菌による木の腐れ
日本では、木材建築の文化が色濃く残っています。
木材の腐朽に対しての対策は古くから重要視されていて、
木材が腐るという理由もあり、鉄骨造などの建築が盛んになりました。
木材が腐る原因となる腐生菌のことを木材腐朽菌といいます。
腐朽菌はシロアリと同じように建物の耐久性を下げる原因でもあります。
自然界のサイクルとしては木材の分解は非常に大切な要素なのですが
住宅にすむわたしたち人間にとっては厄介なものです。
木材腐朽菌
木に腐れを起こすキノコ類は多種多様です。
キノコと言えばシイタケ・エノキ・ナメコ等も腐朽菌の一種です。
木材を腐朽するものは1000種類以上あると言われており、これを大きく分けると
●褐色腐朽菌
●白色腐朽菌
●軟腐朽
に分けられます。
この他にも、カビ等もありますが、木材を腐朽させるまでの大きな力は持っていません。
木材につくカビは、湿った壁や食品などについているカビと基本的には同じです。
湿度が高い場合や、結露などによって湿っている木材によく発生します。
(結露についてはコチラ)
(床下の結露についてはコチラ)
褐色腐朽菌
褐色腐朽は、担子菌(キノコ)によって発生します。
ナミダタケやイドタケをはじめ、建物を腐らせるキノコの多くがこの種類です。
腐朽してしまった木材は、縦横に亀裂が生じて割れたり
いくつもの孔があいてしまったりします。
白色腐朽菌
白色腐朽も担子菌の影響です。
腐った木は白色に変化します。
食用のキノコ(シイタケ・エノキ等)は白色腐朽菌の仲間です。
住宅に被害をもたらす種類は一部に限られています。
軟腐朽
軟腐朽は、かなり湿気の多い環境におかれた木材にみられます。
約50種類の菌が被害を起こすと言われています。
はじめは色がくすみ、次第に黒っぽくなり表面が柔らかくなり
乾くとひび割れを生じます。
常に水分を多く含んでいる風呂場や台所で使っている木製のスノコ等によくみられます。
これらの木材腐朽菌は、住宅の寿命を縮めてしまう大きな問題となっています。
住宅に使われている通常の木材は防腐処理を行って、対策をしています。
防腐処理をしている木材であれば、腐朽菌に対する心配はほとんどありません。
木材腐朽菌は、高温多湿を好むので、温度や湿度に注意して
しっかりと管理をしていれば腐朽を遅らせたり、抑制することが出来ます。
(木材腐朽菌が発生しやすい場所等についてはコチラ)
(腐朽から家を守る方法はコチラ)
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