シロアリとクロアリの違いは3か所を見る
シロアリとクロアリを見分ける基本は次の3点です。
シロアリ
- 前後4枚の羽がほぼ同じ大きさ
- 触角が数珠状
- 腰のくびれが目立たない
クロアリ
- 前羽が後羽より大きい
- 触角が「く」の字状
- 胸部と腹部の間が細くくびれている
ただし、ここで分かるのは主に「シロアリかクロアリか」です。
シロアリだった場合に、「建物内部に被害があるか」「どこから出ているか」「床下や木部をどこまで確認する必要があるか」は別に調査する必要があります。
写真だけでもまず状況を整理できます
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このページで分かること
このページでは、検索者が目の前の羽アリやアリを見て、「これはシロアリなのか?」「普通の黒いアリなのか?」を判断するために必要な内容だけを解説します。
主に分かるのは、
- シロアリとクロアリの羽の違い
- 触角の違い
- 腰のくびれの違い
- 黒い羽アリでもシロアリの可能性がある理由
- 羽が取れた場合の確認方法
- 写真を撮るときのポイント
- 室内から出た場合に確認したいこと
- シロアリだった場合に次に確認する場所
- クロアリだった場合の考え方
- 専門調査を検討する目安
です。
シロアリとクロアリの違いを比較表で確認
※このページでは、検索で一般的に使われる表現に合わせて「クロアリ」と記載します。
| 確認する部分 | シロアリ | クロアリ |
|---|---|---|
| 羽 | 4枚がほぼ同じ大きさ | 前羽が後羽より大きい |
| 触角 | 数珠状 | 「く」の字状 |
| 腰 | 目立つくびれがない | 細くくびれている |
| 色 | 種類により異なる | 種類により異なる |
最初に見るべきなのは色ではありません。
羽 → 触角 → 腰
の順で確認すると判断しやすくなります。
日本しろあり対策協会も、シロアリでは4枚の羽がほぼ同じ大きさ、アリでは前羽が後羽より大きいこと、触角や腰の形が異なることを説明しています。
違い① シロアリは4枚の羽がほぼ同じ大きさ
羽が残っているなら、最初に確認したいのが前羽と後羽です。
シロアリの羽
シロアリの羽アリは、前側2枚と後側2枚の羽がほぼ同じ大きさです。
虫を上から見ると、4枚の羽が重なるように見える場合があります。
写真を撮る場合は、
- 真上
- 少し斜め上
の2方向から撮影すると確認しやすくなります。
クロアリの羽
クロアリを含むアリの羽アリでは、一般に前羽が後羽より大きくなっています。
小さい虫の場合は肉眼で判別しにくいため、スマートフォンで拡大撮影して比較してください。
違い② シロアリの触角は数珠状
羽の次に確認したいのが触角です。
シロアリの触角
シロアリは、小さな節が連なったような数珠状の触角をしています。
日本しろあり対策協会では、真珠のネックレスのような数珠状として説明されています。
クロアリの触角
アリの触角は、途中で曲がった「く」の字状です。
真正面からの写真では見えにくいことがあるため、
- 横
- 斜め上
からも撮影しておくと判断材料になります。
違い③ シロアリは腰のくびれが目立たない
3つ目は胴体です。
シロアリ
シロアリはアリのように腰が細く締まって見えず、全体として寸胴に見えます。
クロアリ
クロアリ側は胸部と腹部の間が細く、はっきりとした腰のくびれがあります。
羽が重なっていても、胴体部分が見えれば比較できる場合があります。
「羽・触角・腰」の3項目を同時に確認する
1つの特徴だけで判断するより、3項目を組み合わせる方が安全です。
たとえば、
「羽が同じ大きさに見える」
だけなら、写真の角度や羽の重なりで正しく確認できていない可能性があります。
そこで、羽がほぼ同じ大きさ+触角が数珠状+腰のくびれが目立たないという複数の特徴が重なるかを確認します。
反対に、前羽が大きい+触角が「く」の字+腰が細いという特徴なら、クロアリ側の特徴と一致します。
「黒い羽アリ=クロアリ」とは限らない
羽アリを見て、
「黒いからクロアリだろう」
と判断するのは避けた方がよいでしょう。
シロアリの羽アリにも黒っぽく見える種類があるため、体色だけでは種類を確定できません。
実際、プログラントの既存羽アリページでも、シロアリと黒アリの判定では羽・触角・胴体を確認する構成になっています。
色よりも、
- 羽
- 触角
- 腰
を優先してください。
羽が取れた後でも見分けられる?
羽がなくても、
- 触角
- 腰
が確認できれば判断材料になります。
シロアリなら数珠状の触角と、目立つくびれのない胴体。
クロアリなら「く」の字状の触角と、細い腰。
という特徴を確認してください。
小さくて判定できない場合は、無理につぶしたり捨てたりせず、
- 写真を撮る
- 可能であれば虫体を袋や容器に残す
- 発生した場所を記録する
という方法があります。
写真を撮るなら「虫だけ」ではなく発生場所も残す
写真相談で役立つのは虫体のアップだけではありません。
できれば次の写真を残してください。
- 虫体全体
- 羽が分かる写真
- 触角が分かる写真
- 胴体のくびれが分かる写真
- 虫が出た壁・床・柱
- 発生した部屋全体との位置関係
さらに、「いつ」「どこから」出てきたのかを記録します。
たとえば、「1階洗面所の巾木付近」「玄関の框と床の隙間」「リビング窓際」という情報があると、虫体だけの写真より状況を整理しやすくなります。
シロアリらしい羽アリを見つけたときの初動
1. 写真を残す
虫体・羽・発生場所を記録します。
2. 出てきた場所を記録する
「壁のどの隙間か」
「床のどこか」
を残してください。
3. 可能なら虫体を残す
虫体のサンプルがあれば尚、現地調査の際にスムーズになります。
シロアリの可能性があるときに確認したい危険サイン
見た目がシロアリの特徴に近く、さらに次の症状がある場合は、建物内部も確認する優先度が上がります。
- 室内の同じ場所からまとまって羽アリが出た
- 壁・床・柱の隙間付近から出ている
- 基礎や床下に蟻道らしきものがある
- 木部が柔らかい
- 木材内部が空洞のように感じる
- 床が沈む・たわむ
- 水まわり周辺の木部が傷んでいる
- 過去にシロアリ被害があった
- 過去に同じ場所から羽アリが出た
状況別|調査の優先度
| 現在の状況 | 確認優先度 | まず行うこと |
|---|---|---|
| 室内の隙間からまとまって発生 | 高い | 発生位置を記録し確認 |
| 蟻道らしきものもある | 高い | 壊さず写真を残す |
| 床・木部にも異変 | 高い | 原因と被害範囲を確認 |
| 毎年同じ場所で羽アリ | 高い | 専門調査を検討 |
| 屋外で羽アリを見た | 状況次第 | 種類と周辺状況を確認 |
| クロアリの特徴と一致 | 状況次第 | 発生源を確認 |
| 写真だけでは判断困難 | 中 | 虫体・発生場所を確認 |
シロアリかクロアリか判断できない場合
見分けがつかない段階で、施工を決める必要はありません。
まず、
「シロアリなのか」
「どこから出ているのか」
を確認してください。
株式会社プログラントでは熊本・佐賀・福岡で現地調査・お見積りを無料で行っています。
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クロアリならシロアリ工事は必要?
クロアリだと確認された場合、シロアリ防除を自動的に行うという意味ではありません。
日本しろあり対策協会は、クロアリは建物そのものを直接食べる虫ではないとしています。
一方で、壁の中などに巣をつくった場合には、周囲の湿気等に伴って木材腐朽が生じる場合もあると説明されています。
そのため、クロアリ=何でも放置してよい。でもなければ、クロアリ=シロアリ防除工事が必要でもありません。
虫の種類と、実際に起きている建物側の問題を分けて判断します。
シロアリだった場合は「見分けて終わり」ではない
このページでシロアリの特徴と一致したとしても、それだけでは建物の状況は分かりません。
たとえば、
- 床下に蟻道があるか
- 壁内部へ被害があるか
- 柱や土台が食害されているか
- 発生位置の周辺だけなのか
- 別の場所へつながっているか
は別途確認が必要です。
つまり、
シロアリかクロアリかの判定=虫の判定
床下や木材の確認=建物の判定
です。
ここを分けて考えることが重要です。
自分で確認できること/専門調査で確認すること
| 確認内容 | 自分で確認 | 専門調査 |
|---|---|---|
| 羽の大きさ | ○ | ○ |
| 触角 | ○ | ○ |
| 腰のくびれ | ○ | ○ |
| 発生場所 | ○ | ○ |
| 蟻道 | 見える範囲 | ○ |
| 床下全体 | 難しい場合あり | ○ |
| 木材内部 | 難しい | ○ |
| 被害範囲 | 難しい | ○ |
| 必要な施工範囲 | 判断困難 | ○ |
自己確認は、「シロアリかクロアリか」を考える入口として有効です。
一方、「建物が被害を受けているか」までを虫1匹の写真だけで判断することはできません。
現地調査では何を確認する?
シロアリの可能性がある場合は、建物状況に応じて、
- 虫体
- 発生位置
- 蟻道
- 基礎
- 床下
- 木部
- 水まわり
- 過去の被害箇所
- 確認できなかった場所
などを確認します。
調査で重要なのは、「シロアリでした」で終わらず、「どこまで建物を確認したか」を整理することです。
プログラントが主に行うこと/別途確認すること
シロアリ調査・防除側で主に確認すること
- 虫体確認
- シロアリの痕跡確認
- 蟻道の確認
- 木部被害の確認
- 床下等の確認
- 必要な防除範囲の検討
- シロアリ防除施工
- 施工内容の記録
別途専門確認が必要になる可能性があること
- 大きく傷んだ構造材の補修
- 建物の構造安全性判断
- 漏水修理
- 建築補修
- シロアリではない虫の詳細な同定・対策
シロアリ防除と建物補修は分けて考えることが重要です。
シロアリの可能性がある状態を確認せずに放置した場合
シロアリが建物内で活動している場合は、木部被害が進む可能性があります。
ただし、
「羽アリを1匹見たら家全体に大被害がある」
と断定することも適切ではありません。
まず確認したいのは、
- 本当にシロアリか
- 外部から飛来したものか
- 建物内部から出た可能性があるか
- 蟻道があるか
- 木部に異変があるか
です。
株式会社プログラントのシロアリ調査
株式会社プログラントは熊本・佐賀・福岡でシロアリ防除に対応しています。
現地調査・お見積り無料
「シロアリなのかクロアリなのか分からない」という段階でもご相談いただけます。
LINE写真相談
羽・触角・胴体が分かる写真や、発生場所の写真があれば相談時の情報整理に役立ちます。
完全自社施工
株式会社プログラントは完全自社施工で対応します。
写真付き施工完了報告書
シロアリ防除施工を行った場合は、施工内容に応じて写真付き施工完了報告書を作成します。
施工内容に応じた保証書
基本5年の再発保証があります。
ただし、施工内容、建物状況、対象生物、被害状況、保証範囲によって期間・適用範囲は異なります。
パーフェクトウォール・エクリプスプロテクター
パーフェクトウォールは株式会社プログラントの独自封鎖技術、エクリプスプロテクターは独自衛生対策です。
これらはシロアリとクロアリを見分けるための技術名ではありません。
よくある誤解
「黒い羽アリならクロアリ」
色だけでは判断できません。
羽・触角・腰を確認してください。
「羽がある虫は全部シロアリ」
クロアリにも羽アリがいます。
羽があるかどうかではなく、羽の大きさの違いを確認します。
「シロアリは必ず白い」
羽アリを色だけで判断することは適切ではありません。
本ページでは色を主判定基準にしません。
「クロアリなら建物内には巣をつくらない」
クロアリが壁内等に巣をつくる場合があります。
「クロアリなら必ず何もしなくてよい」
建物を直接食べる虫ではありませんが、発生場所や巣の状況によって確認が必要になる場合があります。
「シロアリと分かれば施工場所も分かる」
虫体判定だけでは建物内部の被害範囲は分かりません。
現地確認が必要です。
シロアリとクロアリの違いでよくある質問
Q1. シロアリとクロアリを一番簡単に見分けるには?
羽・触角・腰の3点を確認してください。シロアリは4枚の羽がほぼ同じ大きさで、触角が数珠状、腰に目立つくびれがありません。クロアリは前羽が後羽より大きく、触角が「く」の字状で、腰が細くくびれます。
Q2. 黒い羽アリが出たらクロアリですか?
黒いという理由だけでは判断できません。シロアリの羽アリにも黒っぽく見えるものがいるため、体色だけを主な判定基準にしない方が安全です。羽の前後の大きさ、触角が数珠状か「く」の字か、胴体にくびれがあるかを確認してください。写真を撮る場合は、虫体を真上と横から複数枚残すと判断材料が増えます。
Q3. 羽が4枚とも同じ大きさならシロアリですか?
シロアリを疑う重要な特徴です。シロアリでは前後の羽がほぼ同じ大きさで、アリでは前羽が後羽より大きいことが基本的な違いです。ただし羽が重なって正しく見えていない場合もあるため、触角と腰も同時に確認してください。1項目だけでなく3項目が一致するかを見ることが重要です。
Q4. 羽が取れてしまった虫でも見分けられますか?
触角と腰が確認できれば判断材料になります。シロアリは数珠状の触角と目立つくびれのない胴体、クロアリは「く」の字状の触角と細い腰が特徴です。小さすぎて判断できない場合は無理につぶさず、写真を撮るか、可能なら袋や容器へ虫体を残してください。発生位置も記録しておくと専門調査時に役立ちます。
Q5. クロアリならシロアリ駆除は必要ありませんか?
クロアリと確認されたからといって、シロアリ防除を自動的に行う必要はありません。虫の種類だけでなく、発生場所や巣の状態を確認して必要な対応を判断してください。
Q6. 室内から大量に羽アリが出ました。シロアリでしょうか?
大量発生したことだけではシロアリかクロアリかは断定できません。まず羽・触角・腰の3点を確認してください。ただし、壁や床の同じ隙間から繰り返し出る、蟻道や木部異常もあるなどの場合は建物内部を確認する優先度が上がります。虫体・発生場所・日時を記録し、必要に応じて現地調査を検討してください。
Q7. LINEで写真を送ればシロアリかクロアリか分かりますか?
鮮明な写真で羽・触角・腰が確認できれば、種類を推定するための参考になります。ただし、写真だけでは床下の蟻道、木材内部の食害、建物内部の発生源、被害範囲までは分かりません。LINE写真相談は虫の種類を整理する入口として活用し、シロアリが疑われる場合は必要に応じて現地調査で建物側まで確認します。
Q8. 羽アリを見つけたら殺虫剤を使ってもよいですか?
まず発生場所を記録し、可能であれば写真や虫体を残してください。
相談前チェックリスト
- 虫体全体の写真
- 羽の大きさが分かる写真
- 触角の写真
- 腰・胴体の写真
- 発見した場所
- 発見した日時
- 室内か屋外か
- どの隙間から出たか
- 以前にも同じ場所で出たか
- 蟻道らしきものがあるか
- 木部に異変があるか
- 床に沈みやたわみがあるか
- 過去のシロアリ施工歴
- 過去の保証書・施工報告書
要点まとめ|シロアリかクロアリかは「羽・触角・腰」で確認
シロアリとクロアリを見分ける基本は3項目です。
シロアリ
- 4枚の羽がほぼ同じ大きさ
- 数珠状の触角
- 腰のくびれが目立たない
クロアリ
- 前羽が後羽より大きい
- 「く」の字状の触角
- 細くくびれた腰
この3項目が基本です。
そして、もう一つ重要なのが、
「シロアリかクロアリを見分けること」と、「家にシロアリ被害があるか確認すること」は別
という点です。
シロアリの特徴と一致する場合は、発生場所・蟻道・床下・木部まで確認してください。
熊本・佐賀・福岡でシロアリかクロアリか分からない方へ
「黒い羽アリが家の中から出た」
「羽が4枚とも同じように見える」
「触角が小さくて見えない」
「床の隙間から大量に出た」
「シロアリなのか普通のアリなのか判断できない」
このような場合は、まず現在の状態をご相談ください。
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施工内容に応じて保証書を発行しています。
基本5年の再発保証がありますが、施工内容、建物状況、対象生物、被害状況、保証範囲によって保証期間・適用範囲は異なります。
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種類・羽アリ・被害サイン:ヤマトシロアリとイエシロアリの違い/シロアリ初期症状一覧/羽アリが消えた後のサイン
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運営:株式会社プログラント
代表取締役:藤井靖光
対応エリア:熊本・佐賀・福岡
施工体制:完全自社施工
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