しろありの習性を活かした駆除
シロアリの発生
駆除の方法や薬剤の安全性、本当に根絶できたのか、など
シロアリ防除にはさまざまな疑問があり、
安心して行うことが出来ないという方がおられるかもしれません。
羽アリや蟻道の発見などでシロアリ被害に気付き、ご自分で駆除を行おうとすると
シロアリの生態や建物の構造、駆除の方法などたくさんの知識が必要となってきます。
シロアリ駆除や防除の薬剤、対策グッズは量販店で数多く販売されています。
しかし、シロアリの巣を完全に除去することができなければ
被害の進行を遅らせることはできても、根本的な解決に繋げることは出来ません。
知識なくやみくもに駆除を行ってしまうと
被害が余計に拡大してしまったり、その後の駆除が困難となるだけでなく
多大な費用の問題がでてくる場合もあります。
実際にシロアリ駆除剤の市販薬を使用して、
駆除に失敗し、被害が拡大した例が多数あります。
シロアリの被害の場合は、目に見える深刻さが分からない場合があり、
自己判断で対処しているうちに被害が拡大してしまうケースがほとんどです。
シロアリの種類に応じた駆除法や生態に適した薬剤を使用することや
被害に適した駆除方法、家庭環境に応じた駆除方法など
知識がないと正しい駆除がすることが出来ません。
定期的にご自分で家や床下のチェックを行うことはとても良い事ですが
安全を第一に行うようにしましょう。
(床下セルフチェック-準備-についてはコチラ)
(床下セルフチェック-注意-についてはコチラ)
(床下点検-セルフチェック-についてはコチラ)
シロアリ駆除の難しさって?
① | 地中や木材の中に生息しているため、外からの薬剤浸透が困難 |
② | 木材自体をエサとしているため、毒エサの導入が非効果的 |
③ | コロニーの一部でも残ってしまうと、移動して被害を拡大させる。 |
以上のようなことがあり、これまでのシロアリ駆除は
強い薬剤を使用したり、大量の薬剤を使用していました。
すると以下のような重大な問題が発生します。
① | 環境汚染 |
② | 健康被害 |
③ | 多額の費用 |
④ | 駆除不完全 |
⑤ | 二次的被害 |
現在のシロアリ駆除に使用する薬剤は、以前使用されていた薬剤(クロルデン等)など
環境汚染や肝臓障害の毒性の問題から輸入や製造、使用が全面的に禁止になりました。
その後クロルデンの代替薬品として、有機リン系殺虫剤が多く使用されましたが、
シックハウス症候群の一因として考えられるようになり
安全性の疑問が新聞に掲載されるなど敬遠されるようになり、
それ以来は、安全性を重視した薬剤が次々と開発されるようになってきています。
環境や健康に配慮したシロアリ駆除の技術が必要とされてきていますが
弊社では、日本しろあり対策協会の防除施工仕様書の規定された安全管理基準に基づき、
協会で認定登録 又は登録された薬剤・工法を用いてシロアリを駆除しています。
点検や防除施工時には、協会認定の「しろあり防除施工士」の
資格を持ったスタッフがお伺いさせていただいておりますのでご安心ください。
(しろあり防除施工士についてはコチラ)
シロアリの習性を活かした駆除
一般的に社会性の昆虫であるシロアリの駆除には、
非忌避性・遅効性の薬剤が適しており、
これは、シロアリの習性を活かした薬剤の種類となっています。
とは言え、現場の状況によって薬剤使用の工夫は必要となってきます。
そもそも「シロアリがいるんだから早く退治したい」と
考えられる方も多くいるのではないでしょうか?
「何で遅効性なんだ」とお思いでしょうが、これには訳があります。
一般的なシロアリ駆除の方法として「バリア工法」がありますが
これは、樹木の根回りや廃材などに巣を作り、地中でエサを探すシロアリが
エサに辿り着くまでに障害物にぶつかると上に向かって蟻道を作るという習性をもとに
その侵入経路をバリアして被害を予防する、または侵入をシャットアウトするための工法です。
(バリア工法・ベイト工法についてはコチラ)
バリア工法には一般的に「非忌避性」の薬剤を使用します。
非忌避性の薬剤は刺激がなく、ニオイもほとんどないため
シロアリに気付かれることなく、シロアリの体に薬剤を付着させることができます。
その上、遅効性のためすぐに死んでしまわず、そのまま巣に帰ります。
シロアリは体の表面を清潔に保つため、仲間同士でお互いの体を舐めあうという
「グルーミング」という習性があり、薬剤が次々に他のシロアリに伝播し
最終的にはシロアリ群を巣ごと根絶させることが出来るのです。
そのため遅効性でないと巣全体の根絶が困難となってきます。
非忌避性の薬剤を土壌に散布 |
↓ |
床下へ侵入しようとするシロアリに薬剤が付着 |
↓ |
薬剤に触れたシロアリが他のシロアリに薬剤を伝播していく |
↓ |
仲間のシロアリへ2次、3次伝播する |
↓ |
薬剤を巣まで持ち込んだシロアリが次々に死滅する |
↓ |
シロアリの巣は全滅 |
以上のような流れで、シロアリのグルーミングにより薬剤の成分は
コロニー(巣)全体のシロアリに伝播され、最終的には完全に全滅します。
疑似卵でのシロアリ駆除
シロアリの巣で暮らし、生活環境や資源を共有または搾取する好白蟻性の生物には
ノミバエやコガネムシ、ハネカクシなどが存在しますが、
実は虫だけでなく、菌もシロアリの巣で共生しているのです。
その菌は、シロアリの卵に似た疑似卵のようなボールになり
シロアリに卵だと思わせて、巣まで運ばせることで侵入し、繁殖しています。
この菌は「ターマイトボール」と言う菌の一種です。
ターマイトボールは乾燥耐性がないため、シロアリに卵のように管理されることで
乾燥や、他の微生物、雑菌から守ってもらっています。
ターマイトボールは、シロアリの卵とは全く違う形をしているのですが、
なぜシロアリは騙されているのでしょうか・・・。
これは、シロアリが卵と認識する時に、アゴでくわえる時の卵の直径と
卵のニオイを似せることにより、自分たちの卵だと認識させています。
シロアリの糞や唾液には抗菌作用があり、
それを巣の内部に塗ることで有害な微生物の繁殖が抑制されています。
それに対し、ターマイトボールはシロアリに卵と思わせ巣に運ばせることで
簡単にシロアリの巣内に侵入し、それに加えシロアリの巣が分散する時
卵と同じように運んでもらうことで、分布を広げることも可能となります。
このターマイトボールの現象を利用し、疑似卵の駆除剤を開発している会社もあります。
卵と思って運んでいるものが、殺蟻成分だとは知らず駆除されることとなります。
(株)プログラントではお客様第一主義としています。
お客様のご要望に出来るだけ添えられるよう休日・営業時間外でも対応できる体制を整えています。
羽アリ・シロアリの無料点検で大切なお住まいの状態を把握されておけば安心です。
点検についてはシロアリ防除の資格保有者がお伺い致します。
デジカメで床下の状況を写真に撮り、テレビで確認が出来、
お客様に分かりやすい詳細の説明を致しますのでご安心下さい。
問合せにつきましては、弊社HPのお問合せフォームに記入して頂くかお気軽にお電話下さい。
☆ 更に満足の3つの安心
※1年に1度の定期点検 (5年間無料点検・報告書作成・デジカメによる確認)
※シロアリ再発時・無料再消毒
※施工前後の施工写真付き
社団法人:日本シロアリ対策協会認定のシロアリ防除資格者がお伺い致します。
(対応地域):熊本市・合志市・菊池市・荒尾市・玉名市・山鹿市・阿蘇市・宇城市・宇土市・八代市・水俣市・人吉市・上天草市・天草市・上益城郡益城町・山鹿市・美里町・玉東町・南関町・長洲町・和水町・大津町・菊陽町・南小国町・小国町・産山村・高森町・西原村・南阿蘇村・御船町・嘉島町・甲佐町・山都町・氷川町・芦北町・津奈木町・鏡町・湯前町・水上村・相良村・五木村・山江村・多良木町・球磨村・あさぎり町・苓北町その他熊本県内全域対応
(県外対応地域):福岡県一部(大牟田・八女)・長崎県(島原市)・鹿児島(出水市・阿久根市・薩摩川内市)宮崎県えびの市まで対応致します。