シロアリが好む場所・シロアリ被害が多い場所
1年中活動するシロアリ
シロアリは基本的に熱帯の生物で、
他にも亜熱帯、温帯に分布しており寒さが苦手な虫です。
日本で被害の多いシロアリの種類で
ヤマトシロアリは12~30℃位が好適温度となっており
イエシロアリは30~35℃位が好適温度と言われています。
基本的には6℃以下では活動しなくなると言われているシロアリですが、
月の平均気温が氷点下となる北海道でもシロアリの活動が確認された場合もあります。
これは、巣の内部がシロアリが活動できる位の暖かさであるということで
住宅の環境の変化により、シロアリは1年中活動している場合があります。
現代の高気密、高断熱住宅や、床暖房、地熱を利用した住宅など
冬でも床下が暖かい住宅はシロアリが好む暖かい空間があるということで
活動を停止しなくてもエサを食べ続けることが出来る…つまり
被害が進行し続けるということになります。
巣の内部が暖かい理由は、シロアリ自身が発生させた熱というより、
巣の中のバクテリアの熱によるものだと言われています。
例えばイエシロアリの巣の内部の温度は、外気の気温より10℃程高くなっており
活発に活動する春から夏にかけては、わたし達人間の体温とほぼ同じくらいになるようです。
どんな場所に被害が多いの?
まず、シロアリが好んで生息する部分というのはどのような場所が多いのでしょうか?
シロアリが好む場所 | |
食べ物 | 木材があればOK |
水 | ジメジメとした湿気が多い場所 |
心地よい環境 | 暗くて湿気が多い・アリなど外敵がいない・光や風を嫌う |
木材を食害することで有名なシロアリは、木をエサとします。
シロアリは、木材の中に含まれる「セルロース」を主な栄養源としています。
そして、木材へ辿り着くまでにある邪魔なものである
コンクリートやケーブルなどをかじりながら木材があるエサ場まで進みます。
(シロアリのエサや住宅についてはコチラ)
次に水こそがシロアリが好む場所になっているといっても過言ではありません。
ジメジメとした湿気を好むシロアリは、
もちろん乾燥している場所よりも湿った場所を好みます。
そして、シロアリにとって心地よい環境というのが、
光が当たらなく暗い場所、風が吹かない場所、湿気の多い場所など
床下で多くみられるような環境の場所です。
シロアリにとって、湿気の多い床下はエサも豊富にあり最高の環境となります。
シロアリの被害が多い場所の特徴 |
湿気が多い |
比較的暖かい |
日当たりが悪い |
風通しが悪い |
シロアリの被害が多い場所として、
家の北側で、台所・浴室・洗面所・トイレ等の水廻りの
床下の土台や柱などに被害が集中しやすくなっています。
特に、どのご家庭でもほぼ毎日使用する浴室は
タイルの亀裂やサッシとの隙間などから水が漏れて染み出してきているケースが多く、
水漏れやその暖かさなどから被害が最も多い場所となっています。
また現在の住宅の多くは、浴室タイルの下は土や石などが埋まっている造りで、
木材の腐れに気付かない場合があり発見が遅くなるケースもあり注意が必要です。
同じように水廻りだけでなく、雨漏りをしている個所も被害が多くみられます。
浴室の使用後はふき取り掃除や、常時換気扇をまわしておくなど
なるべく濡れた状態を避け、ひび割れしているタイルや壁は修理しておきましょう。
さらに玄関まわりも被害が多い場所となっています。
シロアリの生息している土壌と、玄関の戸や柱などの木部が近い場所に位置しており
地面から最も近いエサ場としてシロアリが直接辿り着きやすい個所となっています。
更には、床下換気口の数自体が少ない場合や、
換気口の前に植木鉢やゴミなど通気を邪魔するものを置いていたりする場合も
シロアリに心地よい環境を提供しているようなものです。
シロアリ対策
まずは、シロアリの好む環境を作らないことです。
自分で出来るシロアリ対策の基本は、まず家の状態をよく知っておくことです。
特にシロアリの被害で一番多い場所など、よく観察しておくと良いと思います。
シロアリが発生してから慌てるのではなく
普段から家を定期的に点検し、メンテナンスをしてあげることが大事です。
(シロアリ対策。定期的に点検を!についてはコチラ)
(シロアリ被害【動画アリ】予防の大切さについてについてはコチラ)
自分で出来るシロアリ対策法 | |
床下の通風をよくする | 床下換気口等を適切に設置したり、換気口を塞がない。床下換気扇なども有効。 |
床下に木屑や紙などを残さない | 床下に不必要な木屑などゴミがあるとシロアリの餌となる。 |
雨漏り・水漏れはすぐに修理する | 湿気の多い場所を好むシロアリの好都合な場所となってしまう。 |
住宅の周辺の地面に直接木材を集積しない | シロアリのエサとなってしまうため。 |
住宅を建築する際、防湿対策をする | 湿気対策をする。 |
普段の生活の中で、床下がどのような状態なのか関心がある方は少なく、
気付いた時には土台や柱など住宅を支える主要構造部が
被害にあっていたというケースが多くあります。
↑この動画のように一見普通の土台に見えますが
シロアリに加害されると、中はスカスカの状態になってしまいます。
このような被害をうけてしまっては家の耐久性、耐震性に問題が出てきます。
普段目に見えない場所であるこそ、
定期的に点検し湿気の状態や通風の状態など確認してみましょう。
シロアリの被害にあっているのか、
駆除が必要なのかは素人の方では判断が難しい場合もあります。
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