DIYでシロアリ駆除はできる?自分でできる範囲と注意点
シロアリを自分で対策できる範囲は、写真撮影、羽アリの回収、発生場所の記録、建物周辺の整理などに限られます。蟻道や床の沈みがある場合は、市販薬を使う前に床下や建物全体の状態を確認することが重要です。
シロアリ対策で自分でも行いやすいのは、被害の手掛かりを残すことと、発生しやすい環境を見直すことです。
一方、床下全体への薬剤散布、木材への穴開けや薬剤注入、被害範囲の判定、駆除完了の確認は、専門的な知識と調査が必要になります。
公益社団法人日本しろあり対策協会が示す既存建物の防除方法でも、土壌処理と木部処理を建物状況に合わせて行うことが基本とされています。見えている場所だけを処理しても、建物全体に必要な施工範囲を判断することはできません。
シロアリらしい虫、抜け落ちた羽、蟻道、床の沈みなどがある方は、薬剤を使用する前にご相談ください。
シロアリ対策全体の進め方はシロアリ駆除・予防の総合案内、症状ごとの見え方はシロアリ被害の症状一覧で確認できます。
このページで分かること
- シロアリ駆除を自分だけで完結させにくい理由
- DIYで行える初期対応と環境対策
- 自分では行わない方がよい作業
- 羽アリや蟻道を見つけた直後の対処
- 市販のシロアリ駆除剤を使う前の注意点
- 専門業者へ相談した方がよい症状
- 現地調査で確認する内容
DIYでできるのは「記録・回収・環境改善」が中心です
シロアリ対策は、自分ですべて駆除するか、最初からすべて業者へ任せるかの二択ではありません。
羽アリを回収する、写真を撮る、発生場所を記録する、雨漏りや水漏れを修理する、建物周辺の廃材を片付けるといった対応は、自分でも行えます。
しかし、シロアリがどこから侵入しているのか、木材内部のどこまで食害されているのか、床下全体に処理が必要なのかを判断するには、建物構造を含めた調査が必要です。
| 対応内容 | 自分で行える範囲 | 注意点 |
|---|---|---|
| 羽アリの回収 | 掃除機や粘着テープで回収 | 発生場所と虫の一部を記録する |
| 写真撮影 | 虫、羽、蟻道、周辺を撮影 | 大きさと発生位置が分かるようにする |
| 建物周辺の整理 | 廃材、段ボール、木片を撤去 | 被害箇所を壊す前に写真を残す |
| 水分対策 | 水漏れや雨漏りの修理手配 | 薬剤だけで解決しようとしない |
| 床下全体の処理 | 自分での実施は避ける | 狭所、配管、配線、薬剤使用の危険がある |
| 木材への穴開け・注入 | 自分での実施は避ける | 建物を傷める可能性がある |
| 駆除完了の判定 | 目視だけでは難しい | 見えない場所の活動確認が必要 |
シロアリや羽アリを見つけた直後に行う5つのこと
1.虫と発生場所を写真に撮る
最初に、虫の形、羽、発生した場所、その周辺が分かる写真を撮影してください。
虫だけを大きく撮影した写真と、どの部屋のどの部分から出てきたのかが分かる写真の両方を残すと、状況を伝えやすくなります。
可能であれば、定規や硬貨などを近くに置き、大きさが分かる写真も撮影してください。
虫の見分け方は羽アリがシロアリか見分ける方法、種類ごとの特徴はシロアリの種類一覧で確認できます。
2.発見日時と場所を記録する
次の内容を記録します。
- 発見した日付
- 発見した時刻
- 室内か屋外か
- 玄関、浴室、洗面所、窓際などの場所
- 飛んでいた数
- 発生した穴や隙間
- その日の天候
- 過去にも同じ場所で発生したか
羽アリが飛んだ時期や時間帯は、シロアリの種類を判断する手掛かりの一つになります。
3.見えている羽アリを回収する
室内を飛んでいる羽アリは、掃除機や粘着テープなどで回収できます。
すべて処分せず、可能であれば数匹を透明な袋や容器に入れて保管してください。写真だけでは種類を判断しにくい場合に役立ちます。
羽アリの回収は、室内の不快感を抑えるための応急対応です。建物内部にいるシロアリの駆除が完了したことにはなりません。
4.発生した穴や蟻道を壊さない
羽アリが出てきた穴や、基礎に作られた蟻道は、侵入経路や活動範囲を調べるための重要な手掛かりです。
すぐにパテやテープでふさいだり、蟻道をすべて壊したりせず、現状を写真に残してください。
公益社団法人日本しろあり対策協会も、業者が到着するまでは可能な限り殺虫剤を使わず、発生場所を記録し、虫を保管して見せる方法を案内しています。
蟻道ができやすい箇所は、シロアリが発生しやすい場所10選で確認できます。
5.すでに使用した薬剤があれば記録する
市販の薬剤を使用した後でも調査はできます。
調査担当者へ次の内容を伝えられるようにしてください。
- 商品名
- 使用した日時
- 使用した場所
- おおよその使用量
- スプレー、液剤、ベイト剤などの種類
容器や説明書が残っている場合は、調査が終わるまで保管してください。
DIYを中止して現地調査を検討した方がよい症状
次の症状がある場合は、見えている虫だけの問題ではなく、床下や木材内部で活動している可能性があります。
| 緊急度 | 症状 | 推奨する対応 |
|---|---|---|
| 高い | 室内から羽アリが多数出た | 発生位置を記録して早めに調査 |
| 高い | 基礎、束石、配管周辺に蟻道がある | 蟻道を壊さず被害範囲を確認 |
| 高い | 床が沈む、フワフワする | 無理に荷重をかけず専門調査 |
| 高い | 木材内部に虫や食害が見える | 自己判断で薬剤を追加しない |
| 中程度 | 柱や床をたたくと空洞音がする | 周辺の木材と床下を確認 |
| 中程度 | 建具の動きや床鳴りが変化した | 水分や木材劣化も含めて確認 |
| 中程度 | 同じ場所から毎年羽アリが出る | 発生源と未処理範囲を確認 |
| 予防段階 | 被害は見えないが点検履歴がない | 建物状況に応じて予防点検 |
一つの症状だけで被害の大きさを断定することはできません。
ただし、複数の症状が重なっている場合は、市販薬を追加する前に建物全体の状態を確認することが重要です。
自分でシロアリ駆除を完結させにくい3つの理由
1.見えているシロアリは活動範囲の一部にすぎない
シロアリは、木材の表面を残したまま内部を食害することがあります。
室内で羽アリを見つけたり、床下の一か所で蟻道を見つけたりしても、それだけでは活動範囲の全体像は分かりません。
見えている場所だけに薬剤を使用すると、別の侵入経路や食害箇所を見落とす可能性があります。
2.建物によって必要な処理範囲が異なる
必要な確認範囲は、建物ごとに異なります。
- 床下が土壌かコンクリートか
- 床下の高さ
- 基礎の構造
- 玄関や浴室の構造
- 増築部分の有無
- 配管や基礎の貫通部
- 雨漏りや漏水の有無
- 過去の防除施工履歴
公益社団法人日本しろあり対策協会が示す防除方法には、土壌処理と木部処理があり、建物の接合部やシロアリが侵入する可能性のある部分を確認して施工します。
3.駆除が終わったかを目視だけでは判断できない
薬剤を使用した後に見える虫がいなくなっても、次のことは分かりません。
- 別の場所に活動中のシロアリが残っていないか
- 木材内部に食害が続いていないか
- 土壌側から侵入できる場所が残っていないか
- 処理範囲が建物全体をカバーしているか
- 腐朽や水漏れが併発していないか
「見えなくなった」と「建物内の活動を確認できた」は別の状態です。
施工方法ごとの考え方は、シロアリ駆除工法の違いで比較しています。
市販のシロアリ駆除剤を使う前の注意点
市販のシロアリ用薬剤を使用する場合は、製品に記載された対象害虫、使用場所、使用量、使用方法、保護具、換気方法を確認してください。
「多く使えば効果が高くなる」とは限りません。
次の使い方は避けてください。
- 複数の薬剤を混ぜる
- 表示より濃くして使用する
- シロアリ用ではない薬剤を転用する
- 農業用の薬剤を住宅へ使用する
- 子どもやペットが触れる場所へ無計画に散布する
- 電気配線や火気の近くへスプレーする
- 用途が確認できない薬剤を床下へ散布する
厚生労働省では、家庭用不快害虫用殺虫剤について安全確保マニュアルを公開しています。市販品を使用するときは、製品表示と使用上の注意を守ることが基本です。
発生した穴への大量噴射は避ける
羽アリが出てきた場所へ殺虫剤を大量に噴射すると、調査時に発生位置や活動経路を確認しにくくなる可能性があります。
どうしても使用する場合は、発生場所を先に撮影し、使用した薬剤と場所を記録してください。
市販のベイト剤だけで被害の有無は判断できない
市販のベイト剤を製品表示どおりに設置することはできます。
ただし、設置場所に反応がなかったとしても、建物内にシロアリがいないことの証明にはなりません。
床下の確認方法と報告内容は、シロアリ点検|無料床下調査と写真報告で説明しています。
自分では行わない方がよい作業
次の作業は、建物の損傷、薬剤の不適切な使用、けが、処理漏れにつながる可能性があるため、無理に行わないでください。
- 狭い床下へ一人で入る
- 床下全体へ自己判断で薬剤を散布する
- 柱、玄関框、壁、床などへ穴を開ける
- 木材内部へ自己判断で薬剤を注入する
- 被害を受けた木材を無理に取り外す
- 蟻道をすべて壊す
- 羽アリの発生穴をすぐにふさぐ
- 床材や畳を無理に剥がす
- 複数の薬剤を混合する
- 床が沈んでいる場所へ繰り返し荷重をかける
床下には、配管、電気配線、基礎の段差、断熱材などがある場合があります。
暗く狭い場所での作業は、薬剤使用とは別に、けがや設備破損の危険があります。点検口から安全に見える範囲を超えて、無理に進入しないでください。
被害が確認される前に自分でできる予防対策
建物の周りに木材を放置しない
廃材、段ボール、薪、切り株、木製プランターなどを、地面へ直接置いたままにしないようにします。
不要な木材は撤去し、保管する場合は建物や地面から離して管理してください。
雨漏りや水漏れを放置しない
浴室、洗面所、台所、トイレ、給排水管、外壁、屋根などに水分の問題がある場合は、原因箇所の修理を優先します。
薬剤を使用しても、水漏れや雨漏りが解消されるわけではありません。
床下換気口の前をふさがない
植木鉢、収納物、物置などが床下換気口をふさいでいないか確認します。
ただし、床下の湿気は、換気不足だけでなく、漏水、雨水の浸入、地盤、建物構造などが原因になる場合があります。
換気扇や調湿材を追加する前に、湿気の原因を確認してください。
定期的に同じ場所を撮影する
基礎、配管周辺、玄関、勝手口、ウッドデッキの接続部などを、定期的に撮影しておくと変化を比較できます。
「異常がなかった」という記録も、将来の点検に役立ちます。
予防施工の範囲は、シロアリ予防工事の施工範囲で解説しています。
賃貸住宅でシロアリを見つけたときの対応
賃貸住宅では、自分で薬剤を使ったり、床や壁へ穴を開けたりする前に、大家さんまたは管理会社へ連絡してください。
最初に行うことは、次の3点です。
- 虫と発生場所を撮影する
- 発見した日時と数を記録する
- 管理会社または大家さんへ連絡する
建物の種類ごとの対応は建物別シロアリ対策、店舗や施設の場合は法人施設のシロアリ対策で解説しています。
建物へ手を加えたり薬剤を使用したりすると、発生場所の確認や原状回復に影響する可能性があります。
費用負担や施工手配については、賃貸借契約、建物状況、発生原因によって異なるため、自己判断で断定せず管理者へ確認してください。
熊本・佐賀・福岡で羽アリを見つけやすい時期
熊本・佐賀・福岡では、春から夏にかけて羽アリを見つける機会が増えます。
一般的な目安として、ヤマトシロアリの羽アリは4~5月頃の昼間、イエシロアリは6~7月頃の夜に群飛します。実際の時期は、地域、気温、天候によって前後します。
季節ごとの点検目安はシロアリが発生しやすい時期、種類ごとの違いはヤマトシロアリとイエシロアリの違いで解説しています。
地域ごとの対応内容は、熊本県のシロアリ駆除・予防、佐賀県のシロアリ駆除・予防、福岡県南部のシロアリ駆除・予防のページでご確認いただけます。
| 時期の目安 | 確認されやすい状況 | 最初に行うこと |
|---|---|---|
| 4~5月頃の昼間 | 黒っぽい羽アリが出た | 写真、日時、場所を記録 |
| 6~7月頃の夜 | 照明周辺へ羽アリが集まった | 室内か屋外かを確認 |
| 時期に関係なく | 蟻道、床の沈み、空洞音がある | 現地調査を検討 |
現地調査では何を確認するのか
シロアリの現地調査では、虫が出た場所だけでなく、建物全体とのつながりを確認します。
主な確認項目は次のとおりです。
- 羽アリが発生した位置
- 虫や羽の形状
- 基礎、束石、配管周辺の蟻道
- 木材の食痕や空洞音
- 床の沈みや建具の変化
- 床下の土壌やコンクリート面
- 玄関、浴室、洗面所、台所、勝手口
- 水漏れ、雨漏り、湿気の有無
- 増築部分や建物の接合部
- 過去のシロアリ施工履歴
- 市販薬を使用した場所
- 調査や施工が可能な範囲
調査から施工完了までの進み方は、シロアリ駆除の流れと手順と施工までの流れで確認できます。
現地調査は、シロアリがいるかどうかだけではなく、どの範囲まで確認し、どの施工が必要なのかを整理するために行います。
シロアリ駆除業者へ確認したいこと
業者へ相談するときは、費用だけで決めず、調査範囲と施工後の確認方法を比較してください。
| 確認項目 | 確認する理由 |
|---|---|
| どこまで調査するか | 発生場所だけの確認で終わらないかを見る |
| 被害範囲をどう判断するか | 見えない部分の確認方法を知る |
| どこへ施工するか | 見積書と実際の施工範囲を合わせる |
| 使用する方法と薬剤 | 建物状況に合う提案か確認する |
| 施工前後の写真があるか | 床下に入れない人も内容を確認できる |
| 保証書が発行されるか | 保証範囲と条件を書面で確認する |
| 保証対象外の条件 | 施工後のトラブルを防ぐ |
| 施工後の点検方法 | 再確認の時期と内容を把握する |
公益社団法人日本しろあり対策協会では、シロアリ、木材、腐朽、薬剤、建築、防除施工の知識を持つ技術者の資格制度として、「しろあり防除施工士」を設けています。資格の有無だけでなく、調査内容、施工範囲、記録、保証条件まで確認することが重要です。
費用の考え方はシロアリ駆除費用の相場、料金設定は料金表(予防・駆除)、保証の内容は駆除後の5年保証・無料点検で確認できます。
プログラントのシロアリ調査・防除
株式会社プログラントは、熊本・佐賀・福岡で、シロアリの現地調査とお見積りに対応しています。
現地調査・お見積り無料
羽アリ、蟻道、床の沈みなど、気になる症状がある場合は、建物状況を現地で確認します。
シロアリかどうか分からない場合でもご相談いただけます。
完全自社施工
現地調査、施工、施工後の対応まで、完全自社施工の体制で対応します。
調査で確認した内容を施工へ引き継ぎ、建物状況に合わせて必要な範囲をご説明します。
写真付き施工完了報告書
施工前後の状況を写真で記録し、どこへ、どのような対応を行ったのかを確認できる写真付き施工完了報告書を作成します。
床下へ入れないお客様にも、施工箇所を確認していただけます。
施工内容に応じた保証書
施工内容に応じて保証書を発行します。
保証は5年ですが、建物状況、対象生物、被害状況、施工内容、保証範囲によって異なります。
保証期間だけで判断せず、対象箇所、適用条件、対象外となるケースを現地調査時にご確認ください。
別の衛生問題が見つかった場合
床下調査でシロアリ以外の害獣侵入口や衛生上の問題が確認された場合は、必要に応じて別の対策をご提案します。
プログラントでは、独自封鎖技術「パーフェクトウォール」と独自衛生対策「エクリプスプロテクター」を取り扱っています。
これらはシロアリ防除そのものを示す名称ではなく、侵入口や衛生問題が別に確認された場合に、建物状況に応じて検討する対策です。
ご相談から施工後までの流れ
1.電話・LINE・フォームから相談
発見した虫、場所、日時など、分かる範囲でお伝えください。
2.現地調査
床下、建物外周、玄関、浴室、配管周辺など、必要な範囲を確認します。
3.写真を使った調査報告
調査時に撮影した写真をもとに、シロアリの兆候、被害箇所、必要な施工範囲をご説明します。
4.お見積り
施工方法、施工範囲、保証条件を整理したうえで、お見積りをご提示します。
5.ご契約後に施工
内容にご納得いただいた場合に、施工日を決定します。
6.写真付き施工完了報告書
施工した箇所と作業内容を、写真付きの報告書で確認できるようにします。
7.保証書とアフターフォロー
施工内容に応じて保証書を発行し、保証範囲や施工後の確認方法をご案内します。
相談前に準備しておくとよい情報
次の内容が分かると、電話やLINEで状況を共有しやすくなります。
- □ 虫や羽の写真
- □ 発生場所の全体写真
- □ 発見した日付と時刻
- □ 室内か屋外か
- □ おおよその発生数
- □ 蟻道の有無
- □ 床の沈みや空洞音の有無
- □ 雨漏り、水漏れの有無
- □ 建物のおおよその築年数
- □ 過去のシロアリ施工時期
- □ 市販薬を使用したか
- □ 使用した薬剤の商品名
- □ 持ち家か賃貸住宅か
すべて分からなくても問題ありません。分かる範囲でお伝えください。
薬剤を使用する前の写真や発生場所の記録が、調査時の重要な手掛かりになります。
DIYによるシロアリ対策のよくある質問
Q1.シロアリ駆除は自分で完全にできますか?
A.見えている羽アリの回収や、発生場所の記録、建物周辺の整理は自分でも行えます。しかし、床下、壁内、木材内部、土中など、外から見えない場所まで確認して駆除完了を判断するのは困難です。
蟻道、床の沈み、木材の空洞化、室内からの大量発生がある場合は、市販薬だけで完結させず、建物全体の現地調査を受けることをおすすめします。
Q2.羽アリが室内に出たら最初に何をすればよいですか?
A.虫、羽、発生場所を写真に撮り、発見日時を記録してください。見えている羽アリは掃除機や粘着テープで回収できます。
発生した穴や蟻道は、調査時の重要な手掛かりです。すぐにふさいだり壊したりせず、可能であれば虫の一部も袋や容器に入れて保管してください。
Q3.羽アリに殺虫スプレーを使ってもよいですか?
A.使用しないでください。虫が移動し、発生位置を確認しにくくなる可能性があります。
Q4.蟻道を壊して中を確認してもよいですか?
A.調査前は、できるだけ壊さず写真を残してください。
蟻道は、シロアリがどこから建物へ侵入しているかを判断する手掛かりになります。壊してしまった場合は、元の位置、長さ、内部に虫がいたかを記録してください。
蟻道が一本だけに見えても、別の場所に侵入経路がある可能性があります。
Q5.市販のベイト剤を置けばシロアリを駆除できますか?
A.製品表示に従って市販のベイト剤を設置することはできますが、建物全体の被害確認や駆除完了の判定まではできません。
設置した場所に反応がなくても、別の場所でシロアリが活動している可能性があります。すでに蟻道や食害が確認されている場合は、ベイト剤だけに頼らず被害範囲を調査してください。
Q6.自分で薬剤を使った後でも調査を依頼できますか?
A.市販薬を使用した後でも現地調査を依頼できます。
調査担当者へ、商品名、使用日時、使用場所、おおよその使用量を伝えてください。容器や説明書が残っている場合は保管します。
すでに薬剤を使用したことを伝えることで、処理済みの場所を踏まえて調査できます。
Q7.ベタ基礎ならシロアリ対策は必要ありませんか?
A.ベタ基礎でも、シロアリ被害の可能性がなくなるわけではありません。
配管の貫通部、コンクリートの打ち継ぎ部分、ひび、玄関土間、基礎と木材の接合部などが侵入経路になる場合があります。
基礎の種類だけで判断せず、羽アリ、蟻道、床の異常がある場合は確認が必要です。
Q8.床下へ自分で入って確認してもよいですか?
A.床下が狭い、暗い、配管や電気配線がある場合は、無理に入らないでください。
床下では、けが、閉じ込め、配管破損、断熱材の損傷などが起きる可能性があります。点検口から安全に確認できる範囲にとどめ、奥まで確認する必要がある場合は専門調査を依頼してください。
Q9.賃貸住宅で羽アリが出た場合は誰へ相談すればよいですか?
A.まず大家さんまたは管理会社へ連絡してください。
虫や発生場所の写真、発見日時、発生数を伝えます。自己判断で薬剤を散布したり、床や壁へ穴を開けたりすると、調査や原状回復に影響する可能性があります。
費用負担や施工手配は契約内容によって異なるため、管理者へ確認してください。
Q10.シロアリ調査や見積りには費用がかかりますか?
A.株式会社プログラントでは、熊本・佐賀・福岡を中心に、シロアリの現地調査とお見積りを無料で受け付けています。
正式な施工費用は、建物構造、被害状況、施工面積、施工方法などを確認したうえでお見積りします。
調査時には、施工範囲、写真報告、保証期間、保証対象箇所、保証対象外となる条件もご確認ください。
よくある誤解
見えているシロアリを退治すれば終わる
見えている個体は、建物内で活動しているシロアリの一部である可能性があります。
目の前からいなくなったことと、建物内部の活動が止まったことは同じではありません。
羽アリがいなくなれば被害も止まる
羽アリの発生が短時間で終わっても、床下、木材内部、土中にシロアリが残っている可能性があります。
発生した場所と日時を記録し、建物内部の状態を確認してください。
市販薬を多く使えば効果が高くなる
薬剤は、使用量を増やせばよいものではありません。
製品に記載された使用量、使用場所、使用方法を守り、複数の薬剤を混ぜないでください。
床下が乾いていればシロアリはいない
湿気は確認項目の一つですが、床下が乾いて見えるだけでシロアリがいないとは判断できません。
侵入経路、建物構造、水回り、木材内部なども含めて確認する必要があります。
症状から確認先を探す場合は熊本・佐賀・福岡のシロアリ対策マップ、細かな疑問はシロアリQ&A 100問をご覧ください。
どの業者へ依頼しても施工内容は同じ
調査範囲、施工方法、施工箇所、写真報告、保証条件は、業者や契約内容によって異なります。
総額だけではなく、どこまで調査し、どこへ施工し、施工後に何が残るのかを確認してください。
まとめ|薬剤を使う前の記録が重要です
シロアリ対策で自分でも行いやすいのは、次の範囲です。
- 虫と発生場所を写真に撮る
- 発見日時と場所を記録する
- 見えている羽アリを回収する
- 建物周辺の廃材や段ボールを片付ける
- 水漏れや雨漏りを修理する
- 床下換気口の前をふさがない
- 基礎周辺を定期的に確認する
一方、次の作業は無理に自分で行わないでください。
- 床下全体への薬剤散布
- 木材への穴開けや薬剤注入
- 狭い床下への一人での進入
- 蟻道や発生箇所の破壊
- 駆除完了の自己判断
蟻道、床の沈み、木材の空洞化、室内からの大量発生がある場合は、見えている虫だけではなく建物全体の状態を確認することが重要です。
株式会社プログラントでは、熊本・佐賀・福岡を中心に、シロアリの現地調査とお見積りに対応しています。
施工内容に応じて写真付き施工完了報告書と保証書を発行します。
保証は5年ですが、建物状況、対象生物、被害状況、施工内容、保証範囲により異なります。詳しくは現地調査時にご確認ください。
運営者情報

運営:株式会社プログラント
代表取締役:藤井靖光
対応エリア:熊本・佐賀・福岡
施工体制:完全自社施工
対応内容:シロアリ防除、現地調査、お見積り、床下環境の確認、写真付き施工完了報告書、施工内容に応じた保証書発行




















