アナフィラキシーについて
蜂に刺されてしまうと、局所症状や全身症状がおこります。
(蜂に刺された時の症状についてはコチラ)
その時、アナフィラキシーショックを引き起こす可能性もある為
約30分間はほてりや吐き気、じんましんなどといった
アレルギー反応が無いか経過を観察する必要があります。
※一度にたくさん刺されたり症状が重い場合は、
すぐに救急車を呼んで医師の診断を受けて下さい。
アナフィラキシーとは?
アナフィラキシーは、発症してしまうと極めて短い時間の間に
アレルギーの症状が複数の臓器にみられる反応の事です。
◎アナフィラキシーのきっかけ
主にアレルゲンを食べたり、飲んだり、吸い込んだりするのがきっかけ。
◎アナフィラキシーの原因物質
●食べ物
子供から大人まで幅広い世代でみられますが特に乳幼児に多くみられ
卵・牛乳・ピーナッツ・蕎麦など特定の食べ物を食べた時に起こります。
●薬物
抗生物質やアスピリン等の解熱鎮痛剤、抗てんかん薬等が多く、
造影剤、ワクチン、輸血なども原因となる場合があります。
●ハチの毒
スズメバチやアシナガバチ等に刺された時の蜂の毒液によるアレルギー反応。
蜂に刺され、アナフィラキシーショックによって多くの人が亡くなっています。
●その他の動物・虫類
稀にですが、クラゲによる刺傷、ヘビ、ムカデ、ダニ、アリなどによる
咬傷などの場合もあります。
●ラテックス(天然ゴム)
ラテックスはゴムノキの樹液に含まれている成分の事です。
医療用手袋やカテーテル等に使用されている他、
風船やゴム靴、ゴム草履などの日用品にも使われていて、
この天然ゴム製品に触れてアナフィラキシー反応が起こる場合があります。
●運動
こちらも稀にですが、運動中・運動直後にアナフィラキシーを起こす場合があります。
これは運動を中止することによって症状がおさまる事が多くあるようです。
運動誘発性アナフィラキシーと呼ばれています。
症状が出るまでの時間
アナフィラキシーの特徴は、短時間で症状があらわれます。
症状が出るまでの時間は、
アレルゲンの元となるものや個人差によっても差があります。
アナフィラキシーが原因で心停止になってしまった場合の例で、
心停止になるまでの平均時間は
薬物:5分 ハチ毒:15分 食物:30分
という結果があります。
薬物やハチ毒は直接体内に入ってしまうため早く症状が出る傾向にあり、
食べ物は、胃や腸で消化され吸収されるまでに時間がかかるため
症状が出るまでの時間は薬物やハチ毒に対し長いことが多いです。
アナフィラキシーがすべて心停止に繋がるわけではありませんが、
一度おさまった症状が再びあらわれることもあります。
症状がおさまったからといって安心せず、しっかりと様子をみたり
すぐに医療機関で受診し、速やかに治療することが大切です。
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