シロアリ駆除・予防
熊本・佐賀・福岡南部のシロアリ被害から大切なお住まいを守ります。
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- しろあり防除施工士在籍
シロアリ被害というと、床下の土台や柱など「木材の被害」を思い浮かべる方が多いでしょう。
しかし、シロアリの活動範囲と電気配線が重なった場合には、木材だけではなくケーブルの被覆が傷つけられることがあります。
では、シロアリが電気配線をかじると、すぐに漏電や火災につながるのでしょうか。
結論からいうと、シロアリがいるだけで漏電や火災が起きるわけではありません。一方で、配線被覆の食害によって芯線が露出し、電気的な異常につながった事例は実際に報告されています。

シロアリが電線の金属部分を木材のような餌として食べているわけではありません。
問題になるのは、電気ケーブルを覆っている樹脂製の外装や絶縁被覆です。
また、通信設備でもイエシロアリによるケーブル外被の損傷が報告されています。NTTの技術報告では、マンホール内のケーブルにシロアリの蟻道とみられる痕跡があり、外被から内部へ加害が進んだことで電源系統の絶縁抵抗低下につながった事例が紹介されています。
つまり、「木ではないからシロアリとは無関係」とは言い切れません。
関連ページ:シロアリは何を食べる?餌になる物・ならない物/シロアリは断熱材を食べる?
配線被覆にシロアリの食害があったとしても、そのすべてが漏電や火災につながるわけではありません。
被覆表面だけが傷んでいるのか、内部の導体まで損傷しているのか、通電状態はどうなのかなどによって危険性は異なります。
そのため、シロアリ調査だけで「漏電している」「配線は安全」と判断することはできません。
シロアリ業者が確認するのは、シロアリの活動場所、蟻道、侵入経路、周辺木材の被害などです。一方、絶縁状態、漏電、断線、配線交換の必要性などは電気設備の専門家が確認する領域です。
配線被覆にシロアリによる食害が確認され、食害部分では被覆の炭化、芯線の断線、溶融痕などが確認されています。
さらに、炭化した部分には導通があり、トラッキング現象の特徴も確認されました。焼損状況などを総合し、火災は壁内の屋内配線付近から出火したと判定されています。
ただし、これは特定の条件が重なった一つの火災鑑識事例です。
「シロアリがいる=火災になる」という意味ではありません。
この事例から分かるのは、シロアリの活動場所に電気配線が重なっている場合には、木材だけでなく配線の状態も確認対象にする必要があるということです。

住宅の電気配線は、壁の中、床下、天井裏など、普段は見えない場所を通っています。
これらはシロアリが木材内部や蟻道を通って移動する場所とも重なることがあります。
特に次のような状況では、シロアリの活動範囲と配線の位置を分けて確認してください。
ただし、コンセントから羽アリが出たからといって、配線が食害されているとは限りません。
壁内を移動してきた羽アリが、コンセントやスイッチ周辺の隙間を室内への出口として利用している場合もあります。
関連ページ:シロアリが発生しやすい場所(配管・配線のまわり)/天井のシロアリ被害/屋根裏のシロアリ
コンセントやスイッチ周辺から羽アリが出てくると、「中を開ければ巣が見つかるのでは」と考えるかもしれません。
しかし、通電している可能性のある設備を自分で分解することは避けてください。
また、コンセント内部や電気配線がある場所へ、市販の殺虫スプレーや液体を自己判断で大量に噴射することもおすすめできません。
まずは羽アリの発生場所、日時、周囲の蟻道や木材の状態が分かる写真を残し、電気設備には触れない状態で確認を進めます。
関連ページ:羽アリが室内に大量発生した原因/羽アリを見つけたときの対処
シロアリが疑われる場所で電気異常まで起きている場合は、シロアリの原因を探すことより安全確保を優先します。
煙や炎、火花など火災が疑われる状態であれば、その場所へ近づいて写真撮影や調査を続けないでください。
火災の状態ではなくても、強い焦げ臭さ、ブレーカーが繰り返し落ちる、照明が不規則に点滅する、配線内部が露出しているといった異常がある場合は、配線へ触れず電気設備の専門家による確認が必要です。
関連ページ:壁紙が浮く原因(コンセント周辺の濡れ・焦げ臭)

このようなケースでは、「どちらか一方だけを呼べばすべて分かる」と考えない方がよいでしょう。
シロアリ調査では、蟻道、活動箇所、侵入経路、壁内や床下の木材被害、シロアリがどこまで移動しているかを確認します。
一方、漏電の有無、絶縁状態、内部導体の損傷、配線交換の必要性などは、電気工事業者など電気設備の専門領域です。
シロアリを駆除しても、すでに損傷している配線が自動的に直るわけではありません。
反対に、電気配線だけを交換しても、シロアリの活動や侵入経路が残っていれば、建物のシロアリ問題が解決したことにはなりません。
関連ページ:シロアリ点検(無料床下調査)/点検の内容(床下調査7項目)/点検は本当に無料?
最初に「今すぐ電気的な危険がないか」を確認し、安全上問題がなければシロアリの活動範囲を調べます。
配線だけ、シロアリだけと切り離さず、壁内・床下・天井裏の位置関係を整理することがポイントです。
シロアリが見つかった位置と配線の位置が重なっている場合は、必要に応じてシロアリ調査と電気設備の点検をそれぞれ行います。
関連ページ:シロアリセルフチェック/DIYと業者依頼の違い

シロアリは住宅の木材を主要な加害対象としますが、活動の途中で電気ケーブルの被覆を傷つけることがあります。
実際に、シロアリによる配線被覆の食害が確認された技術報告や、特定条件下で配線の電気的異常と火災が重なった鑑識事例もあります。
ただし、シロアリがいるから漏電・火災になると決めつける必要はありません。
重要なのは、シロアリの活動範囲に電気配線が含まれている場合は、木材だけではなく配線の安全性も別途確認することです。
コンセント周辺から羽アリが出た、壁内に蟻道がある、配線近くにシロアリがいるといった場合は、設備を自分で分解せず、シロアリの活動範囲と電気設備をそれぞれ確認してください。

株式会社プログラントでは、熊本・佐賀・福岡南部でシロアリの現地調査・お見積りに無料で対応しています。
焦げ臭い・火花が出ているなど電気の異常がある場合は、先に電力会社や電気工事業者へご相談のうえ、電気の安全確認を優先してください。安全が確認できたあと、床下や壁内のシロアリの状態を調査し、必要な対策をご説明します。
電話相談:0120-778-114

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