シロアリ駆除・予防
熊本・佐賀・福岡南部のシロアリ被害から大切なお住まいを守ります。
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結論からいうと、シロアリは発泡スチロールや発泡ウレタンなどの発泡系断熱材を加害し、内部へ穴や通路をつくることがあります。
ただし、「断熱材を木材と同じような餌として食べ、栄養にしている」と考えるのは正確ではありません。
シロアリが断熱材を加害することと、その材料を栄養源として利用することは分けて考える必要があります。発泡系断熱材では、シロアリが内部を穿孔して移動経路として利用することで、建物への侵入経路が見えにくくなることも問題です。
特に基礎断熱の住宅では、「断熱材が食べられたか」だけではなく、地面から基礎・断熱材・土台などの木質部分まで、シロアリがどのように移動できる構造になっているかを確認することが重要です。
「シロアリが断熱材を食べる」という表現を見ると、木材と同じように断熱材を栄養源として食べているように感じるかもしれません。
しかし、ここでは「栄養として食べること」と「材料をかじり、穴や通路をつくること」を区別する必要があります。
| 状態 | 意味 |
|---|---|
| 木材を食害する | 木材由来の成分を栄養として利用する |
| 発泡系断熱材を加害・穿孔する | 材料を削り、内部に穴や移動経路を形成することがある |
| 断熱材の中を移動する | 外から見えにくい状態で木質部分へ到達する経路になることがある |
発泡系断熱材について行われた研究では、シロアリによる材料の減少や加害が確認される一方、ポリスチレンフォームやポリウレタンフォームそのものに十分な栄養価があるとは認められていません。
つまり、「栄養にならない材料だからシロアリは壊さない」とは限らないということです。
関連ページ:シロアリは何を食べる?餌になる物・ならない物/シロアリは電気配線をかじる?
住宅にはさまざまな断熱材が使われていますが、すべてを同じ性質の材料として扱うことはできません。
シロアリとの関係で特に注意したいのが、発泡スチロールや発泡ウレタンなどの発泡系断熱材です。
公益社団法人日本しろあり対策協会も、シロアリは木材だけでなくプラスチック、合成ゴム、繊維などを加害し、発泡スチロールや発泡ウレタン系断熱材についても被害が生じることを説明しています。
ただし、この「加害」という言葉を、「断熱材がシロアリの主な餌である」という意味へ置き換えないことが大切です。
シロアリは地中や木材内部、蟻道など、外から見えにくい場所を移動しながら生活します。
発泡系断熱材は、種類や製品によって性質が異なりますが、シロアリが内部を削って通路を形成できるものがあります。
研究では、発泡系断熱材をシロアリが移動経路のように利用する可能性も示されています。
そのため住宅で問題になるのは、断熱材そのものの欠損だけではありません。断熱材内部を通ることで、シロアリがどこから侵入し、どこへ移動しているのかを外から確認しにくくなることがあります。
関連ページ:シロアリの基礎知識(生態・習性)
断熱材にシロアリの痕跡があった場合、断熱材だけを見て調査を終えることはできません。
その先にある住宅の木質部分まで確認します。
断熱材に穴があることと、周辺木材へ大きな食害があることは同じ意味ではありません。
反対に、断熱材表面に大きな異変が見えなくても、その裏側や木材との境界でシロアリが活動している場合があります。
関連ページ:シロアリ点検(無料床下調査)/シロアリ点検の内容(床下調査7項目)
基礎断熱は、住宅の床ではなく基礎部分へ断熱材を施工する方法です。
この構造でシロアリ対策を考える場合、単に「断熱材がある・ない」だけで判断することはできません。
特に確認したいのは、地面から木質部分へ向かう経路です。
国土交通省のシロアリ対策資料でも、基礎外部へ断熱材を施工する場合には、基礎コンクリートと断熱材の隙間、断熱材同士の隙間、発泡系断熱材の内部などが侵入経路となる場合があるため注意が必要とされています。
関連ページ:基礎のシロアリ蟻道|壊す前の確認
通常、シロアリが地中から基礎表面を上がる場合、コンクリート面に蟻道が現れることがあります。
しかし、基礎表面が断熱材や仕上げ材で覆われていると、コンクリート面を直接確認できる範囲が少なくなります。
そのため、外から蟻道が見えないことだけを理由に、「シロアリはいない」と判断することはできません。
建物の断熱方式、断熱材の位置、基礎の見える範囲を確認し、必要に応じて床下側や建築図面、過去の施工記録も判断材料にします。
関連ページ:基礎周辺で羽アリを見つけたら
基礎断熱を採用しているという理由だけで、その住宅にシロアリ被害があると判断することはできません。
確認すべきなのは、実際の施工方法と建物の状態です。
断熱材の位置や種類、地面との距離、基礎の納まり、配管貫通部、防蟻仕様、点検できる範囲などは住宅ごとに異なります。
そのため、基礎断熱そのものを問題とするのではなく、「シロアリが侵入できる経路がないか」「被害を確認できる構造になっているか」という視点で考えます。
関連ページ:床下換気の重要性(床断熱と基礎断熱の違い)/床下の湿気とシロアリ予防
「断熱材」という言葉には、さまざまな材料や製品が含まれます。
発泡系断熱材についてはシロアリによる加害・穿孔が確認されていますが、その結果をすべての断熱材へそのまま当てはめることは適切ではありません。
住宅で断熱材の被害が疑われる場合は、まず使用されている材料を確認します。
製品名や材料が分からない場合は、建築図面、仕様書、新築時の資料などを確認すると整理しやすくなります。
関連ページ:鉄骨造住宅のシロアリ対策
断熱材の状態だけでシロアリ被害を確定することはできませんが、次のような状態は周辺確認のきっかけになります。
ただし、断熱材の欠け、施工時の切断跡、経年劣化、別の生物による損傷などが似て見える場合があります。
穴だけを見てシロアリと断定しないことが重要です。
関連ページ:シロアリ被害の症状・サイン
シロアリが疑われても、原因を確認する前に断熱材を広範囲にはがすことはおすすめできません。
断熱材を取り外すことで、蟻道や移動経路の位置関係が分かりにくくなる場合があります。また、断熱・気密性能や仕上げにも影響するため、建物構造を確認せずに作業しない方が安全です。
まずは、見えている状態を記録します。
そのうえで、必要な範囲を確認します。
関連ページ:DIYと業者依頼の違い/シロアリ点検は本当に無料?
シロアリによって断熱材が損傷していた場合、傷んだ断熱材を交換することと、シロアリ防除は別の作業です。
断熱材だけを新しくしても、シロアリの活動場所や侵入経路が残っていれば、根本的な確認にはなりません。
反対に、シロアリ防除を行ったからといって、損傷した断熱材の断熱性能が自動的に元へ戻るわけでもありません。
| 確認・作業 | 主な目的 |
|---|---|
| シロアリ調査 | 種類、活動範囲、侵入経路、木材被害を確認する |
| シロアリ防除 | 確認された状況に応じて必要な防除を行う |
| 断熱材の補修・交換 | 損傷した断熱材の機能を必要に応じて回復する |
| 建築部分の補修 | 木材や基礎などに別途補修が必要か判断する |
調査、防除、断熱材工事、建築補修を一つの作業として混同せず、それぞれ何を行うのか確認することが大切です。
関連ページ:シロアリ駆除工法の違い/新築時のシロアリ予防(防蟻仕様)
発泡スチロールはシロアリによる加害・穿孔を受けることがあります。ただし、木材と同じように栄養源として利用しているとは考えない方が正確です。材料内部に通路を形成することがあるため、その先の木材や侵入経路も確認します。
発泡ウレタン系の断熱材もシロアリによる加害が確認されています。ただし、製品や施工方法を区別せず、すべて同じ被害が起きると判断することはできません。
基礎断熱という名称だけで必要な施工を決めることはできません。断熱材の位置や種類、基礎の構造、防蟻仕様、点検可能な範囲、地域や建物の状況を確認して判断します。
穴だけでは断定できません。土状の付着物、蟻道、生きた虫、周辺木材の食害、羽アリなどを組み合わせて確認します。
一律には決められません。損傷範囲、断熱材の種類、施工方法、断熱性能への影響、シロアリの活動範囲を確認し、必要な補修・交換範囲を建物ごとに判断します。
シロアリは、発泡スチロールや発泡ウレタンなどの発泡系断熱材を加害し、内部に穴や通路を形成することがあります。
一方、研究では、こうした発泡系断熱材が木材のような栄養源になっているとは認められていません。
そのため重要なのは、「断熱材を食べるか」という言葉だけで判断せず、断熱材がシロアリの移動経路になっていないか、その先の木材へ活動が続いていないかを確認することです。
特に基礎断熱住宅では、基礎と断熱材の境界、断熱材の継ぎ目、配管貫通部、玄関周辺、土台との接続部分などを建物構造に合わせて確認します。
株式会社プログラントでは、熊本・佐賀・福岡南部でシロアリの現地調査・お見積りに無料で対応しています。
断熱材をご自身ではがす前に、床下や基礎まわりの状態を確認したうえで、必要な対策をご説明します。
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