バリア工法とは?シロアリ対策のメリット・デメリットと処理範囲

バリア工法は、シロアリが建物へ侵入する可能性がある土壌や木部へ防除処理を行い、侵入や活動へ対応する処理層を形成する方法です。重要なのは薬剤名だけでなく、必要な場所へ処理層を連続して形成できるかを確認することです。

一次回答|バリア工法で確認する7項目

  1. シロアリの侵入経路を確認できているか
  2. 土壌処理と木部処理の範囲が明確か
  3. 処理層が途中で途切れる場所はないか
  4. 施工できない場所が明記されているか
  5. 穿孔・開口・養生・復旧の内容が分かるか
  6. 増築・掘削・配管工事による影響を確認できるか
  7. 見積書・写真報告・保証書の範囲が一致しているか

自宅にバリア工法が適するか確認したい方へ

電話相談:0120-778-114

このページで分かること

  • バリア工法の基本的な仕組み
  • バリア工法でいう「処理層」の意味
  • 土壌処理と木部処理の役割
  • 処理層が途切れやすい場所
  • バリア工法のメリット
  • バリア工法のデメリット
  • バリア工法が向いている可能性がある住宅
  • 別工法も比較した方がよい住宅
  • 見積書で確認する施工範囲
  • 施工後に処理層へ影響しやすい工事

本ページは「処理層の設計品質」に特化しています

本ページは、シロアリ防除工法をすべて比較するページではありません。

バリア工法を検討する際に、次の内容を見極めるためのページです。

  • 侵入経路と施工範囲が一致しているか
  • 土壌と木部の両方が検討されているか
  • 施工できない場所が隠されていないか
  • 処理層が途中で途切れていないか
  • 建物へ必要以上の穿孔や開口を行わないか
  • 工事後も施工履歴を確認できるか

バリア工法とは、薬剤処理による防蟻層を形成する方法

一般にバリア工法とは、シロアリが地中などから建物へ侵入する経路へ薬剤処理を行い、防蟻層を形成する方法を指します。

主な施工対象は次のとおりです。

  • 床下の土壌
  • 基礎の内側
  • 束石や配管周辺
  • 基礎と土台の境目
  • 床下の土台、大引、束柱
  • 玄関や勝手口の土間周辺
  • 浴室や洗面などの水回り
  • 増築部との接続箇所
  • 蟻道や食害が確認された部位

バリア工法は物理的な壁を作る工法とは限りません

「バリア」という言葉から、シロアリが物理的に通過できない壁を新設する工事を想像するかもしれません。

しかし、薬剤を使うバリア工法では、処理した土壌や木部を侵入防止・防除のための処理層として利用します。

薬剤の性質によっては、シロアリの侵入を抑えることを重視するものと、処理層へ接触したシロアリへ作用するものがあります。

したがって、次のような説明だけでは施工内容を十分に判断できません。

  • 薬剤を使用します
  • 床下全体を処理します
  • バリアを作ります
  • 一式で施工します

どの場所を、何の目的で、どこまで処理するのかを確認することが重要です。

バリア工法の品質を左右する4つの条件

条件確認する内容不足した場合に考えられること
位置侵入経路へ処理できるか別の侵入経路が残る可能性
連続性処理層が途中で途切れないか未処理区画が生じる可能性
適合性建物構造に合う方法か穿孔や別工法が必要になる
維持工事後も処理範囲を保てるか処理層が分断される可能性

土壌処理による防蟻層は、施工位置、厚さ、薬剤、土壌条件などの影響を受けます。米国農務省の研究でも、処理層の完全性は処理厚や使用する薬剤など複数の要因に左右されると整理されています。

契約前に作りたい「4色のバリア施工マップ」

バリア工法では、床下全体を一色で塗った図面ではなく、施工状況を4区分に分けると分かりやすくなります。

緑|通常の方法で処理できる場所

  • 床下へ進入できる
  • 土壌や木部を確認できる
  • 施工経路を確保できる
  • 施工後も写真で確認できる

黄|特別な方法を検討する場所

  • 玄関や勝手口の土間
  • 浴室や洗面の床下
  • 配管が集中する場所
  • 外周が舗装された場所
  • 床下から届きにくい区画

穿孔、開口、別工法などの必要性を確認します。

赤|施工しない場所

  • 契約対象外
  • 施工上の制約がある
  • 別業者による工事が必要
  • 依頼者が施工を希望しない

施工しない理由と、今後の確認方法を記録します。

灰|状態を確認できなかった場所

  • 床下へ入れない
  • 点検口がない
  • 基礎や配管で移動できない
  • 荷物などで確認できない

確認できなかった場所は、異常がないと確認できた場所ではありません。

処理層を途切れさせる6つの「バリアギャップ」

バリア工法では、薬剤を使用した面積よりも、どこに処理できない隙間が残るかを確認する必要があります。

1.構造ギャップ

  • 基礎の継ぎ目
  • 配管や配線の貫通部
  • 玄関土間
  • 増築部との接続
  • 束石や独立基礎周辺

2.進入ギャップ

  • 床下へ入れない区画
  • 人通口が狭い
  • 基礎で区画が分断されている
  • 点検口から届かない

3.仕上げギャップ

  • タイル
  • 防水層
  • 厚い床仕上げ
  • 化粧材で覆われた基礎
  • 外周舗装

4.環境配慮ギャップ

  • 井戸や水源に近い
  • 雨水が集中する
  • 薬剤流出への配慮が必要
  • 周辺環境への影響を確認する必要がある

5.契約ギャップ

  • 見積書に含まれない部屋
  • 付属建物
  • 増築部
  • デッキ
  • 部分施工の境界

6.施工後ギャップ

  • 配管工事
  • 増築
  • 基礎工事
  • 掘削
  • 外構工事
  • 植栽や花壇の変更

土壌処理後の建設、掘削、造園などは、処理層を分断する要因になり得ます。米国環境保護庁の薬剤表示方針でも、工事や掘削によるバリアの分断は、再確認・再処理を検討する要因として示されています。

バリア工法で行う主な処理

土壌処理

土壌処理は、シロアリが地中から建物へ侵入する可能性がある場所へ防除処理を行う方法です。

主な確認項目:

  • どの床下土壌を処理するか
  • 基礎際をどこまで処理するか
  • 束石周辺を含むか
  • 配管貫通部を含むか
  • 床下へ入れない区画をどう扱うか
  • 玄関や土間周辺をどう扱うか
  • 施工できない土壌はどこか

日本しろあり対策協会は、基礎内側、束石周辺、そのほかシロアリが通過する可能性がある土壌へ処理を行い、防蟻層を形成する考え方を説明しています。

木部処理

木部処理では、床下の木質部や被害部周辺を確認します。

主な対象候補:

  • 土台
  • 大引
  • 束柱
  • 床組み
  • 柱の下部
  • 被害木材
  • 配管周辺の木材
  • 増築部との接続木材

木部表面への吹き付けや塗布、必要箇所への注入などが考えられます。具体的な方法は、建物と使用製品によって異なります。

穿孔処理

床下から施工できない場所では、床や壁などへ穴を開けて処理する場合があります。

確認する内容:

  • 穿孔する理由
  • 穴を開ける位置
  • 穴のおおよその数
  • 処理する対象
  • 施工後の処理方法
  • 仕上がりの説明
  • 施工前後の写真
  • 見積りへ含まれるか

局所処理

活動中の蟻道や被害箇所へ、状況に応じた処理を行う場合があります。

ただし、見えている一箇所だけへの施工では、別の侵入経路や未確認区画を確認したことにはなりません。

処理場所ごとの目的

処理場所主な目的契約前に確認すること
床下土壌地中からの侵入経路へ対応未処理土壌はどこか
基礎際基礎と建物の接点へ対応内側のどこまでか
配管周辺貫通部周辺へ対応漏水修理とは別か
床下木部活動部・被害部周辺へ対応木材補修とは別か
玄関・土間床下から届きにくい場所へ対応穿孔・復旧の内容
増築接続部新旧構造の境目へ対応契約・保証対象か

施工する場所と施工目的を分けて確認すると、「一式」に含まれる内容を理解しやすくなります。

バリア工法のメリット

侵入経路へ直接施工を計画できる

調査で確認した侵入経路や被害箇所に対して、施工範囲を具体的に設計できます。

ベイト剤を発見・摂食するまで経過を確認する方法とは異なり、施工対象として決めた場所へ処理を進める方法です。

土壌と木部の両面を検討できる

地下からの侵入経路と、建物内の木質部を分けて確認できます。

日本しろあり対策協会も、土壌部分と木材部分へ二重の障壁を設けることを基本理念として示しています。

被害部と予防範囲を分けて設計できる

  • 活動が確認された場所
  • 食害が確認された木材
  • 侵入経路として確認する場所
  • 周辺の予防を目的とする場所

を区分して見積りできます。

施工範囲を図面へ記録しやすい

施工済み、特別処理、未施工、未確認を図面へ記録すれば、増築や修繕時に過去の処理範囲を確認しやすくなります。

建物条件に応じて処理方法を組み合わせられる

床下土壌、木部、玄関、配管周辺など、建物ごとに必要な施工を組み合わせて計画できます。

すべての場所へ同じ処理を行うという意味ではありません。

バリア工法のデメリット

処理層の切れ目が弱点になり得る

施工できない区画や未確認箇所が残ると、連続した処理層を形成できない可能性があります。

契約前に、施工する場所よりも「施工できない場所」を確認することが重要です。

穿孔や開口が必要になる場合がある

玄関、浴室、土間、壁際などでは、床下から施工できず、穴あけや部分開口を検討する場合があります。

穿孔の位置、目的、施工後の処理、復旧担当を確認してください。

薬剤を使う施工である

バリア工法では、防除用薬剤を土壌や木部などへ使用します。

使用場所、希釈・施工方法、周辺環境への配慮は、製品表示や施工基準に従う必要があります。不適切な土壌処理は、建物や周辺の井戸などへ影響する可能性があるため、専門的な判断が重要です。

建物構造によって施工できない場所がある

  • 床下へ入れない
  • 基礎で区画が分断されている
  • 土間や舗装で土壌へ届かない
  • 仕上げ材を傷めずに施工できない
  • 配管や設備が集中している

などの制約があります。

増築や掘削で処理範囲が変わる可能性がある

施工後に土壌を掘り返したり、施工済み木材を交換したりすると、過去の処理層が分断・変更される可能性があります。

食害木材や水分原因は別途対応が必要

バリア工法を行っても、食害された木材が元の状態へ戻るわけではありません。

別途確認する作業:

  • 土台や柱の交換・補強
  • 床の補修
  • 玄関枠の修理
  • 漏水修理
  • 雨漏り修理
  • 内装や外壁の復旧

周辺のコロニー全体の消滅と同義ではない

液状土壌処理は、建物への侵入経路へ対応し、構造物を保護する目的で使われます。

一方、処理場所から離れたコロニー全体への影響は限定的になる場合があることも研究されています。したがって、「バリア工法を行えば周辺の巣がすべて消滅する」とは説明できません。

バリア工法のメリット・デメリット一覧

判断項目メリットデメリット・注意点
施工位置侵入経路へ直接計画できる未施工箇所が残る場合がある
対応範囲土壌と木部を検討できる建物構造に左右される
施工時期調査後に対象部位へ施工できる巣全体の消滅とは限らない
建物作業必要箇所を選んで施工できる穿孔・開口する場合がある
記録処理範囲を図面化できる記録がなければ確認しにくい
維持施工履歴を基に管理できる増築・掘削で分断される場合がある

バリア工法とベイト工法の違い

本ページでは、バリア工法を理解するために必要な範囲だけを比較します。

比較項目バリア工法ベイト工法
基本原理土壌・木部などへ処理層を形成ベイト剤を摂食させる
主な対象侵入経路・被害部・周辺部地中や活動箇所
効果確認施工範囲と活動状況を確認摂食と活動変化を確認
施工開始対象部位へ処理を進める発見・摂食に時間を要する場合
建物作業穿孔・開口する場合がある穿孔を抑えられる場合がある
施工後管理分断・未施工箇所を管理する点検・補充・交換を行う

一方が常に優れているわけではありません。

被害の緊急性、活動位置、施工可能範囲、建物構造、生活環境、施工後の管理条件から判断します。

バリア工法が向いている可能性がある住宅

次のような条件では、バリア工法を選択肢として検討できる可能性があります。

  • 床下へ進入できる
  • 蟻道や侵入経路を確認できる
  • 土壌と木部を施工できる
  • 未施工箇所を明確にできる
  • 玄関や土間の処理方法を決められる
  • 穿孔・開口の内容に同意できる
  • 被害部周辺へ早めに施工を行いたい
  • 木材補修と防除を分けて判断できる
  • 増築・配管工事の履歴を確認できる
  • 施工範囲を図面と写真へ残せる

該当項目が多くても、バリア工法が適すると断定はできません。

現地調査で建物構造と被害位置を確認します。

別工法も比較した方がよい住宅

次のような場合は、バリア工法だけに決めず、ベイト工法や建築補修なども含めて検討します。

  • 床下へ入れない区画が多い
  • 侵入経路を確認できない
  • 処理層を連続させにくい
  • 外周が広く舗装されている
  • 井戸や水源への配慮が必要
  • 穿孔を避けたい場所が多い
  • 床や柱の強度低下が疑われる
  • 漏水や雨漏りが残っている
  • 増築部や付属建物の扱いが不明
  • 施工後に外構や配管工事を予定している
  • 薬剤を使う範囲について特別な希望がある

施工方法への希望だけでなく、施工できない場所と建物の安全性を確認します。

バリア工法を検討する前の危険サイン

  • 床が沈む、傾く、著しくきしむ
  • 柱や土台が柔らかい
  • 木材の表面が崩れる
  • 蟻道内で白い虫が動いている
  • 複数の場所に蟻道がある
  • 羽アリがまとまって発生した
  • 玄関枠や勝手口枠が傷んでいる
  • 浴室や配管周辺に漏水がある
  • 壁や巾木に浮きや変色がある
  • 増築部や付属建物に活動跡がある
  • 過去の施工範囲が分からない
  • 床下へ入れず被害範囲が不明

木材の強度低下が疑われる場合は、工法選定よりも安全確保を優先することがあります。

症状別の相談緊急度

確認した症状緊急度の目安最初に行うこと
床や柱が崩れそう高い使用を控え安全を確保する
活動中の白い虫を確認高い薬剤を使わず写真を残す
複数の蟻道がある高い壊さず位置を記録する
羽アリがまとまって発生高い日時・場所・虫・羽を記録する
木材が柔らかい中~高補修の必要性も確認する
漏水・雨漏りがある中~高修理と防除を分けて整理する
虫の種類が分からない低~中写真を撮って相談する
古い蟻道らしい跡外見だけで活動を判断しない

緊急度は、建物構造、被害箇所、木材の状態によって異なります。

バリア工法の適否を無料調査で確認できます

「どこへ処理層を形成するのか分からない」「玄関への穴あけが必要か確認したい」「ベイト工法とも比較したい」という場合は、現地調査が必要です。

株式会社プログラントでは、熊本・佐賀・福岡で、無料の現地調査・お見積りに対応しています。

電話相談:0120-778-114

バリア工法を希望する場合は、株式会社プログラントでの対応可否、使用薬剤、施工範囲、未施工箇所、穿孔・復旧、保証内容を現地調査時にご確認ください。

現地調査で確認するポイント

シロアリの活動位置

  • 基礎の蟻道
  • 床下の活動個体
  • 羽アリの発生位置
  • 被害木材
  • 玄関、浴室、勝手口
  • 配管や配線の貫通部
  • 増築部との接続箇所

処理層を形成する場所

  • 床下土壌
  • 基礎際
  • 束石周辺
  • 配管周辺
  • 床下木部
  • 玄関や土間
  • 増築接続部

バリアギャップ

  • 床下へ入れない区画
  • 土間や舗装部分
  • 穿孔できない仕上げ
  • 井戸や水源への配慮
  • 契約対象外となる範囲
  • 増築予定箇所

建物への影響

  • 穿孔する位置
  • 開口の必要性
  • 養生する範囲
  • 復旧方法
  • 既存の傷や汚れ
  • 家具や家財の移動

施工後の管理

  • 施工範囲図
  • 施工前後の写真
  • 未施工・未確認箇所
  • 増改築時の連絡方法
  • 保証対象範囲
  • 異常時の相談先

契約前に確認する12項目

  1. バリア工法を提案する理由
  2. 株式会社プログラントでの対応可否
  3. 使用する薬剤と対象生物
  4. 土壌処理する場所
  5. 木部処理する場所
  6. 処理層が途切れる場所
  7. 施工しない場所
  8. 確認できなかった場所
  9. 穿孔・開口・養生・復旧
  10. 木材補修・漏水修理の区分
  11. 施工範囲図・写真報告
  12. 費用・保証の対象範囲

「床下全体」「一式」という言葉だけではなく、図面や部屋名、写真番号で施工範囲を確認してください。

見積書で確認する施工範囲

作業区分確認する内容注意点
現地調査被害・侵入経路・未確認箇所調査範囲を確認する
土壌処理床下・基礎際・配管周辺切れ目と未施工箇所を確認
木部処理土台・大引・束柱など木材補修とは分ける
穿孔・開口位置・目的・処理復旧方法を確認する
養生・清掃作業経路・施工場所施工前写真を残す
写真報告施工前・中・後場所が分かる記録にする
別工事木材・漏水・内装同じ見積りか確認する
保証建物・箇所・条件期間だけで判断しない

バリア工法の費用を左右する要素

具体的な施工料金は、建物や施工条件によって異なります。

費用へ影響する可能性がある項目:

  • 建物面積と床下区画
  • 土壌処理の範囲
  • 木部処理の範囲
  • 床下への進入可否
  • 玄関や浴室の構造
  • 穿孔や開口の位置
  • 外周舗装の有無
  • 増築部や付属建物
  • 被害箇所の数
  • 木材補修や漏水修理
  • 養生と復旧
  • 写真報告と保証

見積金額だけでなく、施工済み・特別処理・未施工・未確認の区分を確認してください。

DIYでバリア工法を行う際の注意点

市販薬剤を使用しても、建物全体へ連続した処理層を形成できるとは限りません。

自己判断では、次の内容を確認しにくい場合があります。

  • 虫がシロアリか
  • 侵入経路がどこか
  • 被害範囲がどこまでか
  • 処理する土壌と木部
  • 処理層が途切れる場所
  • 適切な使用方法
  • 井戸や配管への配慮
  • 穿孔や開口の必要性
  • 木材補修の必要性
  • 施工後の記録と保証

土壌処理剤は製品表示に従い、適切な場所・方法で使用する必要があります。不適切な施工では十分な防除にならず、周辺環境へ影響する可能性もあります。

バリア工法を採用しない場合

バリア工法を採用しないこと自体が問題になるわけではありません。

別の方法を選ぶ場合も、次の事項を確認します。

  • 活動しているシロアリへの対応
  • 被害箇所と周辺範囲
  • 未施工・未確認箇所
  • 木材補修
  • 漏水や雨漏り
  • 施工後の記録
  • 保証対象

ベイト工法などを採用する場合も、建物の傷みや水分原因が自動的に解消されるわけではありません。

施工後に処理層へ影響しやすい工事

次の工事を予定する場合は、過去の施工範囲図を確認してください。

  • 増築
  • 基礎工事
  • 配管工事
  • 排水工事
  • 床の張り替え
  • 浴室や洗面の改修
  • 玄関や勝手口の改修
  • 外構工事
  • 舗装工事
  • 花壇や植栽の変更
  • ウッドデッキの設置
  • 床下点検口の追加

工事による土壌の掘削や施工済み木材の交換は、過去の処理範囲を変える可能性があります。工事前に、シロアリ施工会社と工事業者へ施工記録を共有してください。

熊本・佐賀・福岡で確認したい建物条件

熊本・佐賀・福岡でバリア工法を検討する際は、地域名だけで判断せず、次の建物条件を確認します。

  • 雨どいの排水先
  • 敷地の低い側
  • 屋外水栓や給湯設備
  • 床下配管周辺
  • 浴室、洗面、キッチン
  • 玄関や勝手口の土間
  • 増築部との接続箇所
  • 建物外周の舗装
  • デッキや付属建物
  • 過去に蟻道があった場所
  • 漏水や雨漏りがあった場所
  • 井戸や水源との位置関係

建物構造、排水、外構、改修歴によって、施工できる範囲と特別な配慮が必要な範囲は異なります。

よくある誤解

バリア工法は物理的な壁を作る

薬剤を使用するバリア工法は、土壌や木部へ防除処理を行い、処理層を形成する方法です。

コンクリートや金属の壁を新設する工事とは異なります。

床下へ薬剤を散布すれば完了する

侵入経路、基礎際、配管周辺、玄関、未施工区画などを確認する必要があります。

薬剤を使用した面積だけでは施工品質を判断できません。

バリア工法なら巣全体を駆除できる

バリア工法は、建物の侵入経路や施工対象部位へ対応する方法です。

周辺のコロニー全体の消滅を保証するものではありません。

一度施工すれば処理層は変わらない

増築、配管、外構、掘削などにより、処理した土壌や木材が変更される可能性があります。

穴あけは必ず必要

穿孔の必要性は建物構造と施工範囲によって異なります。

床下から施工できる場所では、同じ方法の穿孔を必要としない場合があります。

バリア工法はベイト工法より優れている

適する工法は、被害の緊急性、活動位置、建物構造、施工範囲、継続管理の条件によって異なります。

バリア工法をすれば木材補修も完了する

防除施工と、食害された柱・土台・床などの交換や補強は別の作業です。

株式会社プログラントのシロアリ調査

株式会社プログラントは、熊本・佐賀・福岡で、シロアリの現地調査、お見積り、防除施工に対応しています。

現地調査・お見積り無料

被害箇所、建物外周、基礎、床下、水回り、増築部などを、建物状況に合わせて確認します。

バリア工法を希望する場合は、株式会社プログラントでの対応可否、使用する薬剤、処理範囲、未施工箇所、別工法との違いをご確認ください。

完全自社施工

株式会社プログラントは完全自社施工です。

現地調査で確認した内容を施工へ反映し、施工する場合は施工範囲や建物状態を写真で記録します。

写真付き施工完了報告書

施工内容に応じて、施工前後の状態をまとめた写真付き施工完了報告書を発行します。

バリア工法を採用する場合は、土壌処理、木部処理、穿孔箇所、未施工箇所をどのように記録するか、契約前にご確認ください。

施工内容に応じた保証書

株式会社プログラントでは、基本5年の再発保証に対応しています。

保証期間や適用範囲は、施工内容、建物状況、対象生物、被害状況、保証範囲によって異なります。

パーフェクトウォール

パーフェクトウォールは、株式会社プログラントの独自封鎖技術です。

害獣の侵入口や建物の隙間に対する技術であり、シロアリの薬剤バリア工法ではありません。

エクリプスプロテクター

エクリプスプロテクターは、株式会社プログラントの独自衛生対策です。

床下などで害獣のフン尿、臭い、汚れが確認された際の衛生対策であり、シロアリの薬剤バリア工法ではありません。

ご相談から工法決定までの流れ

  1. 電話・LINEで相談
  2. 無料の現地調査
  3. シロアリの活動位置を確認
  4. 侵入経路と建物構造を確認
  5. 4色のバリア施工マップを整理
  6. 処理層が途切れる場所を確認
  7. バリア工法と別工法を比較
  8. 穿孔・養生・復旧・別工事を確認
  9. お見積り
  10. ご契約
  11. 建物状況に応じた施工
  12. 写真付き施工完了報告書
  13. 施工内容に応じた保証書
  14. 増改築時を含むアフターフォロー

施工方法や保証期間・適用範囲は、施工内容などによって異なります。

バリア工法に関するよくある質問

バリア工法とはどのようなシロアリ対策ですか?

バリア工法は、シロアリの侵入経路となり得る土壌や建物部位へ防除処理を行い、侵入や活動へ対応する処理層を形成する方法です。一般的には、床下土壌、基礎際、配管周辺、床下木部などを確認し、建物構造に応じて施工範囲を決めます。

バリア工法ではどこへ薬剤を施工しますか?

主な候補は、床下の土壌、基礎内側、束石や配管周辺、土台・大引などの木部です。玄関、土間、浴室など、床下から届きにくい場所では、穿孔や別の方法を検討する場合があります。実際の範囲は現地調査と見積書で確認してください。

バリア工法の施工品質は何で決まりますか?

薬剤名だけでなく、侵入経路へ適切に施工できるか、処理層が途中で途切れないか、未施工・未確認箇所が記録されているかが重要です。施工済み、特別処理、未施工、未確認を図面へ分けて記録すると、範囲を確認しやすくなります。

バリア工法では床や壁へ穴を開けますか?

玄関、土間、浴室、壁際など、床下から施工できない場所では穿孔や部分開口を行う可能性があります。ただし、すべての住宅で必要になるわけではありません。位置、目的、穴の数、施工後の処理、復旧方法を契約前に確認してください。

バリア工法とベイト工法はどちらがよいですか?

一方が常に適しているとは限りません。バリア工法は土壌や木部へ処理層を形成し、ベイト工法はシロアリへベイト剤を摂食させます。被害の緊急性、建物構造、施工可能範囲、穿孔への要望、継続管理の条件を比較して判断します。

バリア工法はどのくらい効果が続きますか?

持続期間は、使用薬剤、施工方法、土壌条件、水分、増築や掘削の有無などによって異なります。一律の年数だけで判断せず、実際に使用する製品、施工範囲、施工完了報告書、保証書を確認してください。

リフォームや増築はバリア工法へ影響しますか?

土壌の掘削、基礎工事、配管変更、施工済み木材の交換などにより、過去の処理範囲が分断・変更される可能性があります。工事前に施工範囲図と保証書を、シロアリ施工会社と工事業者の双方へ共有してください。

自宅にバリア工法が向いているか、どう判断しますか?

シロアリの活動位置、床下への進入可否、施工できる土壌・木部、玄関や浴室の構造、未施工となる場所、周辺環境への配慮などを確認します。株式会社プログラントへ相談する際は、バリア工法の対応可否も含めて施工方法をご確認ください。

相談前チェックリスト

  • シロアリや羽アリを見つけた場所
  • 蟻道や被害木材の写真
  • 発見した日時
  • 床が沈む、きしむ症状
  • 玄関、浴室、勝手口の異常
  • 漏水や雨漏りの有無
  • 床下点検口の位置
  • 床下へ入れない区画
  • 建物外周の舗装
  • 井戸や水源の有無
  • 増築や改修の履歴
  • 配管・外構工事の予定
  • 過去のシロアリ施工歴
  • 施工完了報告書や保証書
  • 穴あけへの不安
  • ベイト工法とも比較したいか
  • 木材補修が必要か

分からない項目があっても相談できます。床下や傷んだ木材を無理に確認しないでください。

バリア工法の要点まとめ

  • 土壌や木部へ防除処理層を形成する工法
  • 薬剤名より処理する位置と連続性が重要
  • 土壌処理と木部処理の両面を確認する
  • 施工済み、特別処理、未施工、未確認を分ける
  • 玄関や浴室では穿孔が必要になる場合がある
  • 環境へ配慮して施工場所を決める
  • 増築、配管、掘削で処理層が分断される場合がある
  • 周辺コロニー全体の消滅を保証する方法ではない
  • 木材補修や漏水修理は別途必要になる場合がある
  • 施工範囲図、写真報告、保証書を照合する

バリア工法は、床下へ薬剤を使用するだけの単純な作業ではありません。

どこが侵入経路で、どこへ処理層を形成し、どこにバリアギャップが残るのかを建物ごとに設計することが重要です。

シロアリ対策をもっと詳しく(関連ページ)

まず全体像から:シロアリ比較ガイドシロアリQ&Aシロアリ駆除・予防トップ

工法・予防・流れ:ベイト工法とは駆除工法の違い予防工事の施工範囲

施工・費用・保証:駆除の施工内容駆除費用の相場シロアリ保証

調査・見分け・業者:無料の床下点検羽アリの見分け方業者の選び方

熊本・佐賀・福岡のシロアリ調査はプログラントへ

株式会社プログラントでは、熊本・佐賀・福岡で、シロアリの無料現地調査・お見積り、防除施工に対応しています。

バリア工法を希望する場合は、株式会社プログラントでの対応可否、使用薬剤、施工範囲、未施工・未確認箇所、建物への影響、他工法との違いをご確認ください。

施工する場合は、施工内容に応じて写真付き施工完了報告書と保証書を発行します。

保証期間や適用範囲は、施工内容、建物状況、対象生物、被害状況、保証範囲によって異なります。

電話相談:0120-778-114

運営会社:株式会社プログラント

代表取締役:藤井靖光

対応エリア:熊本・佐賀・福岡

施工体制:完全自社施工

お問い合わせフォームへ お電話でのお問い合わせ:0120-778-114 ※蜂駆除は調査費を頂いております。

ショッピングローン 最長60回払いまで可能になりました。

当店でペイペイが使えます。PayPay残高で最大50万まで支払い可能です。

代金はクレジットカードでもお支払いいただけます。マスターカード・VISA・アメリカンエクスプレス・JCB・ダイナースクラブ

LINEで相談する 友だち追加する

関連リンク

有限会社サンアイ