
最近天井裏からガサゴソ物音がする…
足音がうるさくて眠れない…
何か獣のような臭い匂いがする…と害獣の侵入を疑ったあなたは天井裏を確認し、アライグマと思われる被害を確認しました。
アライグマによって荒らされた断熱材や、糞尿による悪臭など、天井裏の変わり果てた姿を見て、一日も早いアライグマの駆除を決意されたかと思います。
ですがどのように撃退すればいいのか、何から手を付けたらいいのか、
なかなか思いつかないかと思います。
そこで今回はアライグマの撃退の方法と注意点についてお伝えいたします。
見た目は可愛らしいアライグマですが、人間の生活をおびやかす立派な害獣です。
この記事を読んだ上で、心を鬼にして立ち立ち向かってください!
目次
アライグマの被害について
アライグマが家に住みついてしまったらどうなるでしょう?
アライグマが住宅内に侵入し、さまざまな被害をもたらしているとのご相談が多く寄せられています。
具体的にどのような被害が発生しているのでしょう。
騒音被害
主に夜間に活動をするので、人々が寝静まる頃に活動しだし、睡眠中にドタバタと天井裏などで走り回り、騒音を起こしますので、睡眠の妨げになります。
また、屋根裏を得体のしれないものがうろついているという恐怖、上からアライグマが落ちてこないかなどの不安から、不眠症になったり、精神的ストレスで体調を崩される方もいます。
糞や尿などの被害
アライグマの糞の大きさは、直径2センチ~3センチ程度、長さは5センチ~18センチ程度です。個体が大きいのでイタチやテンと比べると大きいです。また、あまり噛んでたべないので、糞の中には動物の骨や昆虫の羽、種などの断片が含まれていることが多いのも特徴です。
アライグマは雑食の為、その糞尿はとても臭いにおいを放ちます、
さらにフンや尿のおかげで天井板にシミができ、糞尿がしたたり落ちてくることも。最悪の場合、板が腐れて抜け落ちてしまうこともあります。
そして一番危険なのが、アライグマの糞尿による雑菌で、病気や感染症にかかる恐れがあります。
※アライグマは人と動物に共通する感染症(狂犬病、レプトスピラ症、アライグマ回虫症)の媒介動物として知られています。
断熱材や天井裏の損傷
イタチ被害と同様に、断熱材を寝床や繁殖に利用するので、アライグマの住みついた天井裏の断熱材は引っかかれたり荒らされたりして損傷してしまい、その役目を果たさなくなってしまいます。
寄生虫による健康被害
アライグマの体に寄生しているダニやノミが飛び散ることにより、喘息やアトピーなどのアレルギー症状が出るなど多くの問題が発生します。
アライグマの捕獲や駆除はできません!
ご自宅の天井裏を荒らすアライグマを、罠を仕掛けて捕獲してやろう!もしくは毒エサを撒いて駆除してやろう!と思われる方は多いかと思います。
せっかく駆除しようと意気込んでいるところ大変心苦しいのですが、それはできません!
正確にはアライグマなどの害獣は「鳥獣保護法」という法律で守られているため、無許可での捕獲、駆除はできないことになっています。
捕獲するには役所への許可申請をしたうえで、狩猟免許を持った方が行わなければなりません。
許可なく捕獲したり駆除をしたりした場合、1年以下の懲役または100万以下の罰金が科せられますのでご注意ください。
申請は(自治体によって異なりますが)2週間ほどで通りますが、狩猟免許がなければ捕獲や駆除は難しいといえます。
アライグマを撃退する方法について
では、アライグマに対してどのように対処すればよいのでしょうか?
その方法について次に紹介していきたいと思います。
アライグマの追い出し
捕獲や駆除が出来ないのであれば、まずはアライグマを天井裏から追い出しましょう!
アライグマを追い出すには「忌避剤」という薬剤を使用します。
「忌避剤(きひざい)」とは、害虫・害獣などを近づかせないために用いる薬剤のことです。
動物や昆虫が、ニオイや味を嫌がって避ける性質を利用したものになります。
どんなニオイでも嗅ぎ分けることができる優れたアライグマの嗅覚を逆手に利用して、巣を作りやすい天井裏や屋根裏に忌避剤を置いて、来ないように仕向けます。
嫌なニオイが充満している空間をつくることで、アライグマが外から侵入しないようにします。
もし家に侵入するために利用した入り口が判明しているなら、入り口付近に忌避剤を置いておけば、なお効果が高まるでしょう。
ホームセンター、もしくはインターネット上で「アライグマ 忌避剤」で検索すると固形タイプや液体タイプなど様々な商品が販売されていますので、利用してみてはいかがでしょうか?
侵入口をふさぐ
忌避剤を利用して、アライグマが来なくなったらひとまず成功ということになりますが、実はこれで終わりではありません。
忌避剤の効果は時間と共に薄れていきます。(60日くらいで効能がなくなるものが多いです)
嫌いなニオイがなくなると、アライグマは以前と同じように侵入してくるでしょう。
そうならないためにも、追い出した後は、侵入しそうなすき間を徹底的に塞がなければなりません。
アライグマが入ってきそうなすき間に、パンチングメタルのような金属板や金網、もしくはなんばん漆喰などを使用して塞ぎます。
アライグマは直径3~5cmぐらいの隙間があれば、侵入することができるといわれていますので、すき間のふさぎ忘れがないようしっかりやらなければ、再びアライグマがが侵入してくるでしょう。
この侵入口のふさぎ作業が重要です。害獣駆除の専門業者もこの「すき間塞ぎ」が害獣駆除の最重要作業と位置づけております。
どうしても難しい場合は専門業者へご相談を!
ここまで、追い出す方法、侵入させないようにする方法について、解説してきましたが、
自分の中ではもう塞ぐところはない!と思っていてもアライグマの侵入を許す場合もありますし、またふさぐ場所によっては、屋根の上に登ったりと危険が伴う場合もあります。
またアライグマによって荒らされた場所(主に天井裏)の清掃消毒や、建物の補修にも大変手間がかかります。
駆除業者に依頼するのはたしかに費用は安くはありません。
しかし害獣駆除業者はアライグマの習性や行動パターンなどを熟知しており、素人が予想しないような侵入口を発見し、確実に再発防止のための施工をしてくれます。
結果的に余計な費用をかけずにすむ場合もあります。
いち早く安全にアライグマを追い出し、元の生活に取り戻したい場合は、害獣駆除の専門業者に依頼することをお勧めします!

後藤 大輔
【取得資格】
ペストコントロール技術者・わな猟 狩猟免許・住宅基礎コンクリート保存技術士
特定化学物質・四アルキル鉛等作業主任者
【担当者コメント】
豊富な経験と知識で、再発のない丁寧で迅速な対応を心掛けています。
アライグマ・イタチ・ネズミ・コウモリなど
あらゆる害獣のお悩みならお任せください!
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