シロアリ予防対策|床下防蟻の施工範囲と木部・土壌処理の確認点
シロアリ予防工事で重要なのは、薬剤を散布することだけではありません。床下の構造や過去の施工履歴を調査し、木部処理・土壌処理・重点処理が必要な場所を明確にしたうえで、施工できない区画まで契約前に確認することが大切です。
シロアリ予防工事の基本は、床下の木材を守る「木部処理」と、地中からの侵入リスクを抑える「土壌処理」です。
ただし、床下が土壌かコンクリートか、基礎で区切られていないか、玄関や浴室へ施工できるかによって、実際の処理方法と範囲は変わります。
見積書では、金額だけでなく「どこを調査し、どこへ処理し、どこが対象外なのか」を確認してください。
前回の施工日が分からない場合や、見積書の施工範囲に不明点がある場合も、現在の床下状態から確認できます。
熊本・佐賀・福岡の現地調査・お見積りは無料です。
このページで分かること
- シロアリ予防工事で行う調査
- 木部処理と土壌処理の役割
- 予防工事の主な施工箇所
- 玄関、浴室、配管周辺の確認方法
- 施工できない区画がある場合の注意点
- 見積書で確認する施工範囲
- 予防工事に含まれる作業と別工事
- 施工前後の写真と報告書の重要性
- 施工後の保証で確認する内容
| 知りたい内容 | 確認する専門ページ |
|---|---|
| シロアリの種類・生態 | シロアリの種類一覧 |
| 羽アリや蟻道の見分け方 | 羽アリがシロアリか見分ける方法 |
| 食害や建物への影響 | シロアリ被害の症状一覧 |
| ベイト工法とバリア工法 | シロアリ駆除工法の違い |
| 自分で行う駆除や対策 | シロアリ駆除は自分でできる? |
| 保証内容・保証条件 | 駆除後の5年保証・無料点検 |
| 地域ごとの対応 | 熊本県・佐賀県・福岡県南部 |
シロアリ予防工事は建物の確認から始まります
シロアリ予防工事では、いきなり薬剤を散布するのではなく、最初に建物の構造と床下の状態を確認します。床下調査で確認する内容はシロアリ点検|無料床下調査と写真報告にまとめています。
同じ床面積の住宅でも、基礎の形状、床下への進入経路、玄関や浴室の構造、増改築の履歴によって、調査できる場所と施工できる場所が異なるためです。
床下への進入口を確認する
一般的には、床下収納庫や点検口から床下へ入ります。
進入口があっても、基礎で床下が区切られている場合や、配管、断熱材、設備などによって奥へ進めない場合があります。
調査前に確認したい内容は次のとおりです。
- 床下収納庫や点検口の位置
- 床下へ入れる区画
- 基礎で分断されている区画
- 人が進入できない狭い区画
- 増築部分へ移動できるか
- 玄関や浴室の下を確認できるか
- 点検できない範囲がどこか
「床下を調査した」という説明だけでなく、床下全体のうち、どこまで確認できたのかを聞くことが重要です。
過去の施工履歴を確認する
保証書や施工完了報告書が残っている場合は、次の内容を確認します。
- 前回の施工日
- 施工会社
- 使用した薬剤
- 施工面積
- 木部処理の範囲
- 土壌処理の範囲
- 未施工箇所
- 保証期間
- 定期点検の記録
- 増改築後の追加施工
過去に施工していても、増築した部分やリフォームで新しく作られた配管貫通部などは、以前の施工範囲に含まれていない可能性があります。
蟻道・食害・水漏れを確認する
予防工事を希望していても、調査時に活動中のシロアリや食害が見つかった場合は、単なる予防ではなく駆除を含む施工へ切り替える必要があります。
床下では、次の項目を確認します。
- 基礎や束石に蟻道がないか
- 土台、大引、根太、床束に食害がないか
- 木材に腐朽やカビがないか
- 浴室や洗面所付近に水漏れがないか
- 配管周辺に水分が残っていないか
- 雨水や地表水が床下へ流入していないか
- 床下に廃材や木片が残っていないか
- 換気口が荷物や植栽で塞がれていないか
予防工事ではなく駆除調査を優先したいサイン
次の症状がある場合は、予防工事の見積りだけで進めず、シロアリの生息状況や被害範囲を優先して確認します。
| 症状 | 考えられる状態 | 推奨する対応 |
|---|---|---|
| 室内から羽アリが出た | 建物内部から発生した可能性 | 発生場所、虫体、落ちた羽をできる範囲で保存し、調査を依頼する |
| 基礎や束石に蟻道がある | 地中から建物内へ侵入している可能性 | 蟻道を壊さず、形状や経路を確認できる状態で調査を依頼する |
| 木材に食害や空洞がある | 木材の内部まで被害が進んでいる可能性 | 周辺の木部や接合部を含めて被害範囲を確認する |
| 床が沈む・やわらかい | 床下の木材に食害や腐朽などの劣化が起きている可能性 | 床材、根太、大引、床束、土台などの構造部分を確認する |
| 浴室や洗面所で異変がある | 湿気が多い水回り周辺から被害が進んでいる可能性 | 床下、壁際、配管周辺、土台などを確認する |
| 雨漏りや漏水が続いている | 木材の含水状態が変化し、シロアリや腐朽の影響を受けやすくなっている可能性 | 雨漏りや漏水の原因箇所と、その周辺の木材を確認する |
羽アリや蟻道を見つけても、すべてがシロアリ被害とは限りません。しかし、市販薬剤を散布したり、蟻道を壊したりすると、シロアリの種類や活動状況、侵入経路を確認しにくくなる場合があります。
発見した場所や日時を記録し、可能であれば虫体、落ちた羽、蟻道などの写真を撮影してから、専門業者へ相談してください。症状の見分け方はシロアリ被害の症状一覧、羽アリの判別は羽アリがシロアリか見分ける方法で解説しています。
シロアリ予防の基本は木部処理と土壌処理
公益社団法人日本しろあり対策協会は、シロアリ防除処理には木部処理と土壌処理があり、原則として両方を行う考え方を示しています。実際の処理方法や施工範囲は、建物の構造や床下環境に合わせて決める必要があります。バリア工法・ベイト工法との関係はシロアリ駆除工法の違い|バリア・ベイト・土壌処理を比較とバリア工法・ベイト工法で解説しています。
| 処理区分 | 主な処理箇所 | 目的 | 施工前に確認すること |
|---|---|---|---|
| 木部処理 | 土台、大引、根太、床束など | 木材への侵入や食害のリスクを抑える | 処理する木材の位置と施工範囲 |
| 土壌処理 | 床下土壌、基礎際、束石周辺など | 地中から建物へ侵入するリスクを抑える | 処理する面と施工方法 |
| 重点処理 | 玄関、浴室、配管周辺など | シロアリの侵入リスクが考えられる場所へ対応する | 重点的な処理が必要となる理由と範囲 |
| 個別処理 | 構造上の弱点や既存の異常箇所 | 建物ごとに異なる構造や状態へ対応する | 追加施工を行う根拠と対象箇所 |
木部処理とは床下の木材を守る予防施工
木部処理は、土台、大引、根太、床束など、床下にある木材へ防蟻処理を行う施工です。
日本しろあり対策協会では、木材表面への吹き付けや塗布、必要な場合の穿孔注入などを木部処理の方法として説明しています。水回りの木材、木口、切り欠き、接合部、コンクリートと接する部分などは、特に確認が必要な箇所です。
土台
- 大引
- 根太
- 木製の床束
- 木材同士の接合部
- 木材の切断面
- ボルトや金物の周囲
- コンクリートと接する木部
- 浴室、洗面所、台所付近
- 配管が通る周辺
- 増築部分との接合箇所
見積書では「木部処理一式」に注意する
見積書に「木部処理一式」とだけ記載されている場合は、次の点を確認してください。
- 床下全体の木部が対象か
- 処理する高さや範囲はどこまでか
- 浴室や玄関周辺は含まれるか
- 木材へ吹き付けるのか、塗布するのか
- 穴を開けて注入する場所はあるか
- 処理できない木部はあるか
- 養生が必要な設備はあるか
- 施工前後の写真を残すか
施工方法の名称よりも、実際に処理する部材と範囲を確認することが重要です。
土壌処理とは地中からの侵入経路へ防蟻処理を行う施工
ヤマトシロアリやイエシロアリは、地中から基礎周辺を通って建物へ侵入することがあります。
土壌処理では、床下の土壌、基礎の内側、束石周辺など、シロアリが通過する可能性がある場所へ処理を行い、防蟻層を形成します。
- 束石や床束の周辺
- 配管が地面から立ち上がる部分
- 土壌と木材が近い場所
- 玄関や勝手口の周辺
- 増築部分との接合箇所
- 防湿シートの端部
- 床下に残された木片や廃材の周辺
床下がコンクリートでも確認は必要
床下全面がコンクリートで覆われていても、シロアリの侵入可能性がなくなるとは限りません。
次のような場所は、建物構造に合わせて確認します。
- 配管貫通部
- コンクリートの打ち継ぎ部分
- 基礎と床面の接合部
- 玄関土間との境界
- 増築部分との境界
- 基礎断熱材の周辺
ただし、コンクリート面や基礎断熱住宅への処理方法は一律ではありません。床下の仕様、断熱方法、使用する薬剤などを確認し、建物に適した方法を選ぶ必要があります。
建物構造によって変わる予防工事の確認点
| 建物の状態 | 特に確認すること | 契約前の質問 |
|---|---|---|
| 床下が土壌 | 基礎際、束石、配管周辺 | 土壌処理はどの範囲まで行いますか |
| 床下がコンクリート | コンクリートの継ぎ目、ひび割れ、配管貫通部 | コンクリート面や継ぎ目はどのように処理しますか |
| 基礎で区画が分かれている | すべての区画へ進入し、確認できるか | 進入できず、未調査となる区画はありますか |
| 床下が低い | 作業員が安全に移動し、必要な処理を行えるか | 構造上、調査や施工ができない場所はありますか |
| 基礎断熱住宅 | 断熱材と基礎の境界、シロアリの侵入経路となり得る箇所 | 基礎断熱住宅の構造に合った施工方法ですか |
| 増築住宅 | 新旧部分の接合部、基礎や床下構造の違い | 増築部分や新旧の接合部も施工対象に含まれますか |
| 点検口がない住宅 | 床下への進入方法と、確認できる範囲 | 床下点検口の新設が必要な場合、費用は別途かかりますか |
| 浴室が在来工法 | 浴室下、壁際、配管周辺、土台などの状態 | 浴室周辺に重点処理が必要ですか |
| ユニットバス | 床下側から確認できる範囲と、目視できない部分 | 直接確認できない部分は、どのように状態を判断しますか |
シロアリ予防で見落としやすい6つの場所
1. 玄関土間と上がり框
玄関は床下から直接確認しにくい場合があります。
土間と木部が接する場所、上がり框、靴箱周辺など、施工できる場所とできない場所を事前に確認します。玄関まわりの被害は玄関のシロアリ被害をご覧ください。
2. 浴室と脱衣所
浴室周辺は、配管、水分、木部の状態を重点的に確認する場所です。
在来浴室かユニットバスかによって調査方法が変わるため、見積書には浴室周辺の扱いを明記してもらいます。浴室まわりの被害傾向は熊本で浴室まわりのシロアリ被害が多い理由で解説しています。
3. 配管の貫通部
給水管、排水管、ガス管などが床下や基礎を貫通する部分は、周囲の隙間や水漏れを確認します。
シロアリ対策と配管修理は別作業になるため、水漏れがある場合は原因の修理を優先することがあります。
4. 増築・リフォーム部分
増築部分が既存の床下とつながっていない場合、通常の点検口から進入できない可能性があります。
過去の施工範囲、新しく作られた基礎、配管、接合部を確認します。
5. 基礎で分断された床下
外から見ただけでは床下全体の区画数が分からないことがあります。
調査報告時に床下の平面図や写真を確認し、未調査区画がないか聞いてください。
6. 床下へ入れない狭小区画
床下が低い、設備がある、配管が集中しているなどの理由で進入できない場所があります。
無理に「施工済み」と扱わず、未施工箇所として記録し、代替となる確認方法や将来の点検方法を説明してもらうことが重要です。
シロアリ予防工事で行うこと・別工事になること
シロアリ予防工事の見積りでは、防蟻処理に含まれる作業と、建物の状態に応じて別途見積りになる作業を区別して確認します。費用の考え方はシロアリ駆除費用の相場|坪単価・見積比較、当社の価格は料金表(予防・駆除)でご確認いただけます。
| 区分 | 主な内容 | 確認事項 |
|---|---|---|
| 予防工事 | 木部処理、土壌処理、重点処理 | 施工面積と薬剤を処理する範囲 |
| 事前調査 | 床下、建物外周、水回りの確認 | 進入できない場所や未調査区画の有無 |
| 施工記録 | 施工前後の写真、施工箇所、使用薬剤の記録 | 写真付き施工完了報告書に記載される内容 |
| 保証 | 保証書の発行、保証期間中の点検 | 保証期間、保証対象範囲、適用条件、免責条件 |
| 修繕工事 | 食害や腐朽がある木材の交換、床や内装の復旧 | 防蟻工事とは別料金になるか |
| 水漏れ修理 | 配管、浴室、雨漏りなどの原因箇所の修理 | 自社で対応するか、専門業者が施工するか |
| 基礎補修 | 基礎のひび割れ、欠損、劣化への対応 | 補修が必要と判断した根拠、施工箇所、補修方法 |
| 湿気対策 | 床下換気設備、調湿材、排水環境の改善など | 湿気が発生している原因を調査したか |
| 点検口新設 | 床下へ進入するための点検口の作成 | 設置位置、追加費用、床材や内装の復旧方法 |
見積書を確認するときは、予防工事の施工範囲だけでなく、調査、写真報告、保証、修繕、湿気対策などが工事費に含まれているか、別途費用になるかを確認することが大切です。
一般的な予防工事で確認したい内容
- 床下と建物外周の事前調査
- 蟻道、食害、生息の確認
- 木部処理
- 土壌または侵入経路への処理
- 玄関、浴室、配管周辺の確認
- 施工前後の写真撮影
- 使用薬剤と注意事項の説明
- 施工面積と対象区画の明示
- 写真付き施工完了報告書
- 保証書と適用条件の説明
別途対応になる可能性がある内容
- 被害木材の交換
- 床、壁、天井の解体と復旧
- 配管や設備の修理
- 雨漏り修理
- 基礎補修
- 点検口の新設
- 大量の廃材や残置物の撤去
- 床下換気設備の設置
- 調湿材の敷設
- カビや臭気への追加施工
必要な工事をすべて一つにまとめるのではなく、防蟻処理、修繕、水漏れ修理、床下環境改善を分けて確認してください。
見積書を比較するときは金額より施工範囲を見る
シロアリ予防工事の見積りは、総額だけでは適切に比較できません。
同じ床面積の住宅でも、調査範囲、薬剤を処理する箇所、施工記録、保証条件などが異なる場合があります。見積書を比較するときは、金額だけでなく、どこまで調査・施工するのかを確認することが大切です。
| 比較項目 | 確認する内容 | 注意したい記載 |
|---|---|---|
| 調査範囲 | 床下、建物外周、玄関、水回りなどの確認範囲 | 調査した場所や未調査箇所が分からない |
| 施工面積 | 面積の算出方法、施工対象となる区画 | 施工面積を算出した根拠が記載されていない |
| 木部処理 | 処理する木材、対象部材、使用する施工方法 | 施工内容が「一式」とだけ記載されている |
| 土壌処理 | 床下土壌、コンクリート面、基礎際、配管周辺などの処理範囲 | 具体的な施工箇所や処理方法が分からない |
| 未施工箇所 | 進入できない区画、構造上施工できない場所、対象外となる部分 | 未施工箇所や施工対象外部分について記載がない |
| 薬剤 | 薬剤名、使用目的、使用箇所、使用方法 | 安全性の説明だけで、薬剤名や使用箇所が分からない |
| 報告書 | 施工前後の写真、処理した箇所、使用薬剤、施工内容の記録 | 施工後の説明が口頭のみで、写真や書面が残らない |
| 保証 | 保証期間、対象範囲、適用条件、免責条件、点検条件 | 保証年数だけが強調され、対象範囲や条件が分からない |
| 追加工事 | 木材の修繕、点検口の新設、基礎補修、漏水修理、湿気対策など | 予防工事に含まれる作業と別料金の工事が区別されていない |
見積書に「一式」と記載されている場合は、施工箇所、施工方法、未施工箇所、保証対象範囲を契約前に確認してください。総額が同じでも、調査や施工の範囲が異なれば、工事内容も大きく変わります。
契約前に聞きたい10の質問
床下全体のうち、どこまで調査できましたか
調査できなかった場所はありますか
木部処理はどの部材へ行いますか
土壌処理はどの範囲へ行いますか
玄関と浴室は施工対象ですか
増築部分は施工範囲に含まれますか
使用する薬剤名と注意事項は何ですか
施工できない箇所は報告書に残りますか
追加料金が発生する可能性がある作業は何ですか
保証対象と保証対象外の違いは何ですか
シロアリ予防工事は5年を一つの確認時期にする
日本しろあり対策協会では、防除施工標準仕様において5年を目途とした再処理を示しています。
ただし、5年を過ぎた直後に必ず被害が発生するという意味ではありません。前回の施工内容、薬剤、床下環境、漏水、増改築などを確認し、現在の状態に基づいて判断します。点検を検討しやすい季節はシロアリが発生しやすい時期、保証内容は駆除後の5年保証・無料点検をご確認ください。
- 保証書や施工記録が見つからない
- 中古住宅を購入した
- 増築や水回りのリフォームを行った
- 雨漏りや漏水があった
- 床下浸水があった
- 羽アリや蟻道らしいものを見つけた
- 床下を長期間確認していない
自分でできる予防と専門施工の違い
建物周囲の整理や水漏れの確認は、ご自身でも行える重要なシロアリ予防対策です。
一方、床下全体の調査や薬剤処理には、床下構造の把握、適切な薬剤の選択、使用量の管理、安全対策、保護具などが必要です。無理に床下へ入ったり、原因が分からないまま薬剤を使用したりせず、必要に応じて専門業者へ相談してください。
| 項目 | 自分で確認しやすいこと | 専門業者へ相談すること |
|---|---|---|
| 建物外周 | 廃材、段ボール、木片などを片付ける | 蟻道の有無やシロアリの侵入経路を調査する |
| 換気口 | 換気口を塞いでいる荷物や植栽を移動する | 床下全体の通風状態や湿気の偏りを確認する |
| 水回り | 室内から確認できる漏水や水染みを確認する | 床下側から配管、土台、木材の状態を確認する |
| 羽アリ | 発見した羽アリの写真、日時、場所を記録する | 虫の種類、発生場所、建物内部から発生した可能性を調査する |
| 施工履歴 | 過去の保証書、見積書、施工完了報告書を探す | 以前の施工範囲、防除履歴、再処理時期を判断する |
| 薬剤処理 | 市販製品の表示、使用場所、注意事項を確認する | 建物全体の施工設計、薬剤の選定、使用量、安全管理を行う |
ご自身で行う対策は、建物周囲の環境を整え、異変を早く見つけるために有効です。ただし、市販薬剤を部分的に使用しただけでは、床下や壁内部の状況、侵入経路、被害範囲まで確認することはできません。羽アリや蟻道、床の沈みなどが見られる場合は、薬剤を使用する前に専門的な調査を受けることが大切です。市販薬でどこまで対応できるかはシロアリ駆除は自分でできる?DIYの限界と注意点で整理しています。
熊本・佐賀・福岡で予防工事を考えるときの確認点
熊本・佐賀・福岡でも、シロアリ予防工事の必要性は地域名だけで判断できません。
同じ地域内でも、敷地の水はけ、建物構造、過去の漏水、増改築、床下の仕様によって確認すべき場所は異なります。建物の種類ごとの確認点は建物別シロアリ対策、店舗や工場などは法人施設のシロアリ対策をご覧ください。
住宅ごとに確認したい条件
- 敷地と道路の高低差
- 基礎周囲の排水状況
- 雨どいの排水位置
- 床下が土壌かコンクリートか
- 防湿シートの有無
- 浴室や洗面所の構造
- 増築やリフォームの履歴
- 雨漏り、漏水、浸水の履歴
- 床下換気口の配置
- 新築時や前回施工時の記録
株式会社プログラントは、熊本・佐賀・福岡でシロアリ防除、床下環境改善、現地調査、お見積りに対応しています。施工体制は完全自社施工です。
株式会社プログラントのシロアリ予防工事
現地調査・お見積り無料
床下の状態、建物構造、過去の施工履歴を確認し、必要な施工範囲をご説明します。
調査を受けたからといって、必ず施工契約をする必要はありません。現在の状態と見積内容をご確認いただいたうえでご判断ください。
完全自社施工
現地調査から施工、施工後の説明まで、自社スタッフが対応します。
調査担当者と施工担当者の間で、床下写真、未調査区画、重点処理箇所などを共有し、施工範囲の認識違いを防ぐことを重視します。
写真を使った調査報告
床下は、お客様が普段確認しにくい場所です。
蟻道、木部、土壌、配管、水漏れ、基礎などを撮影し、施工が必要な理由と対象範囲を写真でご説明します。
写真付き施工完了報告書
施工後は、実際に処理した場所を確認できる写真付き施工完了報告書に対応しています。
施工日、処理場所、施工前後の状態を記録することで、将来の点検、リフォーム、住宅売却、保証確認にも活用できます。
施工内容に応じた保証書
施工内容に応じて保証書を発行します。
5年の再発保証がありますが、保証期間や適用範囲は、建物状況、対象生物、施工方法、施工範囲などによって異なります。
保証期間だけで判断せず、次の点をご確認ください。
- 保証対象となる範囲
- 保証対象となるシロアリ
- 未施工区画の扱い
- 定期点検の条件
- 再施工の条件
- 増改築時の連絡
- 水漏れや自然災害の扱い
- 第三者工事や自己補修の扱い
保証期間や条件を強調した表現は避け、契約前に保証書の内容を確認することが重要です。
関連する問題は別の施工として説明
株式会社プログラントには、独自封鎖技術「パーフェクトウォール」と独自衛生対策「エクリプスプロテクター」があります。
ただし、これらはシロアリ予防の木部処理・土壌処理を代替するものではありません。
害獣の侵入口、糞尿、臭気、衛生上の問題などが同時に確認された場合に、シロアリ予防工事とは施工目的と見積りを分けてご説明します。
次のような場合は、施工を決める前に床下の状態と施工可能範囲をご確認ください。
- 前回の施工日が分からない
- 見積書が「防蟻処理一式」になっている
- 玄関や浴室が施工対象か分からない
- 増築部分が施工範囲に含まれていない
- 床下へ入れない場所がある
- 他社の見積内容と比較したい
熊本・佐賀・福岡の現地調査・お見積り無料
シロアリ予防工事の流れ
相談から施工後までの詳しい手順はシロアリ駆除の流れと手順で解説しています。
1. 電話・LINE・フォームから相談
築年数、前回の施工時期、気になる場所など、分かる範囲でお伝えください。
保証書、施工報告書、床下図面、羽アリや蟻道の写真がある場合は、事前確認の参考になります。
2. 建物外周と床下の調査
建物外周、基礎、床下、木部、土壌、水回り、配管周辺などを確認します。
床下へ入れない区画がある場合は、未調査範囲として区別します。
3. 写真による調査報告
撮影した写真を使い、現在の状態、施工が必要な場所、施工できない場所をご説明します。
シロアリの生息や食害が確認された場合は、予防工事ではなく、駆除を含む施工として範囲を再検討します。
4. 施工範囲と見積りの提示
木部処理、土壌処理、重点処理、追加工事を分けて見積りをご提示します。
料金は、施工面積、建物構造、床下の状態、施工範囲などによって異なるため、現地調査後に確定します。
5. 契約前の最終確認
- 施工対象区画
- 未施工区画
- 使用薬剤
- 施工方法
- 施工時間
- 養生方法
- 追加料金の可能性
- 施工後の注意事項
- 報告書
- 保証内容
不明点を確認し、内容に納得した場合に契約します。
6. 木部処理・土壌処理
建物状況に合わせて、必要な木部、土壌、基礎際、配管周辺などへ処理を行います。
施工中に事前調査と異なる状態が見つかった場合は、追加作業を勝手に進めず、状況を説明して対応を確認します。
7. 施工後の確認
施工箇所、使用薬剤、施工後の注意事項をご説明します。
施工前後の写真と処理内容を確認し、未施工箇所がある場合は報告書にも明記します。
8. 完了報告書・保証書・アフターフォロー
写真付き施工完了報告書と、施工内容に応じた保証書を発行します。
リフォーム、増築、配管工事などを予定している場合は、保証への影響を確認するため、工事前に施工会社へ連絡してください。
シロアリ予防工事に関するよくある質問
ここに載せていないご質問はシロアリQ&A 100問とよくある質問(FAQ)にまとめています。
Q1. 木部処理と土壌処理は両方必要ですか?
木部処理と土壌処理は対象とする場所と役割が異なるため、一般的な防蟻処理では両方を組み合わせて考えます。木部処理は床下の木材を守り、土壌処理は地中からの侵入経路へ対応する施工です。ただし、床下がコンクリートの住宅、基礎断熱住宅、床下へ進入できない住宅などでは施工方法が変わる場合があります。見積書では、それぞれの処理範囲と施工できない場所をご確認ください。
Q2. 床下がコンクリートなら土壌処理は不要ですか?
床下全面がコンクリートでも、配管貫通部、打ち継ぎ部分、玄関土間との境界などが確認対象になります。コンクリートだからシロアリが侵入しないと一律に判断することはできません。一方、土壌の床下と同じ方法をそのまま適用するとも限りません。床下構造と使用薬剤を確認し、どの部分へどのように処理するのか、現地調査後に説明を受けてください。
Q3. 床下へ入れない場所はどうなりますか?
床下へ進入できない区画は、通常の木部処理や土壌処理を行えない可能性があります。その場合は、未調査・未施工として明確にし、別の進入口、点検口の新設、可能な範囲での確認などを検討します。確認できていない場所を床下全体の施工に含めて扱わないことが重要です。見積書と完了報告書の両方に、対象外となった区画を記録してもらいましょう。
Q4. 玄関や浴室も予防工事に含まれますか?
玄関や浴室は構造によって床下から確認・施工できない場合があります。特に玄関土間、上がり框、在来浴室、配管周辺は、通常の床下区画とは施工方法が異なる可能性があります。「床下全体」という表現だけで判断せず、玄関と浴室が見積りに含まれているか、どの方法で確認・処理するかを契約前に確認してください。
Q5. シロアリ予防工事は何年ごとに必要ですか?
5年は再処理を検討する一つの目安です。ただし、前回の施工方法、使用薬剤、床下環境、漏水、増改築などによって確認すべき時期は変わります。保証書と施工報告書が残っている場合は、施工日と点検条件をご確認ください。資料がない場合は、年数だけで施工を決めず、床下の現在の状態を調査したうえで必要性を判断します。
Q6. 予防工事の料金はどのように決まりますか?
料金は、施工面積、建物構造、床下への進入状況、木部・土壌の状態、玄関や浴室の処理、点検口の有無などによって異なります。単価や総額だけでなく、木部処理、土壌処理、重点処理、報告書、保証の範囲をそろえて比較することが重要です。株式会社プログラントでは、現地調査とお見積りを無料で行い、施工前に範囲と金額をご説明します。
Q7. 市販薬剤で予防工事の代わりになりますか?
建物外周の一部や見える木材へ市販薬剤を使用しても、床下全体の木部処理や土壌処理と同じ施工範囲にはなりません。また、製品ごとに対象、使用場所、希釈方法、安全上の注意が異なります。床下へ無理に入ることも危険です。ご自身では、廃材の撤去、水漏れ確認、換気口周辺の整理などを行い、建物全体の防蟻処理は専門業者へご相談ください。
Q8. 施工後はどの写真を確認すればよいですか?
施工前後で同じ場所を比較できる写真が重要です。土台、大引、根太、床束、基礎際、束石、配管周辺、玄関や浴室の重点箇所などを確認します。写真だけでなく、施工日、施工面積、使用薬剤、処理した区画、未施工区画も報告書へ記録されているか確認してください。将来の再施工やリフォーム時に、過去の施工範囲を判断しやすくなります。
Q9. 保証期間中ならどの場所でも対応してもらえますか?
保証期間内でも、施工していない区画、保証対象外の場所、増改築で新しく生じた部分などは、保証が適用されない可能性があります。保証の範囲は、施工内容、建物状況、対象となるシロアリ、点検条件によって異なります。保証書では、対象区画、免責事項、再施工条件を確認し、リフォームや配管工事を行う前に施工会社へ連絡してください。
Q10. 調査を依頼したら工事も契約しなければなりませんか?
現地調査を受けたからといって、必ず施工契約をする必要はありません。調査写真、施工が必要な理由、処理範囲、対象外区画、費用、保証条件を確認し、納得したうえで判断してください。他社の見積りと比較する場合も、総額だけでなく施工面積、木部処理、土壌処理、重点処理、写真報告、保証の条件をそろえて比較することが大切です。
シロアリ予防工事の要点まとめ
- 予防工事は床下調査から始める
- 木部処理と土壌処理は役割が異なる
- 玄関、浴室、配管周辺も確認する
- 施工できない区画を契約前に明確にする
- 見積書では施工面積と処理範囲を確認する
- 「一式」だけでなく対象部材と対象区画を確認する
- 修繕、水漏れ、湿気対策は別工事になる場合がある
- 施工前後の写真と完了報告書を残す
- 保証期間だけでなく対象範囲と免責条件を確認する
- 前回の施工記録がない場合は現在の床下状態から判断する
熊本・佐賀・福岡のシロアリ予防工事は無料調査からご相談ください
シロアリ予防工事では、「薬剤を使うか」だけでなく、「どこまで調査し、どこへ施工し、どこが対象外になるか」を明確にすることが重要です。被害が出やすい場所はシロアリが発生しやすい場所10選、症状から確認先を探す場合は熊本・佐賀・福岡のシロアリ対策マップ、全体像はシロアリ駆除・予防の総合案内、ご相談は無料調査・お問い合わせからお進みください。
株式会社プログラントでは、熊本・佐賀・福岡で床下の状態を調査し、写真を使って施工の必要性と対象範囲をご説明します。
次のようなご相談にも対応しています。
- 前回の防蟻施工日が分からない
- 新築時の保証が終了している
- 中古住宅を購入した
- 増築やリフォームを行った
- 他社の見積内容を確認したい
- 玄関や浴室が施工対象か知りたい
- 床下へ入れない場所がある
- 施工前後の写真を残したい
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運営:株式会社プログラント
代表取締役:藤井靖光
対応エリア:熊本・佐賀・福岡
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