取り除いてもよいですか?
調査前にすべて取り除くことは避けた方がよいでしょう。巣材や蟻道は、種類、活動方向、被害範囲を確認する手がかりです。まず全体と周辺を撮影し、発見場所を記録してください。すでに撤去した場合は、撤去前の写真や、どこにあったかを調査時に伝えてください。
まとめ
- イエシロアリは、建物や土中に加工された塊状の巣を作る
- 巣材は、土状、塊状、スポンジ状に見えることがある
- 住宅内で見つかった巣材が、中心となる本巣とは限らない
- 建物内の活動拠点が分巣と説明されることがある
- 蟻道は、巣と食害箇所などをつなぐ移動経路である
- 被害が大きい場所の近くに本巣があるとは限らない
- 土の塊だけで、種類、活動、本巣・分巣を断定しない
- 巣らしいものは、壊す前に全体と周辺を撮影する
- 発見箇所へ殺虫剤を大量に注入しない
- 確認済み、異常あり、未確認の範囲を分けた調査が重要
熊本・佐賀・福岡のイエシロアリ調査はプログラントへ
床下、壁内、天井裏などで、土状の塊、巣材、太い蟻道を見つけた場合は、壊す前に写真を撮ってください。
株式会社プログラントでは、熊本・佐賀・福岡で、シロアリの現地調査とお見積りに無料で対応しています。
「土の塊が巣か分からない」
「本巣か分巣か確認したい」
「壁の中から羽アリが出てきた」
「巣材を撤去したが、ほかに活動がないか気になる」
このような段階でもご相談いただけます。
施工を実施した場合は、写真付き施工完了報告書と、施工内容に応じた保証書を発行します。
保証期間は基本5年保証です。建物状況、対象生物、被害状況、施工内容、施工範囲、保証対象箇所によって異なります。
運営会社情報

運営:株式会社プログラント
代表取締役:藤井靖光
対応エリア:熊本・佐賀・福岡
施工体制:完全自社施工