ミツバチの謎の失踪。世界でミツバチが減少しています
世界のニュース
2011年3月11日、日本では東日本大震災が起こったその日
国連環境計画(UNEP)が、
「ミツバチの世界規模な現象に言及する報告書」を発表しました。
国連環境計画(UNEP)とは
国連の中で環境分野における、国際協力や国家間の調整を行う機関で、
国際環境条約を策定することで地球環境の保全を推進しています。
UNEPは国際的に影響力が非常に大きく、
2008年、「地球温暖化の影響で21世紀末には氷河が消滅する」と
警告する報告書を発表し、世界中の人々の関心を集めました。
この報告が世論を動かし、
二酸化炭素排出をめぐる国際間の取り決めを推進する発端にもなりました。
蜂群の謎の失踪
UNEPは、ミツバチの謎の失踪に関する厳しい警告を発しています。
ミツバチは、物語やアニメの主人公になるほど世界で長く愛されてきた昆虫のひとつです。
愛されてきたミツバチが政治や経済に関わる世界的なテーマとして
取り上げられることはこれまでなかったのですが、
2006年、アメリカで突然ミツバチが巣からいなくなる現象が起きたのをきっかけに
ミツバチに対してUNEPは危機を警告し、適切な保護を世界に訴える事態となっています。
過去10年間で、わたし達人間が養蜂として飼育している蜂群の減少が
ヨーロッパやアメリカで急速化し、中国や我が日本でもその現象が起こり始め、
また、アフリカにおける崩壊の兆候もエジプトで見え始めています。
この報告書によれば
人間が地球を管理する方法を根本的に変えなければ、増加しつつある世界の人口を
養うための必要な花粉媒介生物の衰退はこれからも続くであろうと述べられています。
現在、
○顕花植物の減少
○破壊力の大きい殺虫剤の使用
○害虫や大気汚染の世界的な普及など
以上のような多くの要素が重なって、
世界中の蜂たちに打撃を与えている可能性があると科学者たちが警告しています。
ミツバチがいなくなるとどうなる?
UNEPの発表した報告書によると
「ミツバチをはじめとする花粉媒介昆虫が減少すると、世界的な食糧危機と招く」
と警告されています。
国連食糧農業機関によると、世界の食料の90%を供給している
約100種類の作物のうち、71種類がミツバチの花粉媒介によるものと試算しています。
ヨーロッパだけでも4000種類もの野菜がハチの花粉媒介の恩恵を受けているそうで
日本でもビニールハウスによる栽培や果樹園に導入されている
花粉交配用のミツバチは年間で10万匹を上回っています。
この緑豊かな地球は、被子植物とその互恵関係にある昆虫類、
ハチ類の繁栄によって支えられてきたといっても過言ではありません。
花粉を媒介し、植物に実をつけるミツバチ達は大事な存在なのです。
(植物の実をつける大事なパートナ-についてはコチラ)
ミツバチが減少する原因
ミツバチの減少は1990年代から始まっているようです。
そして2006年にアメリカで起きた、
突然ミツバチが巣からいなくなる現象(CCD)とともに、
アジア・ヨーロッパ・オセアニア・アフリカ各地でもミツバチの減少が確認されています。
実際の原因は未だ特定されておらず
病気、外敵などミツバチをとりまく環境の悪化
○よく知られているミツを吸うダニのような寄生虫や害虫もひとつの原因
○その他の寄生虫には、ミツと花粉が蓄えられているミツバチの巣を壊す小さな昆虫がいる
○スズメバチなどの攻撃による被害も受けている
農業行為による農薬の飛散や高機能殺虫剤の影響
○除草剤と殺虫剤が、餌及び幼虫段階に必要な野生の花や植物の利用可能性を低減しているかもしれない。
○ある殺虫剤と殺菌剤は、相乗効果によりミツバチに対して1000倍以上有毒になる。
○化学物質がミツバチの方向感覚、記憶、脳の代謝に影響を与えてしまう
養蜂行為による抗生物質の投与・エサ・健康管理の影響
○巣箱の管理もまた問題のひとつに加えられる
○自然受粉が難しくなっているので、ミツバチによる受粉を行なうために、
ミツバチを1カ所から他の場所へ移動させることも要因のひとつとして追加することができる
(アメリカでは、最大2,000万匹のミツバチを運ぶトラックは普通のことであり、
毎年200万コロニーが大陸中を移動し、輸送による死亡率はひとつのコロニーで10%程度)
地球温暖化、空気汚染などによる気候の変動
○ミツバチに食料を供給する花の咲く植物の喪失を含んで、
生息環境の劣化が、野生の花粉媒介昆虫の減少の背後にある主要な要因の一部である
○大気汚染はミツバチが花の咲く植物を見つけ出し餌とする能力を阻害しているかもしれない
大きく分けて以上の4つの要因が重なり合って引き起こされたとしか分かっていません。
その他の影響として、花粉媒介昆虫の汚染及びミツバチの免疫系の弱体化があります。
明確な原因が分かっているわけではありませんが、
日本でもミツバチの大量死や、数が増えないという現象は実際に起きています。
ミツバチ減少を食い止めるために
これまで、ミツバチ関係者の間だけで認識されていた
○ミツバチの生息地の保全
○ミツバチの幼虫期の保護
○農薬散布の方法などを考慮
○野生のハチの代替的ポリネーター(送粉者)
などの提案が世界中の人々に向けて発信されています。
「ミツバチによる花粉媒介は無償のものではなく、
これを維持するためには投資と管理責任が伴うという新たな視点を持たなくてはならない。
農業生産物の経済的価値にミツバチなどの花粉媒介者の含んで評価すべき」
このようなことがUNEPの報告書に書かれています。
ミツバチは、わたし達人間にとって非常に有益な昆虫です。
(ミツバチの益虫としての側面についてはコチラ)
ミツバチ達を、温かく見守っていきたいですね。
とは言え、危険な場所や被害が出てしまう可能性がある場所の巣は
早めの駆除を行うことをおススメします。
(ミツバチの被害についてはコチラ)
(株)プログラントの蜂駆除における5つのモットー
スズメバチなど害虫駆除専門業です。
蜂は巣に接近したものに対して警戒、攻撃する習性があります。
巣を見つけましたらそっとその場を立ち去りすぐにご連絡ください。
プロの駆除担当者が迅速に安全に蜂駆除、巣の撤去をいたします。
駆除作業の際にはお客様の安全は第一ですが近隣や付近の通行されている方への二次被害がないよう最善の作業方法を考え作業いたします。
また天井裏や床下などに営巣を作り侵入口がない場合でも当社にて点検口を作成し駆除いたしますので何なりとお尋ねください。
その1 迅速な対応!
蜂の被害は人命にかかわる程に危険性が高く、迅速な対応が求められます。(株)プログラントではご依頼を受け付けた当日の対応を基本としています。
お客様の都合で当日の対応が困難な場合は最短の日程でお客様の対応しております。
その2 蜂を逃がさない工夫!
蜂の駆除においては、蜂を逃がさずに駆除する事が大切で蜂は人間が近づくと警戒のため巣から出て攻撃準備に入ります。出来るだけ蜂を巣から出さず、また出てきた蜂を出来るだけ駆除するために蜂を刺激しないように接近する事はもちろんですが、出てきた蜂に対しては大小のネットを使用して蜂を一箇所に閉じ込め蜂の駆除施工致します。
その3 家屋や壁などに傷を付けない工夫!
天井裏、床下、壁の隙間などにも蜂は危険な巣を作ります。このような場合、天井や壁を切り抜くなどの工事が必要になることがあります。
プログラントでは極力そのような工事を行わないように薬剤処理と蜂の出入り口の閉鎖をメインに作業を行います。
その4 機材を使用しての駆除!
プログラントでは蜂防護服、狭い隙間の奥や屋根裏、蜂の巣がある場合などはファイバースコープの使用、閉鎖箇所に薬剤が充満した場合などは強制換気、ハシゴが届かない場所には高所作業車を使用するなど、様々な機材設備を用いてあらゆる場合に対応出来るようにしております。
その5 蜂駆除後も安心のワンシーズン・アフターサポート!
戻り蜂対策が特に重要です。
蜂の巣を除去しますと、巣があった場所に出かけていた蜂が戻ってくることがあります。
これを戻り蜂と我々は呼んでいます。
当社では、戻り蜂対策として、巣があった箇所に粘着マットを設置して対策を図ります。
戻り蜂が捕まったこの粘着マットは後日回収に伺いますので、ご訪問は必ず2回行います。
このように、駆除後もきちんと問題がないかチェックいたしますのでお客様満足いただけると思います。
最近は蜂用スプレー等をお客様が使用されて、刺されるケースが非常に増えています。
蜂駆除専門家からみると大変危険です!
市販のスプレーは勢いよく飛ばす為すぐに無くなり何本も必要になりますので予算も想像以上に重なる上、他の蜂を刺激し飛びまわり刺された事例もあります。
2014年度だけでもご自分で試され、刺されたのち当社に依頼された方は15件を軽く超えました。
また、当社では蜂の巣をきれいに取ることも技術があり、不慣れな業者さんが行えば、蜂の巣をボロボロに壊してしまったり、危険な蜂が近隣を飛び回ったり、お家の軒先や壁・天井など壊してしまうなどのトラブルも発生いたします。
当社では蜂専門の熟練のスタッフが行いますので、全ての作業は当社にてお任せいただき、安全のためお客様はご自宅内に避難していただいております。
安心してお問い合わせください。
ぜひ専門家にお任せ下さい。再発保障も致します。
・革新する先進技術と経験で徹底的に蜂駆除を行います。
・社員教育に力を入れ、礼儀礼節・心配り・お客様第一主義で応対させて頂きます。
・安心の明瞭価格と手厚いアフターサービス。
蜂駆除施工の全てに、シーズン保証をしております。
※シーズン保証=施工した翌年の3月まで同じ場所に巣が出来た場合、無料で駆除しております。
蜂の種類、お客様で判断が難しい場合は、まずはお電話ください。
当社専門スタッフがスズメバチの巣や周辺の状況を詳しく聞き取りさせていただきます。
蜂の巣の大きさや場所、駆除作業の難易度により料金は異なります。
ご連絡の際に、以下の項目をお知らせ下さい。
- ハチの種類(ご存知の範囲で結構です)
- 巣の大きさ(例:ソフトボール大、バレーボール程度等)
- 駆除の対象となる巣の個数
- 巣を作っている場所(例・庭の木の枝、軒下、ベランダ・小屋等)
巣の場所・大きさ等により料金が異なります。まずはご相談下さい。
(株)プログラントではお客様第一主義としています。
お客様のご要望に出来るだけ添えられるよう休日・営業時間外でも対応できる体制を整えています。
問合せにつきましては、弊社HPのお問合せフォームに記入して頂くかお気軽にお電話下さい。
(対応地域):熊本市・合志市・菊池市・荒尾市・玉名市・山鹿市・阿蘇市・宇城市・宇土市・八代市・水俣市・人吉市・上天草市・天草市・上益城郡益城町・山鹿市・美里町・玉東町・南関町・長洲町・和水町・大津町・菊陽町・南小国町・小国町・産山村・高森町・西原村・南阿蘇村・御船町・嘉島町・甲佐町・山都町・氷川町・芦北町・津奈木町・鏡町・湯前町・水上村・相良村・五木村・山江村・多良木町・球磨村・あさぎり町・苓北町その他熊本県内全域対応
(県外対応地域):福岡県一部(大牟田・八女)・長崎県(島原市)・鹿児島(出水市・阿久根市・薩摩川内市)宮崎県えびの市まで対応致します。